見出し画像

噛む面の虫歯を防ぐ裏技

虫歯を予防する方法の1つとして
"シーラント"というものをご存知ですか??

今回は"シーラント"について歯科医師がお話しします。


シーラントは主に
乳歯や生えてきてまだ期間の短い永久歯の
噛む面に適応の虫歯予防法です。

イラストを用いて解説するので
ぜひ最後までご覧になってください。


虫歯リスクが高い
歯の溝の虫歯が心配💦
そんな人にはシーラントが良いです!


生えたての大人の歯は
・反対の歯としっかり噛み合う前なので噛む面の溝に汚れが残りやすい
・歯が柔らかくまだ硬く成熟していない

これらの原因から虫歯になってしまうリスクが高いです。


そもそも歯で
虫歯になりやすいところとはどこか
ご存知でしょうか?


答えは

"噛む面の溝"や"歯と歯の間"です!

虫歯になってしまう前に歯の噛む面の溝を
フッ素の入った樹脂(シーラント材)で
埋めておく方法が“シーラント”です。
歯を削る必要がありません。

イラストで解説していきましょう!

噛む面の溝の形態のせいで汚れが残りやすく、
虫歯になってしまいやすいのです


そのためあらかじめ汚れが溜まりやすい溝を
樹脂で埋めてしまおう方法です!
そうする事で虫歯になりにくく出来ます


この方法で完全に虫歯リスクがゼロになるわけではありません。
シーラントのキワの部分から虫歯になる事はありますし
シーラントも取れてしまったり、すり減っていきます。

シーラントが欠けた様な状態だと
余計に虫歯になりやすいこともあります。

なので歯科医院での定期的な検診は必要です☝️

噛む面の虫歯に対してとても予防効果がある方法なので
今回紹介させていただきました👨‍⚕️


いつもご覧いただきありがとうございます。

このアカウントでは毎週水曜日に歯科医師が歯についての記事を投稿しています。
(その他の日も不定期で投稿します😊)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?