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『GDPと軍事力』号外2020/9/8

本日は世界の指標からどことどこを見ていけば、            世界の構図が見えてくるか判ればいいな~という回です。

まず、ニュースなどでよく聞く世界の指標として

【GDP】

・GDP……国内総生産:Gross Domestic Product。国内で生み出された付加価値総額。

地域別平均と世界平均です。ここを見ると2020年予測で唯一東アジア・大洋州地域だけがプラス予想。

もう少し地域を細分化した図が載っています(世界経済見通しのエクセルと同じです)

双方の数値を見ても、先進国のGDP成長率の低さはしょうがないと言えばしょうがないのですが、新興国・途上国の伸びはやはりいいですね。特筆すべき国はやはり中国。どうこう言っても伸びはいいです。

投資家ジム・ロジャーズ氏も何年も前から中国推しで、お子さんに中国語を取得させている程ですから。

日本は3位です。しかし、限りなく4位に近い3位。ただ、日本の順位はいいです無視して下さい。
重要なのはその下にある、円グラフ。【世界全体に占める各国名目GDP比】です。

米国24.6%、中国16.9%、日本6.0% ドイツ4.4% 4カ国ここまでで世界の半数以上 【ここは覚えてて下さい】

資本主義の摂理で、経済が発展すると人口が減る。というのは以前にもお伝えしましたが図の通りです。

次は世界の軍事力です。

一目瞭然ですね。

1位米国、2位ロシア、3位中国、4位インド、5位日本

話の主旨となるデータがやっと出揃いました。

各国ニュースは様々あると思いますが、どこの国を中心に見ていかなければならないか一目瞭然です。
それぞれのデータで10位以内の国を見るだけで動きがわかってきます。

米国がなぜ 中国を目の敵にするかと言えば、GDPと軍事力の総合2位なので、No.1の地位を脅かす中国に圧力をかける事は必然的な流れなのだと思います。

そこで、二人いるジャイアンに付く為、スネ夫的存在の動きが今非常に活発です。

先日、ロシアで反政府 野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の毒殺が図られたと報道が有りました。

記事の内容はあくまでも主張なので、本当のところはわかっておらず勿論ロシア政府は否定しています。この事件国内の話ならまだわかるのですが、ドイツ政府が間に入っていて更にこじれてきています。

相関関係を見ると、ロシア反政府側にはドイツ、NSC(米国)、EU(ドイツがトップ)がついています。
ロシア政府側には恐らく中国がつくでしょう。なぜ、中国がつくかと言うと地政学的リスクを考えれば、プーチン政権を後押ししなければ、中国自身の存在が危うくなるからです。

アメリカは当初は対ロシア、対日本と想定していたと思いますが、中国が出てきたことで構図が変わってきました。
資本主義の米国、それに対する社会主義のロシア、政治は社会主義、経済は資本主義の中国、基本資本主義は社会主義を潰したいので目の敵にします。

仮にプーチン政権が倒れれれば、アメリカ側につく新ロシア政府が誕生し軍事力1・2位が牙を向き、中国はますます窮地に追いやられてしまうので死守したいのです。
しかし、人口比率やジム・ロジャーズ氏の話にもあるように、アジアの急速な発展が見込まれ、アメリカの世界覇権も危うくなってきているのが現状で昔のように一気に片が付かないのかもしれません。

そこで、日本はどうしても板挟み状態が続いています。(ファーウェイ・ティックトックは今の所そのまま)
米国側に重きを置きすぎると、尖閣諸島や北方領土問題を抱えていますので、中国、ロシアに脇を締められてしまい話が進みません。
一方、中国、ロシア側に付くという言う感覚が、今の国民感情的に起こり得るかと言えば非常に厳しいのでは無いでしょうか。
そんな状態なので、日本の外交はもの凄く大変なのではないかと思います。

しかし、しかしです。日本にはもの凄く力を持った政治家がいるんです。
自民党 二階幹事長この方、大の中国好き親中派です。下の動画を見て頂くとわかるのですが、どれだけ政界に力を思っているか
わかると思います。この方が総理大臣のバックに居るというのがミソですね。二階幹事長の動きも見逃せないかもしれません。


日経新聞社が決意表明をされています。ここは重要ですよ。

正解は、まだない。日経は考える。
世界はこれから、どこへ向かうのか。マニュアルや前例は、もう役に立たない。
じゃあ、どうするか?大切なのは考えることだ。
考えることによってのみ生まれる、あなたの意志だ。
「だから新聞を読みましょう」なんて、都合のいいことを言うつもりはない。
これは決意表明だ。考える。調査する。立証する。
あなたに価値ある情報を提供し続けることで、我々は未来を見つめていく。

最後にまとめると

注目の国 アメリカ、中国 ここは外せません。 ついで 日本、インド、フランス、イギリス、ロシア、ドイツ
あとは核兵器を保有している国 パキスタン、北朝鮮、イスラエル等この辺でニュースが出てきたら、注意するとわかりやすいかもしれません。


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