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『二次産業の顧客は三次産業』 SGDs関連2020/9/16

国 勢 調 査 就 業 状 態

平 成 27 年 国 勢 調 査 就 業 状 態 等 基 本 集 計 結 果

1次産業 4.0%
2次産業 25.2%
3次産業 70.6%

「第1次産業」…...「農業,林業」及び「漁業」
「第2次産業」…...「鉱業,採石業,砂利採取業」,「建設業」及び「製造業」
「第3次産業」…...「電気・ガス・熱供給・水道業」,「情報通信業」,「運輸業,郵便業」,「卸売業,小売業」,「金融業,保険業」,「不動産業,物品賃貸業」,「学術研究,専門・技術サービス業」,「宿泊業,飲食サービス業」,「生活関連サービス業,娯楽業」,「教育,学習支援業」,「医療,福祉」,「複合サービス事業」,「サービス業(他に分類されないもの)」及び「公務(他に分類されるものを除く)」 

この数字を見て2次産業の優位性を見て取れるでしょうか?

復習みたいなものです。

3次産業を支えているのが1次2次と輸入です。

平たく言うと2次産業の顧客は3次産業なので、ハッキリ言ってブルーオーシャンです。3次産業の方々はまだ気付いていないかもしれません。最近は地方創生の後押しもあり3次産業から1次産業に変わりつつあるようにも感じますが、それでもまだまだと感じます。テクノロジーの発展に伴う3次産業の盛り上がりもありますが、それもいずれ常態化し人が行う仕事も減るのも予想できます。

ブルーオーシャン

ブルーオーシャンであるならば、1次産業の方がと思われるかもしれません。
過去の記事を読んで頂ければご理解いただけるかと思いますが、1次産業はかなりリスクがあります。
地球環境の変化に伴い、1次産業は作物などは冷害で非常に厳しい環境になるかもしれません。また、漁業も同じ理由でもっともっと厳しくなるでしょう。
3次産業から移行してきた方がテクノロジーを取り入れ、1次産業の変革をもたらす事は容易に考えられます。
例えば、近畿大学の取り組みは最たるもの。海外で見ると「代替ステーキ肉」3Dプリンターで生産、野菜も人工光型植物栽培
このように昔からある方法で生産するリスクが高まっている以上、農業や漁業も変革しなければならない状況である中で、6次産業の活性化が見込まれます。

これから最も伸びるであろう2次産業が非常に手薄で、参入できる範囲が今後もっと大きくなると考えます。

まず、3次産業から移行する受け皿になることで、労働人口も改善されてくるものと考えます。なぜならテクノロジーが進めば進むほど、3次産業は最適化していきます。ある意味、効率が悪い産業だったとも言えるのかもしれません。

ポテンシャルを秘めている

2ページ目の『1,はじめに』の引用です。
宇宙は今後の我が国の成長産業になるポテンシャルを秘めている。ものづくり、インフラ、情報・通信、サイエンスなど、我が国が得意とする分野を含むインテグレーションから成り立つ統合型産業である。
宇宙先進国としてのプレゼンスを発揮し続けるため、しっかりとした未来ビジョンを持って、大きく成長させる必要がある。

宇宙利用の現在と未来に関する懇談会

「建設業」「製造業」「学術研究,専門・技術サービス業」「教育,学習支援業」とハッキリと言っています。
今から大きく成長させる業種が今の第2次産業に向く、まさにブルーオーシャン。今、不景気で潰れている場合では無いです。

「使い古されたジレンマ」

2ページ目の【日本の協調外交への評価】を読んだ体で話を進めさせて頂くと、「使い古されたジレンマ」とありますが、日本がいなければ宇宙では何も出来ない状況を作ってしまえば、日本が主導権を握れるチャンスなのかもしれません。

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