人生がいきなり変わってしまった時のことの話23

現実に戻る

電波塔は、宇宙人の思考と地球の電波塔の妄想は個人的にはすごく面白かった。
そして小説のようなものを何度か書いてみた。

未来の男の子を先祖の英霊が助ける話を。
歴史マニアなら私は必要ないから、根本的に興味のない人が強制的に入ってくる雑音で嫌厭したり無意味な罪悪感を抱かないように。
深刻になるし取っ付きにくい物じゃなくて、真面目な話ではなくてギャグっぽいのかいいなとか、歴史に添うものというよりファンタジー感あふれるものがよかった。

守護霊で霊体だから全然声は届かないんだけど、なんとなくの感性は繋がることができて、単に通学路で選ぶ道とかそういうのが好転していくような。
そんな話。
良い出会いがあって、好きな人ができて、普通に幸せになる話。
子孫の子が生きててよかったと思う未来に連れていくことが目的の。

例えば、「英霊の子孫がオタクのになってて家から出ないし負のオーラがすごいので、守護霊がなんとかしようとする話」とか。

オタクにしたのは私も漫画やアニメが好きなオタクだから。
あと単に面白いと思ったから。

そこにはヒロインが必要で、可愛い女の子なんだ。
その子を好きになってダイエットしたりとか、会話とかとかできるようにとか、色々頑張るようになる。
守護霊は目に見えないけど、そういう子と出会えるように橋渡しをする役目みたいな。

内容が面白くて私はその妄想に没頭していた。
だけど結局、書こうとしたらどうにも書けなかった。
理由だけど、オタクの子心理を考えるとそこに至る納得のできる背景が必要だから。
引きこもりになるオタクの子の心理が私にはわからなかった。

腐ってもないし、グッズにも興味ないし、イベントにも興味がなく、仲の良い友達も漫画やアニメには興味がない子しかいなかった。
会社のオタクを豪語する人には「お前はただの漫画好きだよ!」と言われてしまった。

引きこもりの深層心理も書けなかった。
ネットや本で見聞きしたことは書けるけど肝心のキャラとしての個性が掴めなかった。
BBQやクラブが好きだけどネクラなパリピ。
好奇心は強いけど広く浅く飽きたらすぐやめる。

ヒロインなら多種多様にできた。
人の顔はお覚えられないけど一応お水だったから。
モデルは店の女の子かクラブで出会った子達になるけど、大体恋愛体質だったから参考にできると思う。

何度もチャレンジして、でも途中で全部挫折してしまった。
そもそも私は英霊の話を書きたかったわけなのに目的を見失いそうになったから。

少年マンガみたいに日本の霊界で悪霊と戦ってて、実は全国の護国神社にもそういうグループがあってライバル同士とか。
技名とか言って悪霊退治攻撃してたら私は多分爆笑すると思う。

でもやめた。
右翼にも冒涜だとおこられそうだし、左翼にも美化するなとか英雄化するなとか怒られそうで怖いから。
正直歴史にさほど詳しくないから歴史オタクにも激怒されそうだ。
実在する個人のモデルは作りたくない。イメージ作っちゃうから。
神社にも許可取らなきゃ行けない。
何より戦闘描写もよく分からない。
技名って一体どこから来るのか、ちなみに飛行機どこいった?

すごく後になって、自由に発想できなくなりそうで気が進まないけど、宇宙人に歴史をもっと勉強したほうが良いか?と聞いた。
宇宙人は「通信してる部分も脳の領域は使ってしまっているし、電波塔の脳の容量も限りがあるので無理はしなくて良いと思うよ。」
と言われた。

もっと脳に容量のある、頭の良い人だったら可能だったろうと思う。

妄想は生活に影響出てない時→影響が出た時→そして復活した時もずっと継続して考えていたから単に気を使ってくれているのだとわかった。

今はもう諦めて私は脳内で起きていることをそのまま一旦書くことに決めた。
だからこうして書いている。

知識とか情報とかはPCでもネットでもAiにでも任せておくことにしよう。
いつかなんとかできればと思ってデータは取ってある。


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