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電脳交通で働く人たち

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電脳交通で働くメンバーの想いや働き方が分かるコンテンツをまとめています。
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#働き方

タクシーを「地域の公共交通」へ変革する挑戦ー電脳交通が目指す役割と思い描く未来とは

「地域交通の課題は一様ではないからこそ、その解決にはプロダクト以外の形も模索し続けている」 COOの北島が話すように、電脳交通ではタクシー配車システムと配車委託システムを土台に「次世代の『タクシー』を創造し、タクシーと街の新たな関係を構築する」というビジョンのもと、様々な自治体や企業と協力し地域交通が抱える課題解決に取り組んでいます。 ビジョンの実現に向けて、現在の課題と思い描いている未来について、北島に聞きました。 変革・変容の推進に向けた意見調整のあり方 ーー北島

相手に寄り添い、良き相談相手になることー顧客とともに二人三脚で進む営業の形

「国内全てのタクシー会社に対して、地道で丁寧に課題解決に寄り添いながら、関係構築を図ることが電脳交通の営業です」。 営業未経験ながら、今では東北全域から北関東一帯を担当するまでに成長し、タクシー会社から絶大な信頼を得るほどに活躍する松下は、「常に相手のために何ができるのかを考えて行動すること」が大事だと話します。 タクシー会社のデジタル活用をサポートすることで、どのような課題解決を図るのか。自分達はタクシー会社にとってどのような存在になるべきか。松下が考える電脳交通が提供

「管理」ではなく「企業の成長基盤」をつくるー他部署と連携し、事業の挑戦を牽引

電脳交通が提供するクラウド型タクシー配車システムには、車両に搭載される乗務員用タブレット端末の存在が欠かせません。タブレットは自社開発ではなく他社提供のため、その在庫や流通を正確に管理することが健全な提供体制や財務体制につながります。 企業の根幹部分を支え、縁の下の力持ちとしての役割を担うのがCorporate PlatformチームのProcurement(調達)セクションです。今回はセクションリーダーであり、徳島県にUターンした中川に業務内容や仕事のやりがいについて聞き

電脳交通で働く人たち vol.2

何事にも情熱無き人がある。 これを国家社会の上から見れば、 酔生夢死(すいせいむし)の人間というほかなく、 その種の人が多くなればすなわち国は必ず滅ぶ                   参考【渋沢栄一訓言集】座右銘と家訓 2021年の大河ドラマ「青天を衝け」の主人公であり、日本資本主義経済の父ともよばれる渋沢栄一の言葉です。 国だけでなく、人間が集まる組織という概念では、地域社会や企業にも同じことが言えるかもしれません。 電脳交通は、国内の地域交通を支えるタクシー事業

上場目前のベンチャー企業から、地方のベンチャー企業で働く人と向き合う挑戦を選んだ理由

「もっと自分を成長させたい。もっとできることを増やしたい。もっと社会に大きな貢献ができる仕事をしたい」 そんな強い想いを持ち、ベンチャー企業で挑戦する若者は数多くいます。10月に電脳交通に中途入社した、内村翔太郎もそのひとり。27歳の内村は、新卒で大手人材紹介会社に勤めた後、社員20名程のHR領域のベンチャー企業に転職。事業が順調に拡大し、社員も倍以上となり、上場を目前に控える程急成長していた企業から、電脳交通に転職しました。成長真っ只中のベンチャー企業以上に、自身の成長と

タクシー事業者様との関係を育み、成功を後押しする、カスタマーサクセスの仕事

「DXの仕事は一見華やかに見えますが、地道な積み重ねがあってこそです」 社長の近藤洋祐は、自社の事業を語る際、タクシー事業者様との日々の小さなやりとりの積み重ねについて、その大切さを強調します。タクシーのDXは、システムを開発して導入すれば即完了というわけではありません。 レガシーな業界ゆえ、従業員の平均年齢は60歳を超え高齢の方も多く、ITに馴染みの薄い方も少なくなくない中で、事業者様に寄り添いながら、ITを活用できるように丁寧にサポートしたり、デジタルの要素を馴染ませ

「福岡で働きたい」が「徳島で働きたい」に。新卒入社1年目で180度変わった理由

「『絶対に福岡で働く』という固い気持ちで就職活動をして働き始めたのに、今『徳島で仕事をしたい』と思っている自分は、本当にどうしたって感じですよね」 笑いながら自分の気持ちの変化を振り返る大村美樹は、就職活動の際に「絶対に地元の福岡で働きたい」という意志を電脳交通に伝えていました。福岡の配車センターの立ち上げを担う予定で入社しますが、徳島での研修を経て心境に変化が生じます。「絶対に福岡で働きたい」という想いから、今は「徳島で働きたい」と言い切る180度の心境の変化。その間には

東京から徳島に移住してまで、電脳交通にジョインした理由

「東京で10年仕事をしていて地縁も無いので、徳島に移り住む不安は小さくありませんでした。ただ、『やりたい仕事ができるかも』と思ったとき、移住の不安よりも『その仕事がしたい』という期待と動機が上回りました」 住む場所を変えての転職は決して簡単ではない中、東京から徳島に移住し、電脳交通にジョインしたのが西本裕紀です。西本が移住のハードルを超えることができたのは、「自分のやりたい仕事ができる」というただ純粋な期待と動機だったと言います。電脳交通のどこに魅力を感じ、何が移住を決意する

電脳交通で働く人たち vol.1

「電脳交通って、動物園みたい」 ある社員がぼそっと漏らした一言。この一言は、電脳交通で働く人たちのバラエティに富んだキャリアを形容して言った言葉です。電脳交通には、本当に様々なバックグラウンドを持った人が集まり、仕事を共にしています。働いている自分たちでさえ、「よくこんなおもしろい人たちが集まったな」と驚くほど。 今回の記事では、電脳交通で働くまるで“動物園のような”バラエティに富んだメンバー、そのおもしろいバックグラウンドを、少しでも感じてもらえるよう8名のメンバーを紹

DX最先端の現場でタクシー事業者に寄り添い、伴走する。電脳交通カスタマーサクセスの仕事

地域交通の鍵を握るタクシー業界、地方では配車依頼の75%超が電話経由であり、ネット回線ではなく無線機経由で連絡を取り合う事業者も珍しくありません。働く方々も50代・60代の方が多く、中にはITやデジタル機器に詳しくない方もいます。 そんなタクシー業界を文字通りDX(デジタルトランスフォーメーション)するために伴走するのが、電脳交通のカスタマーサクセスチーム。事業者に寄り添い真摯で粘り強いコミュニケーションを続ける仕事について、カスタマーサクセスチームの大森(写真中央)・正木

タクシー配車システム新機能、開発に携わった3人の想い

様々な業界で急速なIT化が進む中、タクシー業界はIT化が遅れています。紙と電話で日々の業務を管理する会社、十数年同じシステムを利用し続ける会社。バブル期をピークにタクシー利用者が減少する中、システムの高額な保守費用等が負担になる事業者が多く存在します。 日本全国のタクシー事業者における業務効率化・経営改善を支援する電脳交通が、今回配車システムの新しい機能「自動配車機能」と「データ解析機能」をリリースしました。 「自動配車機能」は、通院や習い事への送迎等、定期的に配車が必要

協同無線組合×電脳交通の新しい形

配車室で、安堵の声が聞こえます。 冬のある日、北九州で前例の無いプロジェクトがひとつの形になりました。北九州市の明交運輸協同組合の配車業務を、電脳交通がそのまま引き継ぎ再構築するという、電脳交通にとっても協同組合にとっても初めての取り組みです。そこで初めての配車が完了しました。 全国の協同組合が抱える課題、そのための最適解の模索タクシー業界には、各社で重複する業務を共同で分担して行う「協同組合」が全国にあります。しかし、その多くは維持が難しくなっています。組合を立ち上げた当

交通に関する仕組みや経済を新しい形で社会に実装する

「これがそのまま仕事になればいいのにな」 趣味に没頭しているとき、そんな夢を頭に思い描いたことがある人は、ひとりやふたりではないのではないでしょうか。ゲームが好きな人がゲームクリエイターに、乗り物が好きな人が運転手に。電脳交通で、そんな好きなことを仕事にする夢を叶えたのが10月に入社した堀口駿です。堀口の趣味はずばり「交通」。運転手やパイロットではなく、鉄道会社や航空会社ではなく、電脳交通の事業こそが自分のやりたかったことだと言います。 様々な交通分野に幅広く興味を持った学