電光石火

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  • 妄想国家ニッポン

    日本の近代史における見過ごされた歴史を再考し現代日本の真の姿を知る。 巷で流布される言説が妄想であることを事実をベースに語る。

最近の記事

妄想国家ニッポン 井の中の蛙

イスラエルとクルド人との関係から見えるモノMichel Yon氏が言っていた「イスラエル人とクルド人は仲が良い」という言葉の意味をよく理解できていなかった。なんとなく日本の川口周辺に増えているクルド人もイスラエルと関係があるのかな?くらいに思っていたが、少し調べてみると、長期間にわたる支援の歴史、宗教ではなく人種の違いによる戦略がようやく理解できた気がする。イスラム教徒として一括りに論じられていることがより一層この理解を危うくする。日本版Wikipediaは日本語編集である

    • 妄想国家ニッポン 米軍支配の構造

      横田空域の国内法の根拠はどこにもない。1959年に日本上空の管制権は表向き返還されたことになっているが、日米合同委員会による「米軍基地とその周辺は例外とする。」「日本政府は、軍事演習を行う米軍機について、優先的に管制権を与える」という密約(1975年5月8日)に基づき横田空域が設定されている。 その法的根拠は、航空法特例法 第3項である。 「前項の航空機及びその航空機*1に乗り組んでその運航に従事する者については、航空法第六章の規定は、政令で定めるものを除き、適用しない。*

      • 日本保守党とその魅力

        2024/10/15 百田尚樹「七人の侍」にはせる想い久しぶりの百田劇場は泣かせるものだった。果たしてその言葉は本物なのか?多くの人々は彼がポピュリストだと言うのだろう。探偵ナイトスクープの構成作家として関西を中心に日本全国に笑いを届けてきたこの漢の本質とは何か。笑いの一方で百田尚樹がベストセラー小説で伝えてきたもの。日本人としての生き方そのものを「永遠のゼロ」「海賊と呼ばれた男」で描きたかっただろうか。 日本保守党が勝負を賭ける総選挙を前にして10/12のYoutube

        • 2024/10/7 イスラエルはイランを攻撃するか

          イスラエルが10/2未明のイランの報復攻撃に対し、反撃を行うか注目が集まっている。日本のメディアは10/2の攻撃を一切報じていない。第3次世界大戦の危機だというのに。完全にイスラエル及びその勢力の支配下に置かれていることを意味するほかないだろう。 この状況は、先月9/14頃から起こったウクライナ戦争における西側、特に背後に位置すると言われるディープステート(DS)の動きと酷似している。 クルスク侵攻と原発攻撃が不発に終わり、英米NATOは打ち手を失いつつあった。そこでウクラ

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        • 妄想国家ニッポン
          5本

        記事

          ロシアを読み解くカギ ウラジミール・プーチン

          ロシアの治安と経済が、戦争特需もあって絶好調なことは多くの識者が語っているところだが、西側メディアは全力でこれを封殺しており、ロシアウォッチャーには当たり前のことも、日本国民には一切正しく伝わらない。直近では鈴木宗男氏とモスクワへ同行した佐藤優氏は具体的に、街中の様子やレストランの賑わいなど、およそ西側メディアに接する人たちには想像もつかないことを述べている。また識者としては山谷えりこ議員の弟である伊藤貫先生、米国の戦略家ミアシャイマー教授などがロシアおよびプーチンについて的

          ロシアを読み解くカギ ウラジミール・プーチン

          第三次世界大戦の恐怖がもたらすもの

          10/2未明からのイランのイスラエルへの弾道ミサイル攻撃は、多くの日本国民に「第三次世界大戦」の恐怖を植え付けるには十分すぎるものだった。 Xのトップキーワードに「第三次世界大戦」が並び、ポスト主とフォロワーコメントの多くが、「まさか起こるなんて、起こりそう」「止めてほしい」「避けたい」というコメントが溢れかえっている。 つい先日の中国軍機やロシア軍機の領空侵犯には「撃ち落とせ」「警告が甘い」などとよくも言ったものだ。今となっては戦争を起こしたいのか、起こしたくないのか、判

          第三次世界大戦の恐怖がもたらすもの

          政治問題ほか 雑感を綴る

          2024/10/10「選挙の顔がいない」自民党の醜態 解散後いち早く各党は事前活動を開始しているが、X(Twitter)トレンドやニュースには、日本保守党、有本香、れいわ、山本太郎、共産党、参政党、創価学会などのキーワードが出現しているが、自民党に関する者は岸田前首相、西村康稔などネガティブな報道に関するもののみ。一部で「高市早苗氏への応援演説要請120件」も流れるが一方で「稲田朋美は応援演説を断られた」などなど、日本保守党、参政党、れいわ新撰組などの第三極がスタートダッシ

          政治問題ほか 雑感を綴る

          ベラルーシ日本人拘束事件の背景 佐藤優氏の解説

          Youtube 大地塾鈴木宗男議員と佐藤優氏の大地塾のYoutubeをフォロワーさんのポストをきっかけに拝聴した。諜報機関の常識を聞きなれない我々に開陳頂ける佐藤氏の説明はまさに目から鱗。その背景をよく理解できたので簡単に記述する。 日本の情報機関 実際にどう動いたかは報道されておらず不明だが、今回の件での、最大の功労者は原内閣情報官および内閣情報調査室。そして政治的判断は秋葉国家安全保障局長によるものだというのが佐藤氏の見解。更に外務省及びベラルーシ大使館はくその役にも

          ベラルーシ日本人拘束事件の背景 佐藤優氏の解説

          あさ8 勝手なまとめ

          あさ8を勝手に解説しています。日本保守党の政策と絡めた議論の背景、百田先生の第6感の働きぶりと百田劇場、有本ワールドとその論理構成の仕組み、ゲストを交えたトークの間、笑いのツボを探します。 詳細はXのタイムラインにてご確認ください。 2024/10/3 有本先生の素晴らしさ2なんだか有本先生応援団に成りつつあることは置いておいても、有本香先生はとにかく素晴らしい。今日は朝からスカッとした気持ちになった。知識の基盤が膨大にあるからゆえに、新たな考え方を補完して、圧倒的スピード

          あさ8 勝手なまとめ

          核戦争 カウントダウン

          ウクライナのクルスク侵攻をきっかけに、核戦争へのエスカレーションが進んでいる。日本政府およびマスメディアは、総裁選でこれを覆い隠すことに成功し、国民には一切知らせない態度を取っている。 核のエスカレーションをロシア、英米NATO及び関係諸国の反応、情報を通じて因果関係を考察する。核とは何か?抑止力とは何か?本質に迫ることはできるのか?詳細はXタイムラインを確認願いたい。 2024/10/9 戦争屋DSとイスラエルがどこで諦めるのか?戦争屋DSとイスラエルがどこで諦めるのか?

          核戦争 カウントダウン

          日中紛争への道 10/16更新

          日中紛争作戦が開始されているようだ。 関連する日中間及び関係諸国の動静を記録し、紛争発生までの因果関係を後に検証する。詳細はX本ポストの返信、連続ポストを確認願いたい。 2024/10/16 日本の政治空白における北朝鮮情勢変化ここ数日で急速に事態が動いている。最終的にはロシア報道官ザハロワのコメント「典型的なアメリカの手口だ。」が最も言い当てているような気もするが。 10/7の報道でトランプはロシア、中国、北朝鮮は米国の敵ではないと語った。以前からロシア、中国には言及し

          日中紛争への道 10/16更新

          植民地ニッポン② 戸籍制度と日本侵略

          昭和44年に明治時代の壬申戸籍が全て廃棄されたことをご存じだろうか? それと同時に明治43年(1910)以前の戸籍も廃棄されたと思われる。 昭和44年当時の政権は自民党、時の総理大臣は佐藤栄作である。 GoogleAI検索の結果は、以下の通り。 実は法務局に保管されているという説も存在するほど真偽が定かではないが、現在閲覧できないということは公的には廃棄されたと解釈していいだろう。 何の目的で廃棄を行ったのだろうか? 簡単に調らべてみると、不可解な点が多数出てくるから不

          植民地ニッポン② 戸籍制度と日本侵略

          妄想国家ニッポン②

          ロシアは日本を侵攻出来ない小学生でもネットで調べれば判る話を、さも権威主義国家は侵攻すると騒ぎ立てる輩こそが売国奴だ。実は言葉のトリックで、この裏には3つの欺瞞が隠されている。 タイトル自体は、国語の読解問題で「ロシアは日本に攻めてこない」とは意味が違うのだ。よく読んだ方は「侵攻」の意味と後段の説明を読み納得する。 だがこれらの言葉のトリックに隠された、 3つの欺瞞を理解すれば考え方、見方を変える必要性を感じるだろう。 そして如何に対ロシア 防衛が杜撰でいい加減なものかを感じ

          妄想国家ニッポン②

          妄想国家ニッポン①

          中国の台湾侵攻は起こらない金門島ときいてピンとくる方には釈迦に説法だが、この金門島に中国は2度攻め込んだが、2度とも台湾は戦いに勝利しこれを撃退している。 多くの日本人がこの事実を知らない。 福建省厦門からわずか10km/中国から最短1.8kmに近接する小さな島だが今も台湾が領有する台湾領だ。 今から70年前に中華人民共和国は、 1949年 古寧頭戦役(こねいとうせんえき) 1958年 金門砲戦(きんもんほうせん) と2度の軍事紛争を起こし、以降1979年まで中国は金門島への

          妄想国家ニッポン①

          在日3世4世たちの苦悩

          3月末のとある一日 娘の友人が地方大学への入学が決まり、その引っ越しの見送りに行った。 その数日前、その友人宅に呼ばれ夕食を馳走になるという。 高校は違ったが中高通じて仲良くさせて頂いた友人なので何の疑問も抱くことなく了解と返事をし娘は友人宅へ出かけて行った。 「何をよばれてきたん?」 人づきあいに御礼やお返しは欠かせない。 何を馳走になったのかを聞き、Lineや電話での御礼、時には御呼ばれのお返しに友人に来てもらうことも多い。主に家内の役目だがいつものルーチンと帰っ

          在日3世4世たちの苦悩

          植民地ニッポン① その支配者たち

          インドは180年以上 インドネシアは400年以上 マレーシアは450年 フィリピンは450年  植民地支配された。 幸いにも日本の存在が 彼らの独立の手助けの一つとなった。 その日本は80年支配され続けている。 米国支配の実態とは日米地位協定という条約による治外法権、 内政干渉による支配。 指揮権特権、基地設置特権、 密約等は歴然と存在する。 何故、日本はこれらを撤廃出来ないのか? 調べていくうちに幾重にも張り巡らされた植民地支配の実態が見えてくる。 まず一つ目の重要な

          植民地ニッポン① その支配者たち