あの時あの台〜疾風編〜 ㉖CRペルソナ3MTZ

いよいよ、打ちたいスロット無くなってしもうた。でも、パチンコ屋には来てしまう。何か打ってないとストレスになる。もう、適当に決めよう。ペルソナのパチンコなんかあるんや、これでいいか。甘やから、すーぐに当たるやろ、演出もゲーム好きなんやから、ちっとくらいは楽しいはず。

うーん、そういうことやないんやな。好きな台=出る台、勝てる台、なんやな。もっと言うと、勝った台=好きな台 やな。台がどうこうじゃない、自分が興奮できたら何でもよくて、興奮できるんやったら少々のストレスも我慢できる。勝ったら次の日は朝から調子よくて、金も懐にあるから何でも好きな物買えて、それが快感なんやな。快感を得られたら、そこまでの苦痛は全部忘れられるから、

アル中もこんな感じなんかな。辞めたいけど辞められない。あんまり辞めたいとも思ってないけど、辞めたら楽になれるんじゃないかとは思ってる。でも体は言うこと聞かない。次の日には全部忘れてる。だからまた打ちに行く。

この台も、面白いはずなんやけどな。打ち始める時はウキウキになってるんやけど、ものの1,000円打ったら、回転数が、とか、ヘソの周りが、とか考え始めてすぐにストレス感じ始める。ストレスありきでしか、快感は得られんのだろうか。ストレスがあるから、勝った時の興奮が増すのか。

何考えてるんかなパチンコ打ちながら。楽しみで打ちに来てるはずやのに、悩みに来てるような。でも来ないとそれはそれでウズウズしてストレスなんよな。八方ふさがり、どうしようもない。

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