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【キャパオーバーに注意】無理しないで!疲れている時に体が出すサイン4つ

現代社会ではどうしても、上の立場から与えられた仕事を無理してこなしがちです。頑張ることは大切と言っても、それで自分が壊れてしまっては悲しいです。

大丈夫、大丈夫と思っていても、体は正直。限界を超えれば必ずどこかに異常が起きます。ここで体が出すサインを見逃してまた無理を重ねれば、大変な事態に陥ることもあります。キャパオーバーになる前に早いうちに気付いて、対処しなければなりません。

そこで今回は疲れている時に体が出すサインを4つ紹介します。限界を超えると心にも体にも問題が起きますが、体の異常の方が気付きやすいかと思って今回は体に絞って紹介します。

よろしければ、最後までご覧ください。




1.食べなさすぎ、または食べ過ぎ

心身の疲れから、食欲に異常をきたします。そのため食べすぎたり、逆に食べなさすぎたりという問題が発生します。

ストレスを受けて自律神経が乱れると、食欲が低下します過労状態では生活が不規則になりがちで、胃腸の調子も悪くなり胸やけや胃痛などを起こします。消化器官が弱ることで、食欲がさらになくなってしまうのです。

一方で、ストレスを受けすぎて、食べ過ぎてしまう人もいます。酒を飲み過ぎてしまうケースもあるため、注意が必要です。アルコール依存症は回復に時間がかかり、元の生活に戻れないことさえあります

この食欲に異常がある状態が続くと、体重が大きく変わってしまいます。食べなさ過ぎて痩せることも、食べ過ぎて太ってしまうことも、どちらも良い状態とは言えません。急激な変化は、体に大きな負担をかけてしまいます。異変に気付いたタイミングで、なんとか対処しなければなりません。


2.眠れない、または眠りすぎ

働き過ぎると、疲れていても眠れません。心が疲れて、仕事中の興奮や不安が抜けず、眠りに付けなくなってしまうのです。なんとか眠れたとしても睡眠の質も落ちて、起きた時でも疲労が抜けていないことがあります。

睡眠時間が減ると、疲労が溜まりさらにミスをしてしまいます。失敗して人に責められれば、さらにストレスを溜める悪循環に陥ることもあるでしょう。

逆に、寝ても疲れが取れないために眠りすぎてしまう人もいます。辛い出来事が多くなると、これ以上ダメージを受けまいと、脳がフリーズしてしまうのです。睡眠時間が長くなると、規則的な日常生活を送ることさえ、難しくなることもあります。

睡眠時間に変化が起こるのは、睡眠の質が落ちてしまうためです。寝つきが悪くなるなど、変化を感じたら注意しましょう。自分に合わせた睡眠時間と時間帯で、変わらずに睡眠を取り続けることが理想です。


3.やる気が出ない

ストレスを受けるにつれ、無感情になっていくのです。たとえば…。

  • 虚無感や無気力

  • 無感動

  • 笑う回数が減る

  • これまで楽しかったことも楽しめなくなっていく

これらを感じている時は、燃え尽き症候群になり始めている可能性があります。疲れ果ててやる気がなくなり、鬱になってしまうことも。

やる気と言うのは実は有限で、無理矢理引き出そうとすると必ず反動が来るものです。そして、一度消えるともう一度点火させるには時間がかかります。自分が自然に出せるやる気を信じて、その範囲内で頑張りましょう。


4.体が重い、だるい

無理をするほど、体がだるくなったり疲れやすくなったりします。睡眠や食事といった生活習慣の乱れも相まって、免疫力が低下してしまうのです。そのため放置すると、さらに重い病気にかかる可能性が出てきます

さらにその体調が悪い状態に気付かず、慢性化させてしまうこともあります。体調不良をいつものことだと思って、放置してはいけません。頭痛や発熱を感じたら、キャパオーバーの可能性があります。

限界を超えた挑戦は自分の成長に繋がる、と言います。しかし体を壊してしまうほどに頑張ってしまうことに、意味はあるのでしょうか?取り返しのつかない状況になる前に、限界を見極めて引く勇気も大事だと思います。


脳が限界に達するとサインを出す

ここまで体に出てくる4つのサインを紹介してきましたが、これらのサインは、すべて脳が限界を感じるために出るものです。受けるストレス量が限界に達した時、脳がサインを出します。

  • 判断能力が落ちる

  • 集中できなくなる

  • ミスが増える

  • イライラする

  • 不安になる

これまで紹介したこと以外にも、脳にストレスがかかることによって上のような問題が発生します。脳に異常が起これば、そこから繋がる体にトラブルが発生するのは自然なことです。

少しのキャパオーバーなら問題がなかったとしても、限界を超えている状態が続くと異常を起こしやすくなります。大きな辛い出来事がなくても、ストレスを受けてしまうとやはり限界が来てしまうのです。


疲れたらこまめに休もう

疲れたら、こまめに休息を取りましょう。疲れていると思っていなくても、体を休めることは大事です。

ここまで体に起こる異常について紹介してきましたが、自分が限界を超えているかどうかというのは、案外わからないものです。頑張ったら、その分だけ自分を労わってあげましょう

それでも改善が見られなければ、環境を変えていきましょう。身近な人に相談するとか、もういっそ転職して仕事そのものを変えるか。辛くなる原因をどうにかしなければ、自分が苦しくなる一方です。

どれだけ大事なものがあったとしても、我慢のしすぎは良くありません。自分が壊れて、辛い思いをするだけです。何でもいいので、自分が少しでも楽になる方法を探していきましょう


今回はここまで。
自分を大事に、程よくやっていきましょう。

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