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ジリ貧になる日本!? 

”ジリ貧”とは、「じりじりと貧しくなること」の略語で、”徐々に貧しくなっていくこと”です。つまり、収入がだんだん減っていって、金銭的に厳しい状況になることをいいます。また、経済的以外でも”じりじりと良くない状況に落ち込むこと”という意味でも使われることがあります。日本の経済はジリ貧状態のようです。

かつて日本は、アメリカに次いでGDPが2位の時期がありました。そのころはGNP(国民総生産)が使われていたような気がします。その頃はバブルの絶頂期で、給料は上がるし、株価も上がっていました。しかしそんな好景気はいつまでも続きません。土地や株のバブルが崩壊すると、みるみる経済は冷え込んで行きました。経済の落ち込みを抑えられないまま、日本は”失われた30年”を過ごすことになりました。

これが30年で終わればよいのですが、まだまだ終わる兆しが見えません。日本のGDPは、中国に抜かれて世界第3位ですが、経済の長期停滞などの影響で早ければ2023年にもドイツに抜かれて4位に転落する可能性が出てきました。昭和の高度経済成長や、その後のバブル景気などを経験した一人として、ちょっと寂しい気がします。”驕る平家は久しからず”の言葉の通り、栄華はいつまでも続きません。

私は経済の素人ですが、専門家によれば、「近年の円安に伴うドルベースの経済規模の縮小に加え、日本経済の長期の低成長がGDPを蝕んだ結果」なのだそうです。このまま、企業の労働生産性や国際競争力を高める政策をテコ入れしなければ、遅くとも5年以内にはドイツに抜かれる可能性が高いそうです。

人口が減少し、経済もシュリンクしていく日本。ここで踏ん張らないと暗い未来しか見えません。頑張れニッポン!。でも、何を頑張ればいいの?。

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