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届け吉報!! 大大吉?

一般的なおみくじ(6つの区分)の順位を良い順番に並べると、
Aタイプ ①大吉 ②吉 ③中吉 ④小吉 ⑤末吉 ⑥凶 というのと
Bタイプ ①大吉 ②中吉 ③小吉 ④吉 ⑤末吉 ⑥凶 という2つの順番があるそうです。これらは”吉”に関する解釈の違いだそうですが、”どちらも正しい”のだそうです。それから、凶の下に大凶がある7区分のおみくじもポピュラーです。

大学生の頃、近くの神社のお祭りに男女数人で出かけた時、みんなで”景品付きのチョッと高価なおみくじ”を引いてみようということになりました。メンバーの多くは、中吉やら小吉やらの、どれくらい運が良いのかわからない結果でした。「俺は末吉だった」「私は中吉」みたいにワイワイ騒いでいる中に、一人だけ無口になった友達がいました。恐る恐る聞いてみると、なんと大凶を引き当てていました。あまりに深刻な顔をしているので、神主さんの一人に大凶について聞いてみると、「枝に括り付けて、お参りをすれば大丈夫ですよ」と明るく答えてくれました。

おみくじのことを調べていたら、大吉の上に『大大吉』というのがあることを知りました。大大吉は、どこの神社にもある訳ではなくて、岩手県の鵜鳥神社、東京の靖国神社、京都の伏見稲荷神社などの限られた神社にだけあるのだそうです。しかし最近はこの大大吉を求めて、大大吉が引ける神社仏閣巡りが増えているそうです。

ところで、大大吉の確率はどれくらいかというと、伏見稲荷神社では年間に1本出るかどうかくらいにレアだそうです。もうすぐやってくる初詣期間には、伏見稲荷神社には250万人もの参拝者が来ます。例えば、5人に1人がおみくじを引いたとすると、50万分の1の確率になります。11月22日から売り出された年末ジャンボ宝くじの3等(100万円)の当選確率が50万分の1なので、大大吉の御利益は100万円相当だと言えそうです。

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