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同じ本が二冊ある理由

 紙の本が好きで、ついつい買ってしまいます。中には、同じ本が2冊ある場合があります。勿体ないと思われるかもしれませんが、私なりの理由がありました。

 仕事で使う本を手元に置いておきたい場合、職場に1冊自宅に1冊という場合もありました。その本が必要なら、その都度、家に持って帰ればいいじゃないかとお叱りを受けそうですが、持って帰るのが面倒くさいのと、直ぐ近くに置いておきたいので、迷わず二冊買ってしまいました。

 また、最初は1冊だったのに、書き込み過ぎ読み込み過ぎでボロボロになったため、保存用にもう1冊買ったケースもありました。プログラミング関係の本の何冊かはこのパターンでした。このパターンの1冊目は、2つまたは3つに分離しそうなくらい痛々しい姿をしています。

 専門書や技術書の場合には上記のキチンとしたそれなりの理由がありますが、小説の場合はウッカリ2冊目を買う場合が結構あります。小説は本屋さんでブラブラしながら選ぶのが好きなのですが、好みの本が偏っているので、前に一度読んだのに、呼んだことを忘れて買ってしまう場合があります。こんな場合は、読み始めてから、ムムッなんか似たようなストーリーがあったような・・・、と本棚を探してみると全く同じ本がある場合がありました。

 また忙しい時に、時間ができたら読もうと買っておいた積読つんどく本に、新しく買った本と同じものが隠れている場合もありました。この場合は2冊ともまだ読んでいません。さすがに同じ本を三冊買ったケースはまだありませんが、加齢でポンコツになっていく今後が不安です(笑)。

 しかし、著者に少しばかりの御礼(印税)を差し上げて、もっと面白い本を書いてもらえるのであれば、(うっかりした)二冊購入も腹が立ちません。

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