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執着を捨てるのは難しい!?

 タロットカードのリーディングの結果に、「執着を捨てなさい。そうすればあなたに明るい未来が開けます」的なことがよくあります。人間誰しも、1つや2つのこだわりはありますから、誰にでも当てはまりそうなアドバイスです。でも、出来そうで出来ないのが”執着を捨てること”です。

 執着とは、ある事や物に心が囚われて、それから離れることができない状態のことです。物事にこだわることは仕方ありませんが、物事に執着し続けるのは良くないことかもしれません。”生への執着”や”食への執着”は、本能的なものなので取り除くことは難しいかもしれません。しかし、それ以外の物事でも執着を捨てるのは難しそうです。

 出来そうで出来ないから、今ではすっかり定着した『断捨離』のように、物への執着を捨てるためのハウツー本がベストセラーになります。私も捨てるのが苦手で、特に紙の本や資料は、容易に捨てることができません。さすがに量が増え過ぎて、紙の資料だけはデジタル化した後に、泣く泣く捨てました。しかし、今のところ全く困っていないので、捨てても問題なかったようです。

 本だけは、未だに捨てられずにいます。自宅のベッドルームは本棚以外の場所も本だらけで、自分の居場所が侵食されています。最近は、本の置き場所に困って、ベッドの上にも置いています。今は電子出版もあるので、製本した本を買わない選択肢もあるのですが、ついつい買ってしまいます。どうやら断捨離は、まだまだ先のようです。


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