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自作解説①: エロスの気紛れ

 2020年末の紅白歌合戦にも出場したYOASOBIの『夜に駆ける』は、疾走感のあるテンポの良い曲で、若者の間で大ヒットしました。この曲のイメージの元になっているのが、短編小説『タナトスの誘惑』です。
 この短編を読んで、『夜に駆ける』のイメージがガラッと変わりました。それだけ、インパクトのある短編小説です。ネットでググれば、すぐ見つかりますし、2・3分で読める短編なので、是非読んでみてください。
 この『タナトスの誘惑』に触発されて書いたのが、拙作『エロスの気紛れ』です。タイトルからも何となく想像できるように、真逆のコンセプトで書きました。拙作では、”どん底からの小さな光”に焦点を当てて書いています。両方の作品を読むと、その違いが良くわかると思います。あなたは、タナトス派、それともエロス派?

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