私が子供のころの習い事と、現代の習い事はかなり様変わりしています。私が習ったのは、剣道とソロバンと習字(毛筆)でした。剣道は週2回で3年間、道場に通いました。ソロバンも週2回で2年間ほど通いました。ただし、習字は2回目で挫折したので、胸を張って習ったとは言えません。
最近の習い事のランキングは以下の通りです。昔ながらの習い事もしぶとく残っていますが、昔には無かった習い事もランキング入りしています。
堂々の1位に輝いたのは水泳で、ここ数年は連続して首位をキープしているようです。2022年9月に行われた調査によると、水泳に通っている小学生の割合は全体の25.7%を占めているので、4人に1人が習っていることになります。中学校受験をする子供が多い都市部では、低学年の時に水泳で体力作りをし、高学年になると学習塾(3位)に移行するパターンも多いようです。
5位の英語・英会話教室は、小学校の学習指導要領の改訂と関係しているかもしれません。我々の頃は、英語は中学からでしたが、今は小学校から英語の授業が始まります。我が子には英語を身につけて欲しいと思う親心でしょうか?。
10位には、ダンス(バレエ以外)が入っています。具体的にはヒップホップダンスやフラダンスなどです。私が住むマンションでも、集会所でヒップホップダンスやフラダンスを習っている小学生をよく見ます。職場から戻るタイミングが、ダンスの時間と重なっていたようです。
15位のプログラミングやロボット教室は、現代を象徴するような習い事です。私が小さい頃は、コンピュータは限られた人だけしか見たことのない特別な機械でした。しかし今では、パーソナルなコンピュータは当り前になっています。その昔、プログラミングはプログラマーの専売特許でしたが、今では多くの人にとって役立つものと考えられています。
また、2022年度以降の高校1年生から、情報の活用やプログラミングについて学習する新科目『情報Ⅰ』が必修科目になりました。さらに、2025年度の大学入試から、情報Ⅰが大学入学共通テストで出題される予定です。プログラミング教室は、これらの先取りなのかもしれません。
今から50年後の習い事はどうなっているでしょうか?。
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