短歌ブームとChatGPT
現在、“空前の短歌ブーム”らしいです。私はあまり興味が無いのですが、我家の奥さんは少しだけ短歌に興味があるみたいでした。教科書に出てくるような有名な短歌は、一応、常識として知ってはいますが、自分で短歌を作ったことはありません。
これまでに私の中で最もインパクトのあった短歌(?)は、私が小学生の頃に放送されていた大橋巨泉さんのパイロット万年筆のCMです↓↓。意味不明な日本語ですが、音のリズムが良いし、何となく”万年筆の書き心地”がイメージできます。
ミジカびの キャプリキ取れば 過ぎちょびれ
過ぎ書きスラの 葉っぱ踏み踏み
もう一つ私の中でインパクトのある歌は、分類で言えば狂歌になりますが、トンチでお馴染みの一休さんこと、一休宗純の以下の歌です。
元日は 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし
この歌は、「お正月が来たと浮かれているが、一つ歳を取ったということは、一年寿命が縮まったのと同じことだ」という、一休宗純らしい、ちょっとシニカルな歌になっています。
私には雅な歌心は理解できないので、”変わった歌”ばかりが印象に残っています。ところで、最近なにかと話題の人工知能ChatGPTは、短歌も作れるようです。「短歌 ChatGPT」で検索したら、次のような記事が見つかりました。この記事では、ChatGPTに3つのキーワードを指定して、5つの短歌を作らせた結果を載せていました。
Q(質問).3つの言葉、”空”、 ”地図”、”不等式”を入れて、短歌を5首作って。
A(解答).
1)空と地図 手に描く不等式 未知の道
挑戦する勇気と 新たな可能性を求めて
2)地図に書く 未来の軌跡 空の下
不等式の意味を 探し求める旅の途中
3)空見上げ 雲で描いた 不等式
まだ見ぬ地図に 広がる世界
4)地図に描く 縦横無尽な道 空を目指して
不等式が示すように 可能性は無限大
5)空と地図 交わる不等式 未来の扉
挑戦と冒険を求めて 踏み出す勇気を持とう
さて問題です。上の短歌には、一首だけ私が作ったヘタクソな短歌が含まれています。それはどの短歌でしょうか?。わかるかな?。
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