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『難読漢字』について

薔薇ばら醤油しょうゆのように、読めても書けない漢字は多いですが、普段お目にかかることが無くて、全く読めない漢字もあります。タイトル画の漢字は、絵から想像できると思いますが、”さんしょううお”と読みます。このような、”読むのに骨が折れる/ほとんど読めない”漢字を難読漢字と言います。

難読漢字には、当て字も多いため、使われている漢字を知っていても読めないものが結構あります。国名などの漢字は、ほとんどが難読です。仏蘭西フランス洪牙利ハンガリーは何とか読めても、土耳古トルコ希臘ギリシャになると、まず読めないでしょう。現在、国名はカタカナで表記するのが一般的ですから、漢字の国名に触れる機会は殆どありません。これらの漢字に出くわすのは、漢字検定テストくらいです。

きょう、とあるネットニュースを読んで、違った意味での”難読漢字”があることを知りました。例えば、”室内禁煙”や”駐車禁止”などです。皆さんは、これらの漢字が読めて、意味がわかりますか?。実は、これらの漢字が読めない/理解できない人が多いのだそうです。その証拠に、車を止めてはいけない場所に堂々と駐車したり、タバコを吸ってはいけない場所なのに吸う人が後を絶えません。日本の識字率は99%なので、何とも不思議な現象です。

どうやら、その漢字が読めて理解できても、”無視してよい”と考える自己中心的な人がいるみたいです。公共の場所でのルールは守るべきものですが、順法意識に欠けた人たちがいることも事実です。今の法律では、18歳が成人年齢ですが、モラル(道徳心)の有無を確認する”成人テスト”が必要かもしれません。

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