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自分マガジン 日常のエッセイ編

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日常で起こった様々な出来事をエッセイにしました。あまり役に立ちそうにありませんが、読んでホッコリして頂ければ幸いです。
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#英語

キッズの習いごと今昔

私が子供のころの習い事と、現代の習い事はかなり様変わりしています。私が習ったのは、剣道とソロバンと習字(毛筆)でした。剣道は週2回で3年間、道場に通いました。ソロバンも週2回で2年間ほど通いました。ただし、習字は2回目で挫折したので、胸を張って習ったとは言えません。 最近の習い事のランキングは以下の通りです。昔ながらの習い事もしぶとく残っていますが、昔には無かった習い事もランキング入りしています。 堂々の1位に輝いたのは水泳で、ここ数年は連続して首位をキープしているようで

”コン”で、日本語がコン乱しています。

キツネの鳴き声は”コン”と表現されますが、今回はキツネの話ではありません。元々の語源は英語ですが、省略して使われる”コン(com-/con-)”のことです。ラテン語の接頭辞 com-およびその変化形con-(col-;cor-)の意味は、”共に”や”完全に”などになります。 最初はコンピュータ(computer)のコンです。よく使われるのはパソコンです。パソコンはパーソナル・コンピュータ(personal computer)の略称です。昔は私的に利用できる自分のコンピュータ

ネイトー(NATO)とケイオス(chaos)

 最近よく耳にするNATO(North Atlantic Treaty Organization)は、日本語では北大西洋条約機構といい、ヨーロッパおよび北米の30カ国による軍事同盟です。NATOは、日本語ではローマ字そのままの発音で”ナトー”と呼ばれますが、実際には”ネイトー/ネイトウ[néɪṭoʊ]”に近い発音です。似たような綴りで、国や部族を表わすnationも、発音はネイション[néɪʃən/ ˈneɪʃʌn]です。  混沌を表わすカオス(chaos)も発音は、本当は

英語の語幹 temp

 久しぶりに、英単語に関する記事を書きます。テンポが速い/遅い、のように使われますが、テンポ(tempo;速さ)は時間に関する単語です。元々は、時(time)を意味するラテン語のtempが語源です。  tempが付いた単語は、意外とたくさんあります。まずは先頭がtempから始まる、使用頻度が高い単語を列挙します。 1) temporary (形):一時的な、仮の 2) temporarily

ドラゴン桜式 英単語の暗記法

 ドラゴン桜のコンセプトは、「バカやブスこそ、東大に行け!」ですが、そんなに簡単には東大に入れないので、こんなドラマが成立するわけです。東大は無理としても、ドラマ中には実用的な勉強法がでてくるので、私の経験と併せて紹介します。  英語の学習には、文法や英単語の勉強が欠かせませんが、英単語は機械的に記憶するだけでは、なかなか定着しません。ドラマ・ドラゴン桜2で出てくるのは、語源を絡めた英単語暗記法です。英語が得意な人にとっては、当たり前だよと言われそうですが・・・。  ドラ

聞き取れないよ~!

 大学院生の時、外国から来たエンジニア達の通訳兼お手伝いのアルバイトをしたことがあります。しかし、通訳というのは名ばかりで、当時は(今でも)英会話は苦手でしたし、身振り手振りで何とか伝わる程度の拙い英語力でした。  このアルバイト時に、トラブルが起きました。どうやら、コンピュータが故障したようなので、修理に出したい。ついては、同じコンピュータメーカの日本法人にコンピュータの症状を伝えたいのだが、自分は日本語ができないので、英語のわかるエンジニアに取り次いで欲しい、とのことでし

"アイ・ノウ・おばさん" in Guam

 今から5-6年前です。子供たちが、一回も海外に行ったことが無いから行きたい、と言い出しました。仕方ないので、海外旅行入門編として(チープで)お手軽な、グアム島を選びました。入国もスムーズで、ビーチで遊んだり、レストランで食事したり、免税店で買い物をしたりと、旅行自体は楽しい毎日でした。子供たちも、いつもと違う海外気分を満喫できたようでした。  帰りの事です。空港には、余裕をもって出発の2時間前には到着しました。しかし、朝から空港は大混雑でした。長い列になっていましたが、出国