現場に足を運ぶ
東京ビックサイトで開催中のFaW TOKYO ファッションワールド東京に行ってきました!
https://www.fashion-tokyo.jp
日本では最大級のファッション系展示会です
展示会は、以下の7つのエリアに分けられています
1F
第1回 健康・美容・スポーツウエアEXPO
第9回 生地・素材EXPO
第3回 ファッションテックEXPO
第4回 サステナブルファッションEXPO
第11回 ブランド&デザイナーEXPO
第11回 ジャパンファッションEXPO
4F
第9回 アジアの縫製・生産工場EXPO
開催回数から見ると、この展示会は当初、日本の良いものを世界に向けて発信する場だったことがわかります
しかし、現状、残念ながらMADE IN JAPANエリアはかなり小さく、4階の海外エリアのほうが大きい、また1階にも中国、台湾、韓国、バングラデシュなど海外企業もたくさん出店していました
4階のアジアの縫製・生産工場マップのなかで、唯一、赤線で囲われていたのが、なんと夫の国バングラデシュ!
世界的な衣類製品の輸出量としては2022年の統計で23位のバングラデシュ🇧🇩
https://www.globalnote.jp/post-12116.html
しかしながら、コストや質の向上で、ポスト中国として、注目が高まっているのだと思います
衣類や生地など色々な企業さんが出ていましたが、なかでも皮革製品のブースは、人だかりが多かったように感じました
写真撮りたいのにお兄さんたちがなかなか退いてくれない(笑)
近隣のインドやネパールでは、宗教的な観点から、牛を食べないため、国境では牛の売り買いもさかんだという話を聞いたことがあります
バングラデシュは、イスラム教徒が大半を占める国なので、カレーやビリヤニなど、牛もよく食べることから、牛革製品の生産も盛んです
現地では、靴といえばBata(バータ)、お土産といえばAalong(アロン)というくらい、有名な会社がありますが、そういう企業さんは出ていないところは、少し気になりましたが。。。
なんとなく話してみたいと思った出店者さんと話したところ、貴重なお話も聞かせていただくことができました!
そんななかでも、目を引いたのは、興和株式会社さんによる出店
興和さんといえば、バンテリン、Q&Pなど、ドラッグストアでよく見るヘルスケア商品の大手企業ですが、
実は2003年から、オーガニックコットンの農場運営、生分解性・土壌改良の効果もある和紙素材なども作られているそうです!
https://www.fashion-tokyo.jp/spring/ja-jp/search/2024/directory/directory-details.%E8%88%88%E5%92%8C%20%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE.org-b0e6e481-9867-490c-b475-f541d7299080.html#/
行って見て感じてくる、感じたところで話してみる、話のなかから、糸口を見つける
「蚕のまゆは1本の長い長い糸、その糸の最初を見つける作業があって、そこから “糸口を見つける” という表現が産まれた」と、教えて下さったのは、Tokyo Cotton Villageのトミザワさん✨
私自身は、ファッションの仕事をしてるわけでもない、ファッション関連の会社で働いてる訳じゃない、でもないないからは何も産まれないと思っています
ただ、情熱クラブに入り、志を同じくする仲間たちと「コットンダイアリー」という活動をするなかで、
衣類、生地、生産、自給率、そして夫の田舎はもともと手機織りの産地だということに、意識を向けるようになったのです
興味がある、関心がある、気になることがある、知りたいことがある、話したいと感じる人たちがいる現場がある…
インターネットでなんでも調べられる時代になった反面、だからこそ、足を運んで、接触して、聞いた話には、必ず肌感覚が伴います
そして「その業界」にだけ身をおいていたら見えないこともたくさんあるんですよね
以前、パートをしてたインド料理屋の日本人オーナーさんは、食品系展示会に連れていってくださいました
大手コンビニでパートをしてた時には、コンビニスタッフと社員向けの展示会にも行かせていただきました
その経験をもって、初めてのファッション系展示会を見に行けたことは、私のなかでは筋が通っていることだけど、
なんの筋なのか、どんな意味があるのかなんて、わかってくるのは、まだまだ先のこと
会場でたまたま起きたこと、たまたま聞いたこと、たまたま見たものというのは、全部に意味があります
行かなければそれを手に入れることもなかったのですから、心の声に従って行動する、現場に行くのは、とても大事なことだと思います
チャンスというのは、前髪しかないと例えられますが、それを虎視眈々と狙う人は、チャンスが来た時に全身全霊で勝負するために準備や努力をしています
しかもイヤイヤやるとか、やらされてやるとか、しなきゃならないからするのではなく、やりたいからしている、ワクワクしているんです!
私も今回の経験や体感したことをふまえて、また一歩一歩と進みたいと思います
天日干しにこだわる生地の柴屋さん、ブース展開もとても明るく元気で、若くて可愛い女性の営業担当さんが、一生懸命、生地の説明をして、うどんもくださいました!
こういうエネルギーが、未来に向かって新しい道を切り開いて行くのだと感じました。
初めてのFaW TOKYO、行ってよかったです!
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