№240 ボクの苦手なおじさんも、ボクの先生だったりする。

歩きスマホで体当たりしておいて、ボクがぶつかってきたかのように睨む女の子のおでこに「歩きスマホ」とタトゥーを彫ってあげたいタマちゃんこと、ボクもタトゥーが未だに気になるやつです。noteを書きましょう。
#みんな急いでるね

さてクリスマス目前となり
今日もお出掛けしていましたが、どこも混雑していますね。
#伊勢丹に行ったけどカップルが多いのなんのって

そんな中、先日あった出来事について
ちょっと書いてみたいと思います。

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▼ボクの苦手なオジサン
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ボクがよく利用する駐車場に、
ちょっと苦手な係員がいました。

口うるさい初老の男性といった見た目です。

利用するたびに、
ボクは同じやり取りを繰り返したのです。

「車のミラーを閉めなさいよ。ここの駐車場は閉めなきゃ入れないんだから！！」

「すみません、ボクの車はミラーのところが壊れていて閉まらないんです！」

「そんなのそっちの都合だろう！ラインからはみ出ないように閉めてください！」

「いや、でもこの前もその前も閉めないままで入れましたよ！」

こんな押し問答を繰り返すのは、
いい加減にうんざりしているのですが、
そこが車を停めるのに、
いちばん便利な場所なのでやむを得ないのです。

毎回、同じやり取りを何回もするので、
いつの間にか係員の顔までしっかり覚えてしまいました。

そんな中、
先日、ついにひと悶着が起こりました。

いつもは渋々通してくれる係員のそのオジサンが、
手で無理やりミラーをぐいっ！！と閉めてしまったのです。

別に壊れはしませんでしたが、
やはりそんなことをされるのは
とてもじゃないけど気分がいいものではありません。

ぶっちゃけ、ボクは腹を立てました。

車はとめられたので我慢して買い物に出ましたが、
ボクが怒っていたことは
相手にも伝わっていたでしょう。

いくらか声を荒らげたかもしれません。
#覚えてないけどね

内心、いやだな、と思いました。

駐車場に戻って料金を支払うとき、
またあの係員のオジサンと顔を合わせるのです。

どう考えても気まずいけれど、
車を置いたまま帰るわけにもいきません。

そのときボクは思い出したのです。

昨日より今日、
自分がちょっと変わって新しくなりたいのなら、
まわりから学ばなければならない。

そして、いちばんの「先生」は、
この人なのだということを。

毎日のなかで接するものは、無限にあります。

経験や出来事、本やアートや音楽、
さまざまなものから刺激を受け、人は変わっていきます。

ボクとてそれは同じですが、
これまで生きてきたなかで、
ボクにもっとも大きな影響を与えてくれたのは人でした。

ボクが影響を受けたなかには、
尊敬できる人も、凄い人も、
とってもすてきな大人もいました。

しかし、
特別優れた人だけが「先生」でなかったことは事実です。

世の中からはみ出した
ボロクソの暮らしをしていた人からも、
すべてにいい加減な嘘つきからも、
ボクは何かをそれぞれから学べました。

知り合いでもなんでもない、
通りすがりの人の笑顔ですら、
人生を形作ってくれた、
小さいけれど、かけがえのないパーツなのです。

その意味では、駐車場の係員のオジサンもまた、
先生になり得るということです。

「彼はボクに、何を教えてくれるのだろう？」

そんなことを考えながら駐車場に戻ったボクは、
係員にあいさつをして、
「さっきはすみませんでした！」
と謝りました。

すると彼は、
ボクが折れたことを受け入れてくれたのでしょう。

ミラーのことなど忘れたように、
「いつもありがとうございます」
とニッコリ送り出してくれたのです。

その瞬間
「苦手な係員がいる」という事実は、
「苦手な係員がいた」という過去の話に変わりました。

それでも、すべての出会いがすてきなものというのは、
美しい夢に過ぎません。

気まずいことももあれば、
腹が立つこともあるのが現実の暮らしでしょう。

だからこそ、
「この出会いから、自分は何を学べるだろう？」
と考えることに意味があるのではないでしょうか？

今日、出会う人すべてが、
自分に何かを教えてくれる先生だと思えば、
相手のファッションや見てくれ、
性格の良し悪しすら気にならなくなります。

やさしい人から学べることもあれば、
意地悪な人から学べることもあるのですから
この考え方を試し続けていると、
自然に「ありがとう」という感謝の気持ちが生まれます。

人に生かされて生きているという真実を、
忘れずにいられます。

街中でふとコミュニケーションをとった人を、
先生だと考えてみましょう。

現場からは以上でーす。

気持ちのいい体験から学べることもあれば、
嫌な体験から学べることもあると思うよー！！

テラコヤ５｜タマちゃん｜note

そんな感じでマガジンもよろしくねー！！！