ハワイ再発見〜リゾート地以外の魅力を見つけてきた〜

2023年12月15日 09:38

はじめに

こんにちは、理系大学生の空飛ぶでんでんむしです。
昨年に引き続き、アルバイト先のアドベント・カレンダーで記事を書くことになったので、今回は3月にハワイに行ったときの思い出を書こうと思います。
寒い日が続きますが、この記事を読んで少しでも気持ちが温まっていただければうれしいです。

ちなみに、昨年の記事はこちらからご覧いただけます。

なぜハワイへ

今年の3月に大学の語学研修のプログラムで2週間、ハワイのオアフ島に行きました。語学研修と言っても、実際の英語の授業は平日の午前中だけだったので、残りの時間はビーチに行ったり、ハイキングに行ったりとハワイを満喫しました。
この記事では、2週間の滞在で見たり聞いたりしたことについて書こうと思います。

ホストマザーとの会話

ハワイでの宿泊先は、ホームステイでした。はじめてのホームステイだったので緊張しましたが、ホストマザーのエミリーさん（仮称）や他のプログラムでホームステイしていた日本人の学生さんたちが優しく接してくれたおかげで、すぐに馴染むことが出来ました。エミリーさんとはいろいろなお話をしたのですが、一番印象に残っているのは、なぜハワイにずっと住んでいるのかを聞いたときです。

もともと、エミリーさんはハワイで生まれたわけではなく、20年ほど前に仕事の都合でハワイに移住した方でした。現在は、ホームステイの仕事をするかたわら、不動産業も行っており、彼女にハワイの別荘の相場を聞いたところ、一番安いものでも1億円 もするとのことでした！
さらに、ハワイは海に囲まれているため輸送費のせいで、アメリカ本土よりも物価が高いです。実際、ハワイでの食事代は日本円で15,000円を超えることがざらでした、、、
そんな高額なお金を払ってまで、なぜハワイに住もうとするのかを聞いたところ、エミリーさんはこう言いました。

We pay for sun.

直訳すると、「太陽にお金を払っている」ですが、彼女はこの言葉の意味をこのように説明しました。

ハワイには、太陽の恵みがある。ほとんど毎日晴れているから気分が塞ぎ込むことはない。また、ハワイはサーフィンやハイキングといった自然のアクティビティがたくさんある。これらは道具さえあれば、お金をかけてなくてもできる。ハワイにいれば、いつでも太陽の恵みを享受できる。だから、ハワイに住んでいる人はそれにお金を払っているんだ。

この話を聞いたときに、なんて前向きな考え方なのだと思いました。
ハワイに住むことは難しいかもしれませんが、そのようなポジティブな姿勢は見習いたいなと思います。

ハワイでの観光

ここからは、ベタですがハワイの観光地について紹介しようと思います。

ワイキキビーチ

ハワイとりわけホノルルで、ド定番の観光地であるワイキキビーチから紹介します。とうの私もハワイに着いて真っ先に向かいました。
青い空に白い雲、そして青い海はまさに常夏の楽園。テレビでしか見たことなのかった風景が一面に広がっていて、ビーチについた瞬間は大興奮でした。
東側に目をやると、そこにそびえ立つのはダイヤモンドヘッド。眼前のオーシャンブルーの先に映える緑の山をみたときに、ああ、いま自分はハワイにいるんだなと実感しました。

ダイヤモンドヘッド

登山道の入り口
https://maps.app.goo.gl/C6JjecbjAGEdoHoE6

ある日の夕食にエミリーさんから、ダイヤモンドヘッドはハワイで一番簡単なハイキングスポットであると聞いた私と友人は、さっそく次の日ダイヤモンドヘッドに向かいました。ただの山登登りだろと意気揚々と登り始めたものの、急な斜面や登るほどに強まる日差しに体力を奪われ、頂上に着くころにはヘトヘトでした。
しかし、頂上からの景色を見て、その疲れは一気に吹き飛びました。
オアフ島の遠くまで見渡せる景色は壮観でした。頂上で取った写真が、ハワイで取った写真の中で一番のお気に入りです。

マノアフォール

ワイキキビーチから内陸に入るとあるのが、同じくハイキングスポットでおなじみのマノアフォールです。小1時間ほど森の中を歩くと滝があり、観光客の中には滝壺に入って涼んでいる方もいました。
ちなみに、登山道の入り口まではホノルルの中心部からバスで行くのですが、途中のバス停で下車するとレトロでおしゃれなスタバがあります。ここは、ハイキングの帰り道にたまたま見つけました。

レトロなスタバ
https://maps.app.goo.gl/cFNxt5dmUr5GoNkf8

ハナウマベイ

ハワイでシュノーケリングをするのにおすすめの場所が、ハナウマベイです。シュノーケリングの装備はハナウマベイの中でも外でもレンタルすることができます。以前にもシュノーケリングをしたことはあったのですが、ハナウマベイほど水が透き通っていて、たくさんの魚を見ることができたのは初めてでした。
ここは自然公園でもあるので、観光公害の対策のため人数規制が行われており、事前に予約しないと入れません。
ここも行くまでの道にぜひよってほしい場所があります。マラサダの移動販売車です。マラサダはハワイで有名なドーナツのようなスイーツで、甘すぎず食べやすいので、たくさん食べてしまいました。

泳いだあとのマラサダは格別
https://maps.app.goo.gl/r2BQA7xHbbzewvQL8

戦艦ミズーリ（真珠湾）

大迫力の戦艦ミズーリ
https://maps.app.goo.gl/pn7aH9CpoKGM17sJ8

戦艦ミズーリは真珠湾にたたずむ巨大な戦艦です。いまは退役して観光地となっていますが、第二次世界大戦でも活躍したアメリカの誇る戦艦です。
実はこの場所は日本とも関係の深い場所です。
日本が太平洋戦争の降伏の調印をした場所こそが、戦艦ミズーリなのです。実際にガイドツアーに参加して、その場所の説明を聞いているときはなんとも形容し難い不思議な気持ちになりました。
船の中の一部には戦争のときの資料が展示してあり、アメリカから見た太平洋戦争の姿を知ることができました。
戦艦ミズーリからは、戦争の引き金となった真珠湾攻撃で被害を受け、海底に沈んだアリゾナ号とその上にある記念碑を見ることができます。
真珠湾に行ったことエミリーさんに話すと、彼女ははこんなことを言いました。

Pearl Harbor has the begin and end of the war.
真珠湾には戦争の始まりと終わりがある。

なぜか、その言葉が強く印象に残っています。
ちなみに、エミリーさん曰く、アリゾナ記念碑よりも戦艦ミズーリの方が行く価値があるようです。

ビショップミュージアム

ハワイで天候が悪いときには、博物館や美術館に行くのがおすすめです。ビショップミュージアムは、ハワイを含むポリネシアの民族や文化、歴史を学ぶのに最適な場所です。メインの建物は2つの棟からなり、一つは1階から3階まで順に展示物を見ることでハワイの文化の変遷を体験することができます。もう一つの棟は、ハワイ以外のポリネシアの文化についての展示物があり、ポリネシアの島々にどうのように文化が広まっていったのかを知ることができます。
ハワイのリゾート地以外の一面を垣間見ることができて、個人的には面白かったです。

ホノルルアートミュージアム

展示物の前で写真を撮る作者
https://maps.app.goo.gl/GxPThn5xus9Gcd1u5

ホノルルのおすすめの美術館はホノルルアートミュージアムです。この美術館では、ハワイの美術品だけではなく、東洋から西洋まで世界中の美術品を楽しむことができます。日本の絵画や骨董品も見ることができ、こんな離れた島まで日本の美術品が広まったのだと思うと、感慨深かったです。

カラマビーチ

再び話はビーチに戻りますが、カラマアビーチはオアフ島の北東にあるビーチです。ワイキキビーチとは違い、波が穏やかで砂がきめ細かいのが特徴です。観光客もワイキキビーチほどは多くないため、ビーチでゆっくり過ごしたい方におすすめです。

アラモアナセンター

最後に紹介するのは、ホノルル最大のショッピングモール、アラモアナセンターです。ここにはいろいろな種類のお店が入っているので、ハワイのお土産を買うのに最適です。
ですが価格帯が少し高めなので、出費を抑えたい方には併設されているTargetというスーパーマーケットでお土産を買うのが一番コスパがいいです。
また、アラモアナセンターの近くのビーチでは毎週金曜日に現地の方々がバレーをやっています。来るもの拒まずという感じなので、誰でも参加することができます。実際、私も混じってバレーしてきました。

おわりに

2週間ハワイに滞在するという、後にも先にもないであろう経験をすることができて、個人的には大満足でした。それでもすべてを回り切るには2週間は短すぎました。イオラニ宮殿やオアフ島の北の海岸（ノースショア）、またオアフ島以外の島などエミリーさんにおすすめされたけど、行けなかった場所はたくさんあります。
いつになるかわかりませんが、再びハワイに訪れて、また新しい魅力を発見したいです。

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