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始めの一歩〜ちょっとストックホルムまで行ってきた〜

はじめに

こんにちは、都内で理系大学生をしている空飛ぶでんでんむしです。

アルバイト先のアドベントカレンダーで9日目の記事を書くことになったのですが、なにせこれまで自分のことについて文章を書いたことがなかったもんで、何について書こうかなーと悩んでいたんですが、せっかくなので今年一番楽しかったことについて書こうと思います。

初めての海外

今年の1番の思い出
それはズバリ、、、

人生で初めて海外に行ったこと

です!

大学生になってから海外に行きたいとずーーっと思っていたのですが、コロナのせいでことごとくそのチャンスが奪われ、ついに今年の9月に生まれて初めて日本の外に出て、異国の地に足を踏み入れました。

場所はスウェーデンのストックホルム。
写真の通り、The Europeって感じで、空港から都市の中心部に向かうバスの窓越しの景色でもう興奮していました。

ストックホルムの街並み

日本との時差は6時間なので、着いてから2日くらいは夕方の17時ごろ(日本だと23時ごろ)になると眠たくなってました。ああこれがいわゆる時差ボケってやつかと思いながらも、目に映るもの全てが新しく刺激的で、テンションが上がりまくっていたので、日中に寝ることは一度もありませんでした。

ストックホルムの歩き方

1週間しか滞在しなかったのですが、朝の8時にはホテルを出て、22時にホテルに帰るまでずっと歩きまわっていたので、たくさんの場所を巡ることができました。その中でも特に印象に残っている場所を紹介していきたいと思います。この記事を読んでいる方で、もしストックホルムに行く機会があれば参考にしてみてください。

KTH(スウェーデン王立工科大学)

KTHの玄関

ストックホルムに来て一番初めに訪れたのはKTHという大学です。そもそもストックホルムに行った理由が、日本に興味を持っているKTHの大学の生徒と異文化交流をするというプログラムに参加したからです。


KTHはスウェーデンで一番歴史がある工科系の大学で、日本でも留学先として人気のある大学の一つです。日本人からの留学生だけでなく、他の国からの留学生がたくさんいて、日本の大学との違いをまざまざと感じました。

留学生を盛んに受け入れいることもKTHの特徴なんですが、もう一つ大きな特徴があります。
それは、イノベーティブが盛んなことです。
実際にKTH出身の学生たちが立ち上げたスタートアップ企業は多くあります。

そのことが垣間見える写真がこれです。

ここはどこでしょう?

みなさんは上の写真がどんば場所かわかりますか?

実はここ、大学の図書館なんです!!!

本棚がずらっと並び、学生が黙々と勉強をしている日本の大学の図書館と全然違いますよね。もちろんKTHの図書館にも本棚はありますし、自習スペースもあります。ですが大部分はこうした開放的な空間で、友人と会話をしながら作業をしている生徒が多くいました。カフェも併設されていて、息抜きも簡単にできます。
こんな素敵な図書館で勉強したら、なんだかいいアイディアが浮かんできそうです。

ストックホルム・スタディオン

NHK大河ドラマ『いだてん』でお馴染みのあの場所

KTHから歩いて10分ほどのところにあるのは、1912年の大会で使われたオリンピックスタジアム。
実はこのスタジアム、日本人にとっても思い入れがある場所なんです。
NHK大河ドラマ『いだてん』をご覧になったことがある方は、もうご存知のだと思いますが、日本人が初めてオリンピックに参加したのが、1912年のストックホルム大会なのです。当時は、金栗四三という陸上の長距離選手がたった一人で参加し、現地でも話題になったそうです。
先ほど触れた『いだでん』という大河ドラマの撮影もここで行わており、受験期にドラマを見ていて私にとってはまるで聖地のような場所で、間近にスタンドを見たときは思わず鳥肌が立ってしまいました。

ガラムスタン

ストックホルムに来たら絶対に行くべき場所がガラムスタンです。
ガラムスタンは中心部から少し南に位置する小さな島にある街で、おしゃれなカフェやバー、レストランだけでなく北欧ならではの商品が置いてあるお土産ショップもたくさんあり、観光客にはたまらない夢のような空間です。

そんな見どころいっぱいのガラムスタンですが、なかでも一番有名な場所がストールトルゲット広場です。
下のカラフルな建物が描かれているマグカップやトートバックは、お土産として人気です。そして、その右手にはノーベル博物館があり、ノーベル賞受賞者たちのお宝品を拝むことができます。
さらに12月になるとこの広場でクリスマスマーケットが行われるそうです。

このカラフルでかわいらしい建物が有名
その右手にはノーベル博物館が、、、

ガラムスタンはお店が空いている昼に行ってもいいですが、個人的には夜に行くのがおすすめです。夜の方が人が少なくてゆっくり巡ることができるし、写真のようにライトアップされていて昼とはまた違った景色を楽しむことができます。

ちょっと休憩

これまで3つのスポットを紹介してきましたが、ここで少し話題を変えたいと思います。
スウェーデンにはFIKAという毎日15時ごろに”ちょっと休憩”する文化があります。これはたとえ仕事中であっても行われるイベントで、同僚とカフェに行ったり、職場に持ってきたお菓子を食べたりして、談笑するそうです。FIKAよく食べられるのがシナモンロールです。これはカフェによって入っている中身が少し違ったり、自分で作って友人に振る舞う人もいたりするほど、伝統あるお菓子の一つです。

コーヒーとシナモンロール

ストックホルム市庁舎

さあ、街歩きの方に戻りましょう。
次に紹介するのが、ノーベル賞授賞式後の晩餐会が行われることで有名なストックホルム市庁舎です。ここ2年コロナによって中止なっていた晩餐会も今年ようやく再開されるそうで、個人的には楽しみです。

ストックホルム市庁舎は毎日定刻にガイドツアーが行なわれていて、それに参加することで市庁舎の中を覗くことができます。また別料金を払うと、市庁舎にある塔に登ることができ、そこからストックホルムの街を一望することができます。

ストックホルム市庁舎

ヴァーサミュージアム

最後に紹介するのが、ヴァーサミュージアムです。
この博物館は、17世紀に沈んだ船を守るために建てられた博物館で、引き上げられた当時の状態をそのまま見ることができます。
ヴァーサというのがその沈んだ船の名前で、当時の国王が自分の権威を示すために作らせたはいいものの、当時の船にしてはあまりにも大きすぎたために、着水してからすぐに沈んでしまったという悲しい船でもあります。
実は、箱根の芦ノ湖にある遊覧船にも同じ名前の船があるのですが、そちらは今でも沈まずにちゃんと動いています。

間近で見ると迫力がすごいヴァーサ号

終わりに

これまで、ストックホルムを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
ニューヨークやパリといった他の都市ほど目立ってはいませんが、昔に立らた建物が今も残っていて、歴史と共存している街だなという印象を受けました。
過ごしていて落ち着くとてもいい街なので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

次は、2月にロサンゼルスに行くので、日本に帰って来たらまた記事を書こうかなと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた次の記事で。

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