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建築はもっと画一的でいい

なんか建築やってる人に怒られそうな。でもなんかやっぱりそう思う。

他業界から来た自分からすると、建築やっている人ってそれぞれが良い家、建築、納まりを追求していてそれは凄いし、羨ましくもあるんだけど、その一方で、なんか良い、当たり前のレベルは考えなくても到達できるものであってほしい

その中にキラリと光る建築とか、しっくりくる納まりがあるのはいいと思うんだけど、みんな一からヨーイドンで始めて、飛び抜けていいものがある反面、中には平均値に達しないものとかもあったりとかはどうなんだろ。それも含めて建築の面白さだ、っていわれたらそれまでなんだけど。

そんな画一的なものは最早建築じゃなくて土木だって。そんな声も聞こえそうだけど、やっぱり自分にとって建築はインフラだから、もっと土木的になるべきなのかもと思ったり。(そもそも土木ってものを私は理解してないんですが)

というより、世の中の殆どのものはまず、インフラであるべきで、衣食住の一つの住はまさに建築で、それはインフラ以外の何物でもない気がする。だから供給システムとしての建築というのはもっと簡素で、シンプルで、素朴であるべきなんじゃないかな。

じゃぁどうしろって、自分の中でその答えはデジタル化なんだけど、それは流行りのデジタル庁でやってくれるわけもなく。デジタルといっても幅が広いし、自分のやりたいのはデータベースをどう作るかみたいなところかも。

もう自分の世代では無理だろうから、次世代の育成みたいなところにリソースを傾けたいなと言うのが最近の動きです。


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