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SketchUpのBIM化で重要なのは、何をどこまで実現するか

実務家の方にヒアリングを実施してまいりました。

その方はSketchUpのBIM化を実践しているわけじゃないけど、行動力もあり、柔軟で、それでいて建築への想いの熱い方。ソフト自体は使ったことがあるらしく、またRevitなどにも興味ありで、色々と有益なヒアリングができました。

本論以外にも思った所あり色々書いていきたいんですがその辺は追々ってことで。

ここでは取り急ぎ一つの気付きというか、方向性としてある程度やることは絞ろうという点を書いていきましょう。だいぶ自分の力を過信していたわけです。一人の人間ができることなんてちっぽけなモノってことですね。

実際このプロジェクトを進められるのは長くてもあと半年。やれることをコツコツやっていきましょう。

SketchUpですべてを完結する必要なんてない

本当は2DCADを介さずにSketchUpだけで完結ってのがかっこよかったんですがね。仮に技術的には可能でも、みなさん既に使っているソフトがあったり、自分は良くても取引先、職人さんが対応できなかったり。

というわけで、その辺は柔軟にできる方法を模索しようかと。

理想的な形は

1.プラン作成。この時点ではCADすらもいらなくて、間取りとかを紙に下書きするぐらい。ということはここでは情報は2次元と少しのパースぐらいか。

2.プレゼン用資料作成。平面、立面、模型。で、この2DCADはSketchUpで作成したものから切り出す。つまりここまでSketchUpですべての仕事が完結するはず!モデリングさえ出来上がれば、概算見積もりなんかは比較的簡単に作れる、、、はず。

何ならざっくり構造で弱いところがないか、温熱性能の概算計算ぐらいだったらできる。

3.実施設計。ここからは全てをSketchUpで完結する人と、先ほどの2DCAD(fromSketchUp)を他のCADソフトにExportする人がいてもいいかと。

そのためExportの手順を明確にしておきます。SketchUpの機能としてDWG/DXFにExportというのはもちろんあるんですが、じゃぁJWWはどうとか、仮にExportできてもフォーマットがずれていたりするので、どういう形で出すと手戻りが少ないよっていうのを試していきます。

Exportだけだったらメニューからいけます

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