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フィードバックをもらった時にしておきたい記録・発信の方法

今、私は自分のこれからのキャリアを考えることをテーマにしたコミュニティ(ミライフキャリアクリニック)でプロボノでPRを担当しています。PRって単に伝えるってだけじゃなくて自分や組織を取り巻く環境の中で重要な存在となる人や組織との関係性を築くために何をするか?ってこと考える役割です。

ちょうど今キャリアクリニックのメンバーは周りにいる人に「自分ってどんな人ですか?」とインタビューしているところです。性格や仕事の仕方やちょっとしたことまでいろいろな意見をもらうことで自己認識を深めています。で、今日はそんなフィードバックをもらった時にしておきたい感情や意思の記録・発信について自分の経験を踏まえてお伝えできたらな、と思い書いています。当初はキャリアクリニックのSlackに投稿しようと思っていましたが、フィードバックをもらう場面や発信について考える機会は実生活でもあったりするので、どこかの誰かの参考になればと思い、noteでオープンに書くことにしました。

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感情は変化するものである

フィードバックをもらうと多くの感情が生まれますよね。びっくり・うれしい・楽しい・わくわく・ドキドキ・悲しい・怒りなどなど様々な感情が生まれていると思いますが、感情というものは1分1秒変化していきます。メンターや所属組織のメンバー、家族に友人など人が介入し意見をもらうことで捉え方が変わったり、新たな気づきがあることで以前に感じた感情とは全く別物に生まれ変わったり。時が経ち経験が重なるとネガティブだったものがポジティブに捉えられるようになったり。フィードバックで生まれた感情がきっかけとなってNext Actionが見えてきた人も中にはいるのではないでしょうか。

自分アンケートで見えたありたい自分を記録する

私も以前にコーチングを受けた際に、自分アンケートを実施しました。
コーチからは5名程度と言われたけど、せっかくならたくさん聞いてみようと思い、会社のSlackで全社員に依頼&Facebookでも投稿し最終的に約100人から回答をもらいました。

理解してくれているなぁとありがたい気持ちになったり、納得!すぐやらなきゃ!と前向きになれたり、はたまた痛いところを突かれていて複雑な気持ちになったり、全くの誤解があったり。様々な意見に初めは頭が大混乱w
ひとつずつ自分がその言葉を受けてどう感じているかの感情の整理をして、自分が受け入れたい受け入れられる、ものをセレクトしていくと自分のありたい姿が見えてきて。

逆にこの意見はちょっと違うかな、とか、言い方がなぁ…とか違和感を感じるものは無理に受け入れなくてもいいという選択肢が自分にあることをコーチから教わり、自分が苦手とする分野やコミュニケーションを理解することもできました。なので違和感を感じるってとても大事なんですよね。なんでもやらないで、苦手なものは「手放す」ということもここから学びました。

また、自分にはない視点をもらったこともとても大きなポイントでした。厳しい言葉の羅列に、私は書いてあるままに受け入れてしまい少々落ち込んでいたけれど、コーチからはこの人はもしかしたらあなたに「嫉妬」しているのかもしれないですね。とか言われたり。思いもしない言葉に目から鱗状態になったりもしました。言葉の捉え方って本当にいかようにもできるし、言葉の表現とは実に多様な可能性を持っているものです。

こんな感じで人に介入してもらうことによる気づきを得た時に新たにむくむくっと湧き上がってきた感情や意思、それはその時自分の意識が全集中している時なので、やりたいことを見つけ、そして行動に起こす大チャンス。人の脳は一瞬で記憶を消し去るものなので、その意識が全集中したタイミングですぐに記録するのがいいと思います。私も実際にその時に「何を感じたか、その理由は」「次に何をするのか」をノートに書き留めていました。書いておくと後から振り返る時にも役立ちます。感情を取り扱うことに慣れると、後から見返した時に自分の成長を実感することもできます。

発信のメリット

記録した自分の気づきや発見、そして見つけられたやりたいことを自分だけで噛み締めるのもいいですが、せっかくならさらにもっと人の力を借りるというのも一つの手です。自分の思いを伝えてみることで可能性はさらに大きく広がります。発信をすることにより人は共感し、情報も集まってきます。以下、情報発信のメリットです。

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書くときのポイントは、結論だけではなく、どうしてそうなったのか、の背景や過程の部分まで書くことです。ほら、最近のNiziUの人気だって、彼女たちがオーディションを受けにきたところから、その後の成長過程まで全部見ているからみんな気持ちが入っちゃってすっかりファンになってますよね。裏側を見せるってとっても人の心を動かします

・どうしてそういう行動をしたのか?
・その背景に何があるのか?
・行動をしてみてどうだったか?
・今何を感じているのか?
・この先、いつ・どこで・どうしたいと思っているのか?

5W1Hに沿って自分を取り巻く環境や状況などをストーリー立てて書いてみてください。細かく丁寧に書くこと、それも一度ではなく何度も繰り返して書き、発信しているうちに自分の考えはより整理が進み、人にどう伝えると伝わりやすいのか、の感覚が掴めてくるようになります。周囲もそれをみて共感したり、感激したり、勇気づけられたりするかもしれません。何かをやりたい、頑張りたい、助けが必要としていることが伝われば、人はやさしく手を差し伸べてくれたり、応援してくれるはずです。

どうやったら人の心に響かせられるかということを考えるととてもむずかしいことのような感じがするかもしれませんが、技術やスキルが必要だったりするものではありません。自分の気持ちに素直になって出てくる言葉、それが一番シンプルで人に伝わるものです。

自分の心に素直に耳を傾けて、正直に、ありのままに出してみましょう。

自分のことを言うのは恥ずかしいことではない

自分のことを発信するなんて、ちょっと意識が高いって思われちゃうんじゃないかな…とか、周りにバカにされたり冷やかされたりするんじゃないかな…と不安になる方もいるかもしれません。
でも、考えてみてください。あなたの周りで輝いている人って自分のやりたいことを言っていたり、やっていたりしませんか?私の大好きな新庄剛志なんてほんと何も隠さず、とにかくありのまま生きてます。今年はまた現役復帰すると言って体をバッキバキに鍛えているし、12月にはトライアウトを受けるとも言っています。私はそんな彼がとにかく自分に真っ直ぐに生きていて、むちゃくちゃかっこいい!って思っています。

自分の人生、たった一度きりです。誰かにどう思われるか、なんて周りの目を心配するよりも、自分のやりたいことを見つけて、自分はこうしたいと思ってるんだと堂々と言って、それに共感してくれる仲間を見つけて、とにかく自分自身に集中している方がカッコよくないですか?もし、あなたのことを批判してきたり、バカにしてくるような人がいたら、その人はあなたにとって必要のない人かもしれません。やりたいことがある、そしてそれを言えるってことがまず素晴らしいことです。自分に自信を持って進んで行きましょう!

と、書きましたが「まだ自信なんてないよ〜」という状態の方もいるかもしれません。でも、そのちょっと迷いのある時も発信の大チャンスなんです。なぜかと言うと、その迷いの最中にいる人も世の中にはいっぱいいるんですよね。なので、その気持ちを共有するだけで、「わかるわ〜涙」と言う人がいると思います。絶好の”共感”をゲットするチャンスなのです。でも、共感を得て満足ではいけません。

今回のキャリアクリニックの場合、目的は”自分の旗を立てる”なので、迷いがあったけど、そこから自分がどう考え、どう行動し、旗を立てたかの思考の変化の過程を共有してとにかく行動することでこれから旗を立てたいと思っている人の役に立ち、仲間を勇気づけ、外で発信することでより多くの支援者を得ることができるでしょう。いつも同じ組織で同じ仲間とばかりいる人にとっては外にも仲間を増やすとてもいい機会です。

発信の方法

発信の方法はnoteでもTwitterでもFacebookでもInstagramでも何でもOK。まずは自分が書きやすい場所で、初めは自分のことを理解してくれるのではと思い当たる人がいる場所でやってみるといいです。投稿して無反応…シーン…とかなるよりは、ちょこっとでも知っている人が反応してくれると「うれしい!」「投稿してよかった!」という感情が生まれやすいでしょう。続けているうちに、少しずつ見知らぬ人も反応をしてくれるようになります。

ちょっと謎にスイッチが入っちゃいまして、すっかり長くなっちゃいましたが、大事なことは

・素直な言葉で
・ありのままの過程を
・堂々と自信を持って言う

ってことです!
なんか偉そうに聞こえちゃった部分があったらごめんなさい。でも、私は日々素直な気持ちで発信をすることで、これまでたくさんの人に支えてもらうことができたな〜!と実感しているので、少しでもこの投稿が誰かの勇気となり、役立てたらうれしいと思うし、それが自分を支えてくれた人たちへの恩返しかな、と思ってます。

ほいでは、最後にみなさまが心地よく発信できることを願って〜
よーぉ!パチン! 

👏👏👏👏👏👏
ばいばーい!

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