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ポケモンの世界大会に出た話②

①はこちら

大会本編の話。

いよいよ当日。まずは開会式から。

会場の一体感よ(何を言ってるかは半分も分からない)

いつも配信でしか見れなかった光景が目の前にある。はちゃめちゃにテンションが上がった。カードの新情報が閉会式までお預けだったのはちょっとアレだったけど。

開会式が終わったらday1開始。

1.デッキ選択


wcs2022レギュのメタとか説明すると長くなるので気になる人は↓の記事を読んでほしい。

自分が使用したのは、パルキアインテレオン。メタのど真ん中。

当日使用デッキリスト

使用候補は最終的に3つに絞られて、
・パルキアインテレオン(純パルキア)
・パルキア白馬インテレオン
・ディアルガ

勝ち負け抜きにしたらディアルガが一番使ってて楽しくてptcgoでも使用回数が一番多かった。しかし、現実は非情であり、先行のパルキアに勝つためのハードルが高く(勝てなくはないが、実際はパーツが揃う前に押し切られることが多かった)、持ち込むまでは至らなかった。

白馬にするか純パルキアにするかは初動の安定感が決め手になった。初動さえ乗り越えられたら、白馬はメタに合っており、パルキア・アルセウスを比較的楽に倒せ、めんどくさいミュウツーVUもツルッパダンデベルトで破壊できる。プレイしてて楽だったのも白馬だった。

プレイしててあまり頭を使わないというのは結構大事な要素だと考えていた。ただでさえ慣れない環境でプレイするわけで100%の力は間違いなく出せない。そんな中で極論ベルトダイランスさえ言えれば勝ちに繋がる。相当な長丁場で疲労感がある中でも楽に回すことができるのは魅力的だった。自分が大会で勝ってる時のデッキが大抵攻めっ気の強いブンブンデッキのことが多いのもプラス要素だった。

しかし、回してて初動何もなくて死ぬ案件が純パルキアより多いのがネックになり、持ち込むには至らなかった。かなりギリギリまで悩んだが、最終的に持ち込むのは純パルキアになった。柔軟性が高く、何もなくて負けが少ないのは明確なメリットだった。

大会が終わってみてから考えると、一生に一度しかない機会で0−3はしたくないという考えが頭によぎってしまって逃げ気味になったのはあるかもしれない。タイムリープしてもう1回出るとしたら白馬にしただろう。これは結果論おじさんではあるが。

2.当日の結果

実際の対戦結果は以下の通り。

R1 フーパインテリザ × LL
1後 クソ緊張してた パルキア1t目に置けず飴もサイド落ちで一生メッソン狩りされて上手く回らず負け
2先 序盤アクアバレット連打で後ろのメッソン狩りは出来てたが中盤ハンドが詰まって相手の展開止めるまで至らなかった。最後のターンツツジは打ったが返しに全部揃えられて負け(リザツルッパベルトトレコ入れ替え札)

R2アルセm2u 〇 WLW
1先m2立つ前に殴りきって種切れ勝ち
2 後 m2立ってポーション振られたので投了
3 先 ホーンボスシューターハイドロブレイクで最後サイド取りきって勝ち

R3パルキアインテ 〇 WW
1先 先行ゲーミング&シューターが早めに立って勝ち
2後 相手の動きが温くて先後返って勝ち

R4ミュウ × WLL
1 後 ツツジ雪道して即剥がされて終わったと思ったらタブレット2落ちしてて足りなくて勝ち
2 後 フュージョンエネ集められてエコー280止まらなくなったので投了
3 先 初手なんもなくて死亡

R5 M2Uコントロール 〇 W-
1 後 開幕カビゴンが見えて絶望したが、相手がポケストップで必要そうになるサポートポロポロ落としてて苦しそうだった
最終的にシューターベルトハイドロブレイクして返しにコックされなかったのでホーンスイッチャーボスハイドロブレイクで勝ち
2 後 負けないように最低限の展開だけして時間切れ勝ち

6アルジュラ × LWL
1 後 殴りあってお祈りツツジ通らず回復されて負け
2 先 先行ゲーミング&スターミー強くて勝ち
3 後 初手ハンなにもなくて種切れ負け

結果:3-3 予選落ち

初動何もなくて負けを2回(しかも両方大事なマッチ3)してるのでやや残念ではあるが、相手の下振れで勝ちを拾ったのも複数回あるので、トータルで見ると運はトントンで実力通りといった感じ。むしろよく3勝できたなレベル。

そもそも自分は大型大会に出るのが数年ぶり(最後にでたのが2020横浜)だったので勝っても負けても楽しく、充実感がすごかった。英語力が限りなく低くても、試合は問題なく行えた。試合前後の雑談は相手の言ってることは半分ぐらいしか分からず返答もかなりざっくりレベルだったが。聞かれたことは、飛行機どれくらい時間かかったの?とか前のゲームのサイド落ちが酷かったぜとか日本のどこそこは知ってるかとかそんな感じ。

大会当日の会場の様子

マッチングでこちらが日本人だというのはわかるので、そうなった場合の相手の対応は大きく分けて2つ。

①フレンドリーに話しかけてきてこちらの拙い英語にも付き合ってくれる。
②英語がまともに通じる相手ではないと判断され、試合の間の最低限のやり取りだけで終わる。(これはまぁこちらが積極的に話しかけないのも悪いっちゃ悪い)

最悪なケース、イチャモンをつけられてめんどくさいことになる、とか差別を受けるとかはなかったので問題なく終われて良かった。

day1は最後までやるか悩んだが、目無しになった瞬間疲労がどっときてまともにプレイできそうになかったので、そのままドロップ。軽くポケセンで買い物して飯食ってシャワー浴びてその日は就寝。

3.day2以降の話

残りの日程は地下鉄のストライキで移動がスムーズに行えないのが分かっていたので大半は会場で過ごした。サブイベに出たり、観戦したり。なにしろ初めてのwcsだったのでずっと会場にいても全然飽きず楽しい時間を過ごせた。

サブイベは白馬パルキアを使ってた。サブイベは1回5£払って8人1組でスイスドローを行う。参加で20ptもらえ、1勝するごとに10ptもらえる。3回戦行うので最高で1回の参加で50pt貰える。ポイントを貯めてプレマやらデッキケースやらなんやらと交換する。サブイベはスタンダードの他に特殊レギュレーションやドラフトのような何かもあったっぽいがルールが不明瞭だったのでスタンしかやらなかった。参加者は普通にday1出た人もいれば、(日本人ともやたら多く当たった)普通に観戦しにきた現地の人もいて肩の力を抜いてポケカができた。メロンベルトスイッチャーダイランス気持ち良すぎだろ!

ポイントを集めて景品と交換する

ポイント交換はサイドイベント限定のプレマが欲しかったが、途中で品切れになった。品切れになった時点で他の良さげなプレマも無くなっており、欲しいプレマがなかった。そんな中目についたのがどデカいヌメラのぬいぐるみ。(ヌメラ系統大好き)一目惚れして交換を即決した。家に帰ったらデカいヌメラがいる生活はとても良い。

ヌメラ可愛い~~

サブイベが一段落したら観戦へ。決勝トナメでのFlying Japanの活躍は目覚ましかった。正直ビーダルなしでよー回すわと思ってたけど実際サンダースとかいうポケモンは立ったらクソ強い。それを空ピカアルセに組み込むのがすごい。決勝はビーダルで差がついてしまったが、素晴らしいデッキだと思う。Clap

観戦の一体感もオフならではだなぁと感じた。オンライン観戦は快適だけどたまにはオフも良いよね。そもそもオフで観戦するのってコロナ禍になってからまともにしてないしね。

4.大会を終えて

やはりオフの大型大会はいいなぁというのが素直な感想。日本のプレイ人口的に抽選はやむを得ないと思うが、やはりどうにかして出たい。金なら払うから出させてほしい。オフの対面の大会はめんどくさいことも多いが、それ以上にオフでしか得られない栄養はある。その栄養を欲し続ける限りポケカは辞めないだろうなぁと思った。

ポケモンというコンテンツと自分は切っても切り離せない存在で、とんでもなく好きなんだなぁというのは今回のwcsで再認識した。2023シーズンは0からだからできる範囲で頑張っていきたい。まずは横浜cl通させてください...

それはそれとしてほぼソロでやるのキツいんで調整仲間は欲しいなと思った。適当にやるだけならソロでいいんだけど真面目に勝ちたいとなるとやはりソロでは限界がある。


池袋周辺で活動してるチーム、どこかあったら入れてください。(切実)

大会以外の話は次の記事で↓


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