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ポケモンの世界大会に出た話①

どうも、Denchuです。
権利を2020年に獲得してからずっと塩漬けにされていたポケモンWCS(世界大会)がついに開催されたので行ってきた。自分のポケカの力量的には恐らく一生に一度あるかないかの機会なのでコロナ禍ではあるものの、出場を決意した。

書きたいことがたくさんあるので記事を分割した。
前書きはいいから試合のレポートを読みたい人は↓

1.そもそもどうやって権利を獲得したのか

私は2020年のCSP top50に入って獲得した。


2020年シーズンはコロナ禍で特殊な状況にあり、春になると大型大会がまともに開ける状況ではなかった。そんな中、私はエクストラでそれなりに勝っていて(シティ優勝2回、cl top64 1回)ポイントレースの上位にいた。例年通りならjcsや残りのシティで捲られることもあり得たのだが、この年はそもそも3月以降大会が開かれず、そのままシーズンが打ち切られた。結果、ランキング12位になり、wcsの出場権を獲得した。

シティ優勝の記録↓

レシリザ→レシゼク。1t目にぶん回してオカルトマニアって言うとだいたい勝てる。3鳥とレシゼクが当時のメタに合っていてデッキパワーの塊だった。ミラー多い読みでオカマ2積みしたのがお気に入りポイント。

何で出るか前日まで決めかねていたが、ランキング的に最低限ポイントを持ち帰れれば良いと思っていたので当時一番多かったオロヨノには負けない卵ウルネクダストを持ち込んだらなんか優勝してた(当日はオロヨノには当たらずダークライ系統が多かったが、ラボマリィしたら止まってくれることが多かったので運が良かった)
上2つのデッキはいずれもししゃも城の方がnoteで公開してたものをコピって使っただけなのでししゃも城の方には今でも頭が上がらない。

思わなぬ形ではあったが、長年の夢であったwcs出場が叶って素直に嬉しかった。どんな形であれ、公式が定めたルールの中で戦って得た権利だったので、空き巣ガーとかいう人は勝手に言わせておけばいいと思った。(空き巣気味なのは否定しないが…)

2.世界大会を迎えるまで

2020年はコロナが世界的に大流行した最初の年であり、対応に追われていた。まともに対面でカードをできる機会はなくなり、あってもリモートやptcgoでやるぐらいだった。wcs2020は中止になり、2021も当然中止になった。権利は幸いにも繰越になり、消滅することがなかったのは有り難かった。

世界大会day1の権利は既に持っており、2021、2022シーズンは何もしなくてもwcsには出ることはできる。そんな状況だと、やる気はまじめにポイントレースを頑張っている人たちに比べると低いと言わざるを得なかった。空き時間はポケカ以外の趣味に手が伸びてしまう機会が増えた。一人回しの時間が露骨に減った。よくない状況だとは思いつつ、モチベを高い水準で維持すのはなかなか難しかった。wcsを迎えるまでに一番難しかったのが、モチベのコントロールだったかもしれない。

全くポケカをやらなくなったわけではなく、毎週のシティの勝ちデッキや流行は最低限Twitterやnoteで追っていたので、ダラダラと続けていたというのが近いだろうか。権利があるから惰性で続けていると言われても反論できないレベルではあった。

やる気のスイッチが入ったのは2022のwcsの開催がTPCIから正式にアナウンスされた頃だ。ようやくこの権利を行使できる機会が来る。その時からエンジンをかけ始め、少しづつ準備を始めた。

どのデッキで出るかは一生迷い続けた。適当にシティに出るのとは訳が違う、一生に一度あるかないかの機会だったので後悔はないように取り組んだ。1人回しの時間を意識的に増やし、対戦の機会も増やし、リミットレスの情報を見続け、あらゆるとこで情報収集を続け、どのデッキが自分の肌に合い、かつday 1を抜けれるスペックを持っているか。最終的にはパルキアというありきたりな選択にはなってしまったが、そこに至るまでは色んなデッキを経由した結果だったので後悔はなかった。

6月~7月は日本のコロナの流行が凄まじいことになり、職場でも陽性になる人が増えてきて、仕事が忙しくなってきた。空き時間でデッキの調整もしないといけないので中々ハードな日々だったが、wcsに出れることを思えば苦にならなかった。嘘、ぶっちゃけキツかった。頼むから出国までに自分が陽性にならんでくれよと思っていた。

3.大会前日まで

とうとうやってきた出国の日。そもそも成人してからまともに海外旅行するのが初めてであり、このコロナ禍で色々面倒な状況ではあったが、いよいよwcsに出れるというワクワク感でいっぱいだった。

初めての海外旅行、そして初めてのwcs出場するにあたって参考にした記事・動画は以下の通り。(代表的なやつだけ)

http://pokekonjiki.blog.shinobi.jp/pkmn/20220802

https://www.youtube.com/watch?v=dB8DmS6nIzw

行きの飛行機は成田→ヘルシンキ(フィンランド)→ヒースロー(ロンドン)という順路で行った。出国手続き等は特に問題なく通過。

合計で14時間ぐらい乗ってたが、半分ぐらいは寝てたのでいうほど長くなかった。エコノミーだったのでケツは痛くなったが。隣の席がなぜか空いてたのはアド。起きてる時はdlしておいたアニメをひたすら消化してた。Switchも一応持ってきたけど席狭いし普通に操作音が気になったのでやらなかった。

石炭を食べるうんたらかんたら
飯の時間とかが一目でわかるのはストレスフリーで◎
乗り継ぎの空港にて


フィンランドはムーミンで有名らしく空港に立派な店があった。着いた時間が悪く空いてなかった。悲しい

ロンドンまでは結構な時間がかかり、そこに乗り継ぎがあると単純に待ち時間が余分に発生して余計に疲れるので、社会人は普通に金をある程度出して直行便に乗った方が快適だし楽だなぁと思った。乗り継ぎでも荷物検査とかあるし、その度に英語でコミュニケーションしなきゃなのはダルいしね。飛行機乗る時点で相当かかるから数万は誤差誤差。

荷物拾うとこ

無事にロンドンに着いた。事前にヒースロー空港は人手不足でやばい!みたいな話を聞いていたので待ち時間長かったら嫌だなぁとか荷物ちゃんと手元に来るかなぁとか不安は色々あったが、問題なく空港を突破。とりあえず大会には出れそうで一安心。

そのまま地下鉄を使ってホテルへ。荷物あったしタクシーでも良かったが時間に余裕があったので普通に地下鉄にした。

地下鉄の様子

日本で言うところの普通列車(最安値。車両古い。エアコンなしで少し暑い)に乗った。当初の計画ではエリザベス線(少し高い。車両最新。エアコンもある)に乗っていく予定だったが、適当に改札に入ったら普通列車の方に入っていたのでそのまま乗った。イギリスの地下鉄は電波がほぼ入らず移動時間が結構暇だった。長時間移動で疲れてたし。

電車を降りて少し移動して無事ホテル着。事前にオンラインチェックインを済ませておいたのでパスポート見せるだけで鍵を渡された。快適。

めっちゃオシャレ

wcs会場のEXcelロンドンから歩いて5分ぐらいのとこをとった。旅を共にしたK氏が見つけてくれた。会場から近い割に安かったのが決め手。

格安ビジホ並の狭さ

...部屋が狭い!どうせ寝るだけだし野郎しかいないため許容範囲ではあったがそれでも狭い。飯食うのもベットの上になるレベルで狭い。まぁ安かったしな...

現地の食糧の大半はここで買った

ホテルの近くにあった日本でいうマイバスケットっぽい店。物価感がわからず高いのか安いのか分からなかったが、レジがセルフだったのは英語力が限りなく低い自分にとって有り難かった。スマホでApple payでタッチすれば買い物完了するのすごい楽。会話しなくて買い物できるの最高!

買い出しをしたら会場へ。ポケモン一色でついにwcsに来たんだなという実感が湧く。なんだかんだで自分ポケモン好きやなぁって感じ。

自分はトレードの資産なかったので知り合いがやってるのを眺めてるだけだったが利益云々を抜きにしても楽しそうだなぁと思った。まぁ自分でやるとなると英語でコミュニケーションを取りつつレートとか気にしないとだからめんどそうではあるが...

チェックインの前に(その日の予約取ってなかったけど)ポケセン行くかぁと思って覗いてみたら人が5億人並んでいたので素直に別の日にすることに。並んだ人曰く結構ガバガバだったらしいからゴリ押しでいけてそうではあった。

選手チェックインまで暇になったので会場内のカフェで適当に時間を潰す。同伴のK氏とはリアルで会うのが久しぶりだったので話すことには困らなかった。

日本人はtcgの列じゃなくてVIPの列に並ぶ必要があるとか、そもそも日本人に対応するスタッフが足りてなくて列の進みが尋常じゃないくらい遅かったとか色々あったが、無事チェックイン完了。ウェルカムキットを受け取る

憧れのウェルカムキットが手元に

wcsといえばこれ!関連グッズがたくさん入っており全てがwcs仕様になっていてこれだけで遠路はるばる来たかいがあった。バッグ本体もしっかりしており、カードしに行くときはこのバッグを使ってもいいレベルで気に入った。

普通に疲労感やばかったので、この日はそのまま就寝。

続きます。↓


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