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騙したやつが悪い、でも世の中は騙されるやつが悪いとされている。

「騙されるあなたが悪い」

とあるOLは軽く結婚詐欺にあった。
騙されていることに気がつかなかった。
よくある話である。

そんなよくある話なものか(;^_^A
「いやいやないからそんなに騙される人いないから」と友人に言われる。
騙されると人が離れる。

騙す、騙される、誰が悪いのかはわからない。
友人と話すと騙す人が悪いと言ってくれる。
だけど世の中はそんなに甘くない。
特に家族は甘くない。

「一族の面汚しと」母親にののしられる。
父親は悲しそうな顔をする。
弟は「・・・外に行ってくる。・・・」

こんな感じだと友人に伝える。
「家族は楽しみだったんだよと」伝えるしかない友人
「やっぱり騙されるのが悪いのかな」と別な友人・・・

「少なくとも男運がないことははっきりしたわね」
とあるOLは自分で納得してしてしまう。
「私が、そう騙されるやつが悪いのよ。」

とあるOLは涙ぐみながら
そこは違うんだが、「だって弁護士に言われたもん。」
友人は「相手も無駄にお金をかけないようにって言ってくれたんだよ」

そう前を向き新しい彼氏でも作ればいいと人は伝えてくるが、
過去を清算しない限り、こころに負の感情が蓄積される。
そして、知らない間にどんどんその部分だけ人生が落ち込む。

とはいえ生きていかんければならない、
とあるOLは詐欺にあった理由は自分にあると考え
問題を追及しみつけた些細なことだった。

人を無理にでも信じなければならない。
これが彼女を罠にはめ込んだキーワードだった。
それに気がついた彼女は問題から解放された。

自分のマイナス面を直視することからしか人生は変われないらしい。
他人からすれば小さいことかもしれないが、
本人からすれば断崖絶壁のようにプライドを失いかねないこともある。

でも、それを見つけることができれば、
負の感情や同じような問題っで悩むことはない。
勇気が必要だ。

なぜなら、騙されるほうが悪いと人々は思っているし、
騙されないようにと生きているが、
自分を騙し続けている人がほとんどだからだ。

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