【未来に残したい愛知の祭り】 藤井神社の子供三番叟
大府市横根町 藤井神社
三番叟の舞は五穀豊穣を寿ぐとされ、手に持った鈴で種まき、扇子で稲刈りを思わせる所作があり、田楽などに見られるような、予めに一年の農作業を演じることで豊作祈願とする「予祝」の要素が強いものです。祭り当日、藤井神社には三台の山車が曳き揃えられ、その前に設えられた舞台で子供たちが素晴らしい三番叟を奉納します。
豪華な山車にも全く引けを取らない子どもたちの晴れ姿が、晴れ渡る10月の秋空に映えます。
しっかり稽古を積んだ子どもたちの見事な舞です。
三番叟は、能楽を構成する、能、狂言に並ぶ「式三番」で、翁の舞に続く舞です。翁の舞が天下泰平を祈り、三番叟が五穀豊穣を寿ぐとされます。能楽だけでなく歌舞伎や人形浄瑠璃などにも取り入れられており、祭りでは馴染みのある演目です。
現在、制作中の愛知の祭り写真集は2023年5月の出版を予定しています。そして10月下旬から、この写真集を全小中学校に寄付するクラウドファンディングを企画しております。こちらのFBページで進捗を随時発信します。
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