新卒入社の方向け、ハードな上司環境における処方箋

偉そうな言い方になってしまいそうでアレなんですが、これから新卒入社される方向けに、「「上司などの周りの方から辛いこと言われることもあるだろうけど、どう解釈すると良さそうか」的なことを書きたいと思っている。

例えば、

・「このスライドの結論は何?全然何言っているかわからないんだけど」【"わからない”上司】  
→ まずは、間違っても良いから何らか、答えるべきといに答えよう。    例えば、事業の成長性問われているんだったら、基本的には市場と競争環境における自社の優位性の観点から、伸びそうなのか伸びなさそうなのかを、不確実性があるのは前提としつつも、答えるべき。ここで、この枠組みと紐づかない、too detailな話をして、「事業が伸びるかどうかは、ファクトがないのでわかりません」みたいなことを言っていると、確かに噛み合わない。
ただ、やたらと「わからないんだけど」と言ってくる人は、本当にただその人が無能なだけな場合もあるので、要注意。信頼できる上司を見つけて、客観的なアドバイスを求めた方が良い。

・「このスライドのここの線ずれているけど。クオリティ低くない?」【体裁重視系上司】  
→ まあもちろん若手としては、この辺の作法は押さえてほしいのはマネジメント側の本音ではある。
とはいえ個人的には、中身の骨子と体裁の話は分けて考えて良いと思う。 「細かい体裁は別にして、まずこの論点に対する解の方向性を確認させて頂きたいのですが~」と持っていけばよいはず。

ただ、単に能力が低くて、中身の議論ができずに、「部下から出てきたアウトプットに対して、細かい所を指摘することしかできない」上司もいるので要注意。 プラクティカルには、不本意ながらもその人の志向性にあわせて一旦作法を押さえたアウトプットを作ることを優先したほうがメンタルヘルス的には良いと思う

・「これなんで?(キレ気味)これはこう伝えたほうが良いんじゃないの?」【"言い方キツめ系"上司】

→ 言い方きついのは我慢しよう。というよりも、どんな言い方であれ、感情的に受け取らずに、中身で論理的に受け取った方が良い。   一回自分の中で「結局、どうしたらよいかということ、こうしたらよい、ということを言っているのか」といった具合に、落とし込み直そう。そうすると、最初に聞いた印象ほど、別に自分は責められているわけではないし、普通に建設的な改善策を教えてくれているだけだったりする。


と書いたものの、多分私の新卒入社の頃と今とではだいぶ変わっているので、あまり参考にならないかもしれませんが…

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