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偶然?必然?佐々木朗希投手初登板を観戦

はじめさんにお誘い頂いた時には、まさか観られるなんて想像はしていなかった。
試合を観られるというだけで嬉しく興奮をしていた中、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手の初登板を観戦。

巡り合わせは突然に

詳しい経緯はまた改めてと思うけれど、自分は新人マリーンズファン。去年、一度だけ試合観戦をして完璧にマリーンズカラーに染まった。
その自分を2月終わりにはじめさんが3月12日に観戦しませんか?とお誘い頂いた。即答で行きます!と。
MSBSを通じて出会ったはじめさんは自分にとってはマリーンズは勿論、野球に関わることを教えてくれる先生。

今季からファンクラブにも入ったマリーンズ。ハマるとズッポリな自分は試合スケジュールを見てなんとなくなスケジュールは立てていたけれど、それは公式戦からだった。
降って湧いてきた試合観戦できる幸運。

偶然の中にある必然?

加えて9日に佐々木朗希投手が登板すると発表されてどこまでも広がる幸運を感じて興奮した。
自分のマリーンズへのきっかけの中にある一つが佐々木投手だった。初めてのZOZOマリンスタジアムで観戦した時にチームストアで買ったレプリカユニフォームも佐々木投手のもの。
その佐々木投手の初登板を観られる。ファンは勝手なもので、そこに自分が居合わされることに必然性を感じて喜ぶ。特に単純な自分は尚のこと。
誘って頂いたはじめさんには感謝以上の感謝しかない。

試合観戦は練習から

現地待ち合わせで時間は試合開始2時間前の11時。観るなら練習からというはじめさんとの共通認識。
何を観に行くのも同じで、胸の高まりがあってこれは幾つになっても変わらないもの。すっかり汚れたおっさんになっても心の中はあの頃と同じ。
開門前に集まり、ストアに入ったりしながら心の準備。
これも行きの途中と一緒でスタジアム内に入って、グラウンドが見えてくる時は興奮度はさらに増す。
時間的なものもあって、まずはお腹を満たそうと一旦スタジアム外へ。結構がっつり食べたいと思い選んだのは「ぶたさん」の豚丼。豚の枚数でランクが変わる仕様の中、選んだのは勿論最大枚数12枚。
濃い味付けだけれどサラリと食べられて美味しかった。

入場時は中日ドラゴンズの練習時間。はじめさんからバッティングに関しての部分でいいバッターのという面で教えてもらいながら。
好きでもきちんとした経験がない(子供の頃、やりたくてやりたくて仕方がなかった)野球で、技術的なことは素人な自分にプレイのこと、各種道具のことを教えてもらえることもありがたく嬉しいこと。

緊急事態宣言の中、入場規制もだけれど応援の規制もある。逆にそのお陰(?)で生の音が聞ける。バッティング練習の中でバットに当たる時の音。芯に捉えた時の音、これはなんと表現していいのかだけれど気持ちよく心地いい。
芯に当たる当たらないに加えて素材の違いでも変わること、当たる箇所によっての音の違いとか、教えてもらえるごとに更なる興味が湧く。

そういう話をしながらはじめさんが知り合いのところに行っている間に、マリーンズをと思う大元のきっかけを頂いたMSBS幹事長のかつおさんかさゆきさんが、それぞれにわざわざ席まで来てくださった。リアルでお会いするのは初めて。MSBSを通じてのお話を聞かせて頂いたり、zoom、clubhouseでやり取りをさせてはもらっていたけれど、やっぱり緊張するチキンな自分。
はじめさんが先生ならかつおさんは大先生で、このお二人の関係性が物凄く良い師弟関係でご一緒させて頂いて心温まり、楽しくもありな幸せな時間。

ドラゴンズの練習終了後、マリーンズの選手が出てきた

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ベンチ前で最初に素振りを始めた安田選手。
初観戦の時、3塁側のサブマリンシートで安田選手は目の前だった。試合開始のポジションに着く時に一礼をしたのが強い印象で残っている。
まだ選手の名前すら知らないことが多い中、初観戦のファーストインプレッションで強く記憶に残った。でも、この日の試合で分かったけれど、一礼するのは安田選手に限らず多くのマリーンズの選手がしていた。緊急事態宣言中はできなかったみたいだけれど、スタンドからのコールには必ず応えるというのも教えてもらい、それがファンにとってもチームを身近に感じる一つになっているというのも教えてもらった。

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いよいよ試合開始

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先発は開幕投手に指名された二木投手。記事を読んで、それまで知らなかったストーリーを知ることも楽しみの一つ。
初回、先頭打者にいきなりヒットを打たれたりもしたけれど、観ていて徐々にピッチが上がっていったように思えた。

先制したのはマリーンズ

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3回裏に藤原選手がヒット、荻野選手四球のあとマーティン選手がタイムリーでマリーンズ先制。
マーティン選手、ライトからの送球でもバッティングでも軽く投げているように、軽く打っている見えるけれど、その勢いは力強いものを感じた。
併殺の間に荻野選手が帰ってマリーンズが2対0でリードした。

そして、その時がやってきた

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6回の表が始まる前、何とも言いようのない緊張感を感じた。遂にその瞬間がやってくる。
リリーフカーで登場すると思っていた佐々木朗希投手がベンチ横でピッチング練習開始。その瞬間に場内が湧いた。
佐々木投手、昨季からミズノのグローブからナイキに変わった。
一時期自分でチームを作り草野球をしていた。もともと形から入るの好きで普通の軟式用に加えて、やりもしない、できもしないのに硬式のグローブを買ったりしていたけれど、こういう姿を見るとナイキのグローブにも興味が湧く。

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そしてマウンドへ。コロナ対策なのかロージンもイニングごとで変えていたことに気づくはじめさんの視線の鋭さ。

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佐々木投手が投げる度に、聞こえてくるシャッターの連写音。これも結構凄かった。普段、設定は連写にしていても撮るのは多くて3、4枚。今時のカメラの連写のスピードは早いから、そんなことはないだろうけれど、自分が撮りたいと感じた瞬間をと思うからひたすらシャッターを押すことはあまりしない。けれど、この日この瞬間はいつも以上にシャッターを押す時間は長くなっていた。
1イニング12球で終わった初登板。その中で普通に撮るのに加えて「躍動感」をと思ってシャッタースピードを落としてみた。スポーツでよく聞く「軸がぶれない」っていう部分を自分で感じられる瞬間でもある。
もっと長い回を投げるなら、もっと落として流れるようなとかも思ったけれど、それはまたいずれ。
カメラ任せの流し撮りじゃなくて、自分が感じる表現として。自分が好きで撮るなら思うがままに、感じるままに撮っていきたい。仕事じゃないから失敗しても悔しいのは自分だけ。仕事じゃできないことをといつも思う。結局、抑えることにいきがちだけど…。
ど素人視線だけど、ファインダー越しでも感じた威力。ビシエド選手が見逃し三振になった最後の球は語彙力のなさもあるけれど、凄いという言葉以外に思いつかない。
何より初登板に居合わせられたこと、それをより間近で観られたことが嬉しく幸せ。佐々木投手のこれからを応援し観続けていきたい。

満田さんにご挨拶と7回の追加点

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7回の表に入るタイミングで、Twitterを通し佐々木投手の初登板に合わせファンクラブに入りチケットを購入したMSBSを主宰する満田さんにご挨拶をとはじめさんと移動。丁度、階段を降りてくるところでばったり。アクティブな人が多いMSBSに参加した方々。主宰の満田さんもかなりアクティブ。仕事でも海外含めて様々な場所に飛び回り、深く濃い経験をされてきている。その経験がもとになっているMSBSでの講義は他ではなかなかないと思うし、自分にとっては非常にキラキラした世界の人。それでも、決して偉ぶることもなく、相手の目線に合わせてどんな内容にも応えてくださり、そこから広がる範囲も幅広い。

安田選手のセンター頭越えのツーベースでいきなりチャンスから始まった7回に、藤原選手に代わって出た福田選手の当たりで小川選手が本塁に突っ込みギリギリセーフで3点目を追加。これが決勝点になりマリーンズが3対2で勝利。

魅力的な井上選手

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初観戦は井上選手の涙のサヨナラツーベース。その瞬間に魅了され虜になった。アジャと呼ばれているのも、色々と突っ込まれていることもその後に知った。それでも、あの瞬間と泣きながら朴訥と答えていたインタビューで受けた印象に変わることはない。最初に買ったレプリカユニフォームは佐々木投手だったけれど、次に買うなら迷うことなく井上選手。
大きな体にも関わらずファーストの守備は随一ということに加え、失敗したものの盗塁を試みるだけで場内は湧く。そういうのも含め今季に懸ける意気込みということも教えてもらった。

その瞬間を…

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どのスポーツでも共通すること。その瞬間の鍛え上げられた肉体がかいま見える瞬間が好き。同時に一番は顔は見えなくても表情が伝わるものを撮りたい。スポーツする姿は360度どこから観ても絵になる、そう思っている。
昔から特に野球は背中を向いている写真が多い。
この萩原選手のフォロースルー、個人的には腕の筋肉の筋が半端ないなと選んだ一枚。

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この藤原選手の写真ももっとトリミングした方が迫力出たのかもしれない。撮りたいと思う場所はあっても必ずしもそうならないのがスポーツ観戦。
絶対的に座りたいところがある今思うのは来シーズン(気が早すぎ?)はシーズンシートを買いたいなって思う。決して安くない金額ではあるけれど、その価値は計り知れないものがあるように思う。何よりチケット争奪戦に参加しなくていいのは色々意味で助かる。

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7回からは小野投手が投げ、8回から東條投手に交代。ツーアウト後に京田選手にホームランを打たれ、次も死球で土居投手に交代。土居投手、調べたらまだ一軍での登板はない模様。9回に四球2つあったけれど、強気な感じが伝わってくるピッチングで最後は根尾選手を三振で試合終了。
これからの、今季の千葉ロッテマリーンズをもっと知り、とことん応援し、幕張に行きまくりたい!

こういう機会を作ってくださったはじめさん、かつおさんには心から感謝し、こういう方々との出会いの機会を作ってくださった満田さんにも心より感謝しています。
千葉ロッテマリーンズにどうして急激にここまでハマっていったかはまた別の機会に。そこも選手ではないけれど、人としての魅力を感じたからこそ。


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