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現在はある大手企業でCtoC ECサービスのプロダクトマネージャーを務める。過去にはオ…

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現在はある大手企業でCtoC ECサービスのプロダクトマネージャーを務める。過去にはオンライン家庭教師とインフルエンサーマーケティングプラットフォームのスタートアップ2社を経験。

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  • ビジコピマガジン

    Business Model Canvasを中心にあらゆるWebサービスの機能を分析し、読めば明日すぐにでも同じ価値を提供するサービスをつくれるような、サービスの本当の姿を明らかにする記事を目指して投稿中...

最近の記事

CASE#1-3 サマリーポケット - サプライヤーの交渉力による影響

他社のプラットフォームへ乗ることによるビジネス影響これまで株式会社サマリーの提供するサマリーポケットのビジネスモデルについて2本記事を書いてきた。 1本目の記事ではサービスのビジネスモデルを単純なロスリーダー型として捉えて分析し、2本目の記事ではその内側に隠れた協業企業のプラットフォームによって強固な参入障壁が築かれていることを見てきた。 今回は前回の記事で書き残した、協業企業との関係性がサマリーポケットのビジネスに与える影響について考えてみたいと思う。 協業企業である寺田

    • CASE#1-2 サマリーポケット - 成長企業を支えるプラットフォーム

      倉庫箱貸し事業の参入障壁前回の記事では株式会社サマリーの提供するサマリーポケットについて、ユーザーから見えているサービスの姿を元にロスリーダー型として読み解いた場合のビジネスモデルキャンバスを紹介した。 その中で生まれてきたのが参入障壁についての疑問である。 アプリ開発を得意とするサマリーと倉庫運営を得意とする寺田倉庫が協業して新しいサービスを作り出したというアイディアは素晴らしいが、ものを実際に管理できる倉庫さえあれば、そのアプリや仕組みを真似することは難しくない。 そ

      • CASE#1-1 サマリーポケット - ロスリーダー型としての視点

        物のクラウドストレージ株式会社サマリーが提供するサマリーポケットは、自分の持ち物をダンボールに詰めて送ると、1点ずつ写真を撮って倉庫にしまってスマホアプリ上で管理できるようにしてくれる「物のクラウドストレージ」とでも呼ぶべきサービスである。 預けた荷物はアプリ上でいつでも1点単位で取り出せるため、必要になったときにはすぐ手元に戻せる気軽さが売り。 提供するアプリには株式会社サマリーが創業当初から提供する「物のSNSサービス」であるSumallyで培った経験が詰まっており、ただ

        • ビジコピマガジンのまえがき

          このマガジンは、あるWebサービスのプロダクトマネジャーである筆者が世にあるサービスやその機能のビジネスモデルを分析することで、今すぐにでもそのアイディアを真似して新しいサービスを始められるほど、具体的なビジネスの姿を明らかにしようと試みている読み物です。 現場では役に立たない「ビジネスモデル」近年はWebサービスも多様化するユーザーのニーズに応えるべく複雑化してきており、大企業や老舗企業はもちろんのこと、スタートアップにおいてもシンプルな1つの収益源・1つのサービスで成功

        CASE#1-3 サマリーポケット - サプライヤーの交渉力による影響

        • CASE#1-2 サマリーポケット - 成長企業を支えるプラットフォーム

        • CASE#1-1 サマリーポケット - ロスリーダー型としての視点

        • ビジコピマガジンのまえがき

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