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ビジュアルプラクティス|グラフィックレコーディング他

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話の見える化、議論の可視化を活用したビジュアルプラクティス(グラフィックレコーディングやグラフィックファシリテーションの総称)の探求のヒントとなる記事を集めていこうと思います。
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#ビジュアルプラクティス

北海道内の100名を超える高校生や大人がつながる〜持続可能な世界・北海道高校生コンテスト交流会〜

おそらく北海道初!100名を超える道内の高校生、大人たちが集まりSDGsについて探求するオンライン対話の場。北海道、全道から集まった高校生のオンライン対話の場、無事に開催終了しました! (集合写真のお名前はわからないようにしています。お顔もわからない解像度となっていますが、掲載に問題のある方は出村までメッセージください) 持続可能な世界・北海道高校生コンテスト交流会とは? 北海道大学環境科学院の山中教授が3年前から実施されている、全道の高校生を対象とした持続可能な世界・北

オンラインツールmiroの10の活用〜「見える化」(ビジュアライズ)でオンライン会議/ワークショップはもっと楽しくなる〜後編

オンラインでの研修やワークショップが、対面の劣化版(対面でしていたことをそのままオンラインにする)ではなく、目的に合わせた場づくりの一つの選択肢だということも、だいぶ当たり前になってきたように感じる今日この頃。 前編1〜6に引き続き、オンラインにおいて、参画型ワークショップ/研修をより豊かにする視点から、オンラインボードmiroの10の活用をご紹介します。 前編はこちら▼ 「活用すれば場が良くなる」というよりも、「目的に合わせて必要な使い方をするとより良くなる可能性が上

オンラインツールmiroの10の活用〜「見える化」(ビジュアライズ)でオンライン会議/ワークショップはもっと楽しくなる〜前編

オンラインでの研修やワークショップが、対面の劣化版(対面でしていたことをそのままオンラインにする)ではなく、目的に合わせた場づくりの一つの選択肢だということも、だいぶ当たり前になってきたように感じる今日この頃。 一方で、オンラインツールは便利だし、ICT技術の進歩はワクワクするけれど、このような便利なツールは「私たちの幸せ」のために設計されたり進歩しているわけではないので、活用の仕方は自分でしっかり手綱を握っていく必要も感じています。言い方を変えると、「私が心地よく過ごすた

◆公開のお知らせ◆ 『北海道庁への報告書:2050 年ゼロカーボン北海道に向けた10-20 歳代世代の意見について』

◆公開のお知らせ◆ 『北海道庁への報告書:2050 年ゼロカーボン北海道に向けた10-20 歳代世代の意見について』 条例の見直しにあたり、若者の意見を直接北海道庁の話し合いの場に届ける機会が実現した事例です。北海道大学の山中教授の元に道庁からの依頼があり、2021年12月18日、この場を応援するために駆けつけた全国のメンバーとともにオンラインワークショップを実現しました。都会から過疎地に住む若者まで、年代も10代から20代、心は若者の30代以降は運営として、参加しました。

オンラインになって、ますますチームグラフィックが活躍しているよ〜共創型ビジュアルプラクティス

2020年以前も、オンラインでグラフィックファシリテーションやグラフィックレコーディングは実施していました。それでも、この1年はリモート会議やオンラインワークショップが私の周りでも急増して、デジタルでのグラフィックの活用が当たり前となり、対面とはまた違う可能性を感じています。特に、移動する必要がなくなったことで、全国のグラフィッカーとチームを組めるようになったし、「チームを組みたい」と、グラフィッカーから連絡をもらうようになりました。 せっかくなので、これまで取りまとめを経

人に寄り添う/本音を引き出す/場を促す!グラフィックファシリテーション 〜絵が苦手な人も大丈夫、日本一簡単な10のステップ(1)〜

描かれたグラフィックを見て、とてもこんなものは描けない。と言われる方に何人も出会ってきました。全国で実施してきたビジュアルプラクティスの講座を通じて、どんな人も、これからご紹介するテクニックを学んでビジュアライズをできるようになり、むしろ「絵が苦手なんです」と言っていた方のほうが、「描ける!」というわくわくを持ち帰っているように見えました^^私自身、デザイナーではなく、美術系の大学を出ているわけでもなく、絵を描くと言えば美術の時間に評価されるもの(=苦手〜)というイメージだっ

多様なステークホルダーの対話の見える化から方向性を見つける〜八尾市観光振興プラン素案

八尾市の観光振興プラン 検討会議の素案を納品しました。 様々なステークホルダーで対話を見える化しながら会議を進めていく八尾市観光振興のステークホルダー、その中でも、キーマンの方と共に進めてきた観光振興プラン検討会議。途中、コロナの感染拡大で、準備してきたイベントが開催できなかったり、いろいろありましたが、2年間かけて進めていく会議の途中まできました。 町の基盤となるインフラを支えておられる方から、ものづくりをされている方、商店街を盛り上げておられる方、博物館を盛り上げなが

ウェルビーイングについて考えることがウェルビーイングを高める〜第1回コンパスプロジェクトのアーカイブ公開〜

北海道大学コンパスプロジェクト、どんなことをしながら探求していくのか覗いていただけるようにアーカイブ公開しました! コンパスプロジェクト 今年の6月からスタートしたウェルビーイングについて探求する”コンパスプロジェクト”、マイペースに進んでいます。昨年頃に考えていた際は、2日間の集中講義をイメージしていましたが、コロナ禍の中、オンラインでじっくり対話しながら、最終日2月の一般公開の日のみ、札幌に集合する形をとることにしました。(とはいえ、先の見えない状況、その都度更新しなが

「共創型ビジュアルプラクティショナー養成プログラム」はじまりました

総勢27名のメンバー。場のホスト、オーガナイズ、ハーベスト、受講生のみなさんと、プログラム自体も共創していく約4ヶ月がスタートしました。開始して1ヶ月も経たずして、すでに様々なストーリーが生まれていて、この共創の場に飛び込んでくれたみなさんには、ただただ感謝です! プログラムでめざすこと「プラクティス」は、日本語で「実践」や「練習」という意味をもち、好きな言葉の一つです。海外のビジュアルプラクティスのカンファレンスに参加した時、実践歴20年の方も、アマチュアもどちらも「私は

ビジュアルプラクティスの3H(Head・Heart・Hand) 〜何を「思い」「聴いて/受取り」「描く」?〜

3Hは、Head (知識、戦略、考え方、マインドセット)、Heart (心、気持ち、モチベーション)、Hand (技術,スキル)の頭文字「H」をとったものです。 あなたは、3つのHのうち、どのHが居心地よくて(すでに持っていてor得意で)、どのHをこれから身につけていきたいですか? ビジュアライズに出会ってから、日本、海外問わず様々な実践者と出会うようになり、いろんな魅力的な方々に出会い、声を聞きながら、「ビジュアライズ」の世界に惹き込まれて、この世界で探求をはじめました

オンラインワークショップに共創の余白とあそびをもたせる〜miro×slack×padletを活用したプラットフォーム 〜

現在進行中の、共創型ビジュアルプラクティショナー養成プログラムでは、オンラインホワイトボードサービスのmiroとslack、padletを活用して、学びのアーカイブ、学びのプラットフォームづくりに挑戦しています。 今年は、コロナ禍の中、オンラインワークショップのプロジェクトの伴走やコーディネートの機会が増えました。3,4ヶ月の伴走から長いと10ヶ月や3年、期限なしのものも。 わたし自身参加者側で参加することもありますが、複数回にわたる連続したワークショップ、リアルに会えない

ビジュアルプラクティスでやみくもに練習しないために意識したい4つの相

さまざまな「見える化」、ビジュアライズ講演会におけるグラフィックレコーディング ワークショップで小さな声にも光をあてるためのビジュアライズ 対話を活性化するのため、もやもやや本音を引き出すためのグラフィックファシリテーション 読んだ本のポイントを整理して残しておくためのスケッチノーティング 1対1のカウンセリングやコーチング、インタビューやUXデザイン、商品開発やアイデア発想の場面、教育現場や組織開発の現場、医療現場… ここで全部はあげきれないくらいたくさんのビジュアライズ