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2021.7.26. 東京オリンピック2020トライアスロン男子 -東京 群集-149

2021年7月26日、お台場で東京オリンピックのトライアスロン男子競技が行われました。
平日、早朝6時半スタート、お台場という"離れ島"での開催ゆえ、沿道での観戦者はスタート時は少なめでした。

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遠くて判りづらいですが、1種めのスイムで選手たちが海上を泳いでいるのが見えました。人工的に造られた渚の海を2周、1.5km泳ぎます。
3年前のプレ大会時には「トイレの匂いがする」と言われた海。劇的な水質改善がされたとは思えません。
メイン会場はコロナ対策で無観客ですので、唯一観戦できる商業施設のデッキからそれほど多くない人々が観ていました。

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2種めはバイク。例の如く建設現場を囲む無粋なフェンス(=バリケード)の出口から選手がいっせいにものすごいスピードで飛び出してきました。
バイク競技コースとしては決して広いとは言えないお台場、5kmのコースを8周します。

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それにしてもすごいスピードで自転車の集団が通り過ぎます。
大観覧車や実物大ガンダム、アウトレットモールなどで観光地商業地のイメージが強いお台場ですが、奥に見えるようにタワーマンションの並ぶ居住区もあります。
沿道の観客はおそらく地元住民がメインだったのでは?と思われます。自宅から近いからでしょうか?この場所あたりではかなり大勢の観客がいました。

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3種め、最後はランです。2.5kmのコースを4周してゴールになります。
このバリケードの切れ目から入った先にゴールがあり、テレビ中継を見ていなければ誰がトップになったのかまったくわかりません。

肉体のみの勝負になりますから、バイクのようなスピード感はありませんし、ここまでくると皆さんかなりバテているように見えました。ゴールした後には嘔吐している選手もいたとか…

暑さ対策で早朝開催となりましたが、スタート時は都心で気温26℃、湿度79%、ゴール時は気温28℃、湿度は70%という記録がありました。

「この時期の天候は晴れる日が多く、かつ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」

五輪招致した際のプレゼンワードの一つです。
改めてこの時期に決定したまま変更も検討もしなかった運営側に問題があると思います。

いったい誰のためのオリンピックなのか?

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