今宵心は三日月模様。


今宵心は三日月模様

Aメロ〉
まんまるお月様は今日も夜空を照らして
ああ 空の上では太陽さんに背中を預けてる
雲の切れ間から漏れ出した光が
まるでスポットライトに見えた

Bメロ〉
日陰者でもいいとか卑屈になっちゃって
表舞台をどうにか避けてきた
でも本当はたまには脚光浴びたいなんて
思ってたり これって欲張り?
そんなことないよ!言い聞かせて
さあ真夜中一人のステージへ

サビ〉
月明かりと一緒にレッツダンス
リードなんかはしないから
君が踊りたいようにただ踊ればいい
雲が晴れたら空には満月じゃなくて三日月だ
やってやったぜってな具合に鼻高々に笑う
歓声は沸き上がらないけど
誰も見てはいないけど 
やりたいこと出来たなら恥ずかしくはないよ

2Aメロ)
今日の空模様はあいにく曇天で
まあ 太陽さんもなかなか元気がないご様子
厚いカーテンのすぐ後ろでは
輝けやしないと ふて寝かましてるお月様

2Bメロ〉
一人じゃ何も出来ないなんて
ダサいなんて思っているから
強がったり 意地張ったり
でも本当は寂しかったり 
調子でなくて上手くいかない
無理してるんだって気付いてしまうよ


2サビ〉
僕とカーテン越しにレッツダンス
エスコートくらいはするから
君が踊りたいようにただ踊ればいい
いつの間にか幕は上がって
星々のイルミネーションちらついて
太陽さんに照らされたお月様は朗らか

ラスサビ〉
自分の気持ちに素直に
思うがままにステージに立とう
誰も見てはいないけれど
これが自分と背筋伸ばして
胸を張って さあ
スポットライトの下へ

月明かりと一緒にレッツダンス
リードなんかはしないから
君が踊りたいようにただ踊ればいい
主役は自分なんだから
恥ずかしがらず ほらレッツダンス
嫌な事とか今は全部忘れるように
胸の中の雲が晴れたら 高らかに笑い合おう

夜空の下で レッツダンス
太陽と月もレッツダンス
誰も彼もが 踊り明かしてる
疲れたなら 今日のとこは お休み

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三日月が好きです。英語でCrescent Moonという響きも好き。
そんな三日月を題材にした曲です。
この歌詞を書いていた時、私は常に自信を持てず過ごしていました。
やりたいことをやっているはずなのに心が淀んでました。
でもそれは当然で、本気だったからこその感情でした。
そんな弱気な自分を自分自身で鼓舞していたのです。詞を通して。
『日陰者でもいいとか卑屈になっちゃって表舞台をどうにか避けてきた』
『でも本当はたまには脚光浴びたいなんて思ってたり』
ここらへんは自信のなさが滲み出てますね。

さて、満たされている具合で喩えるなら、満月の方が分かりやすいのですが。
私は三日月を表現としてチョイスしました。
もとより三日月が好きというのはあるのですが、もう一つ。
三日月は鼻が高いイメージがあり、自信 を表すのに適している気がしました。
『雲が晴れたら空には満月じゃなくて三日月だ
やってやったぜってな具合に鼻高々に笑う』
この やってやったぜと どうだ!という満足気な
無邪気さが自分の三日月のイメージとぴったりはまったのです。

さて、最後に2点で今回の記事は終わりです。

まずサビについて。
『歓声は沸き上がらないけど 誰も見てはいないけど 
やりたいこと出来たなら恥ずかしくはないよ』
ここがこの曲の一番シンプルなメッセージですね。
賞賛や共感なんてなくたって自分の信じるものを貫けたら自信を持っていい。
恥じる事なんてなくて、胸を張って突き進んで良い。
そんな臭くて青いことをやんわりと伝えたかったのですね。

まとめ。
この詞をたまたま目にしてくださった方。
ここまで色々とセルフライナーノーツを綴っていますが
基本 捉え方は皆さんにお任せしたいのが本音です。
ネガティブかポジティブ問わず
目にした作品に対して何かを抱いて貰えたなら
ここに軌跡を残す甲斐があります。
クリエイターにとって一番怖いのは
何も得られない 与えられないことだと思うので。

皆さんも何か尻込みしていることがあるなら
やってみてください。
自分の気持ちに素直に 思うがままにステージに立ってみて
誰も見てはいないだろうけれど
これが自分と背筋伸ばして 胸を張って
スポットライトの下へ立ってみてください。
そしてその中で好きなように踊ってください。
あなたが踊りたいように踊れば良いんです。
そうした結果、胸の中のモヤモヤが晴れて
気が付けば自信を持てている、そうなれれば 良いなと思います。
私はきっとこの場では綺麗事製造機になります。
無責任な言葉を雑多に並べていくと思います。
しかしながら、その言葉一つ一つは本心です。
その時自身が抱いた感情や感覚を掴んで握りしめた結果です。
大事な時間をこの記事を読むことに割いてくれてありがとう。
仕事の休憩中に執筆したけれど、意外と書けるものですね。
天狗になるのはダメだけど、鼻高々に嬉々として生きてください
またね。

でるた。