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#11 NFTは海外富裕層とのつながりに

今回のPickUpは、焼酎目メーカーによるNFT(樽オーナー権)の発行について触れた記事。

同じように、ラム酒のNFTを発行する焼酎メーカーのニュースも出ててきており、焼酎業界においてNFTはちょっとしたブームになりつつあります。

日本の酒としての焼酎

海外から見ると、日本の酒といえば「日本酒」であり「SAKE」であると考えるのが一般的でしょう。ジャパニーズウィスキー人気もあり、輸出額で見ると日本酒・ウィスキーが圧倒的です。焼酎は、日本のお酒としての海外での認知はまだまだ低いと言わざるを得ないでしょう。

日本の酒類の輸出について

海外富裕層×NFT

冒頭の記事に記載のある鹿児島奄美大島の焼酎オーナー権は、1口12万円の販売し、その後世界中の人にそのオーナー権をNFTとして売ることができます。この仕組みの狙いは、将来的に海外富裕層を取り組んでいくことも一つの狙いだと推察できます。

そもそも、NFTという新しい資金調達の手法が優れている点は大きく2点です。1つ目は、NFTが売買された際にもともとのクリエイターにお金が入ること。これがクリエイターの創作モチベーションや継続的な資金確保を可能にすると言われています。2つ目は、金融規制を気にせず(厳密には金融規制が関係しないスキームを設計して)海外向けにお金集めができることでしょう。

1つ目については、世界最大のNFTプラットフォーマーであるOpenSeaがクリエイターへのお金の還元を止めるような動きがあり、少し雲行きが怪しいですが、2つ目はこれまでの金融にない可能性です。

海外からまだまだ認知の低い日本の優れた文化は焼酎以外にも無限にあります。NFTという世界中に商品のオーナーを募れる仕組みは、直接海外の方々(特にOpenSeaなどに回遊する富裕層)と接するための一つの選択肢として成長していくのではないかと思います。

以上


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