見出し画像

いっしょに生きる

いつかなおることを祈るのは
いなくなるのをねがうようで
たとえそれが病であったとて
なんだかこころぐるしくなる


いたいだけそこにいていいよ
けれどもし消えたくなったら
いなくなってもかまわないよ
とわたしは思っていたいから


たたかうことをしたくないし
なくなることを望みたくない
そこにいるかぎりはただもう
いっしょに暮らしていきたい


なおることなおらないことは
きっと気にしなくていいこと
わたしのむかいたいところは
せいいっぱい命をいきること



***

“体さん、
今日もわたしと一緒にいてくれて
ありがとう。

絶えず呼吸をしてくれて
ありがとう。

病気を通して、
クリーニングの機会を
与えてくれて
ほんとうにありがとう。”

KR女史

サポートありがとう🪴いろんなところの寄付のために使っています