偉大なる伝説の勇者ポコタnote用2

我が家の偉大なる伝説の勇者ネコ、ポコタのおはなし。

Future is hope, maybe.デルロットです。

#我が家のペット自慢 ということで、ちょっと書いてみます。お題があるといいですね。書きやすくなります。

と言っても、今現在ウチにはペットはいません。でも二年前まではかけがえのない家族がいました。この世界にはもういません。享年23歳。我が家の自慢の長生きネコ、ポコタです。

23歳まで生きた、ってすごいですよね?捨て猫だったので推定ですが、ほぼそのくらいです。人間なら100歳以上!ポコタと書いて誇りです。少し長い話になります。おつきあいくださるとうれしいです<(_ _)>

ポコタがウチに来たのは僕が中学校三年の時だったと思います。どこかに捨てられていたらしく知り合いのつてでウチで引き取ることになりました。

その時のポコタはまだ子猫でもうかわいいのなんの!天使がウチに来たと思うほどでした。興奮しすぎて鼻血を出してしまったことを覚えています(笑)

ポコタはシャムネコに似た雑種(♀)で最初はマリというかわいい名前でした。
しかしタヌキっぽい顔をしていたので僕がポコタポコタと言っている間に家族の中でもポコタと呼ぶようになりました。メスなのにポコタ。

ポコタは拾われてすぐに避妊手術をしました。僕はそれでよかったと思います。ネコは妊娠すると4~5匹の子供を産みます。その子ら全ての引き取り手を探すのは難しいし、ポコタがされたように捨てることになったらかわいそうだと思うからです。

大切な幸せをひとつ失うことになりますが。

ポコタは活発なネコでした。窓の網戸をロッククライミングのように爪を立てて登ったり、屋根裏へのはしごを登ったはいいが降りられなくなってにゃーにゃー鳴いたり。僕があぐらをかいて自分の両足をポンポン、と叩くと乗っかってきました。犬でいうお手みたいな?

少し不思議なところがありました。

家族で深刻な話をしている時、必ずと言っていいほど近くにいました。我が家の守り神みたいね。母は言っていました。

リラックスしている時、目を閉じて座りながら前足の片方を上げていました。僕はそれを幸せのポーズと呼んでいました。

冬になると僕の布団の中に入ってきてよく一緒に寝てました。ポコタの逆方向に体を向けると背中をカリカリと、こっちむいて~って感じで掻いてきました。寝る前だから夢かもしれませんね。そこまで頭いいかなあ?と今は思います。

冬はいっしょ。でも夏になると布団は暑くてどこか涼しいところに行ってしまいます。季節性のツンデレですね。

月日はすぎて、2017年3月12日、
ポコタは23歳(推定)で他界しました。

医者に見せて、もう長くない、と言われてすぐ次の日でした。僕は泣きながら、ぜってーもっと生かせてやる!と思い高いエサを買いにイオンへ行きました。帰ってくるとポコタは陽だまりの所で、ぐでんと横に寝ていました。

ほれ、エサ食え、とあげても食べる力もなかったようです。少し動かすと、痛かったのか、僕の指をかみました。指も痛かったけど、心のほうがもっと痛かった。これがポコタとの最後の想い出です。

息をするおなかの上下がしだいに小さくなる。午後5時ごろ、天使は帰っていきました。

ブログなどにポコタのことを書いていると、まだポコタが生きているような気がします。だから小説とかにもたびたび登場すると思います。

Were you happy? POCOTA.


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