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notemeetup参加記♯8(ゲスト佐久間裕美子さん)

notemeetup#8(ゲスト佐久間裕美子さん 3月22日開催)参加してきました。少し日にちが経っちゃってるんでどうしようかとも思ったのですが、折角参加してきたのでやはり参加記を書き記そうと思いました。noteの公式meetupじつは今回二回目の参加になります(前回は第4回ゲスト平田はる香さんハヤカワ五味さん)まぁ、たまたま東京の会場からは講演が終わったあとでもその日のうちに帰れるような場所に住んでいたのと(神奈川のちょっと田舎になります。誰も聞いてませんねスミマセン)あと、非公式のオフ会とかより参加のハードルも低いと思うんですよね。というのは会場に行って登壇者のはなしを聞くだけで、それ以上のことは何も要求されないわけですから(とかいいつつ、新たに会場になった青山オフィスの会場に着席するまでは、じつは多少の不安と緊張に襲われてた私です)というわけで参加してきました。
ではでは、ここからはその参加記になります。

①参加した動機は? なにに興味をもったの?
今回のゲスト佐久間裕美子さんは、最初は会社員をやってたんだけどそこを辞めて、執筆など様々な活動をしてかれこれアメリカで二十年暮らしているという方です。そういった経歴を持つ佐久間さんが、自分のやりたいこととやりたくないことを見極め、どのように生き方や自分の居場所をつくりあげてきたかということをテーマに語るということで非常に興味を持ちました。
わたしのはなしになってしまいますが、わたしは70年代の生まれで若い頃はじつはアメリカかぶれでした。アメリカかぶれというのは最近の若い人達にはややピンとこないはなしかもしれませんが、わたしの若い頃は洋楽やハリウッドムービーなどアメリカカルチャー全盛で、まだまだ日本もアメリカに追いつけ追い越せみたいな時代だったんです。わたしもアメリカに住みたいなぁとかアメリカで成功したいなぁなどと思ったこともあったのですが、わたしの場合は20代で引きこもりになってしまい、つまりだから佐久間さんはわたしにとっては夢でしかなかったものを現実のものにしてるすごい方なんです。その佐久間さんが生き方や居場所をどうつくってきたかを語るっていうんですから、これはもう聴かないわけいかないでしょう。わたしも先年会社を辞めいまは派遣などをやってますが、生き方や居場所をどうつくるかっていうのは私にとっても切実なテーマです。

さて、多少の不安を抱えながら青山の会場へ着きました(そんな迷路めいろな分かりにくい場所ではありません)エレベーターを上がると会場があり、照明がすごく明るいんですね。女性の化粧のあらも全部みえるくらい明るい。しかしこの明るすぎるくらいの照明になぜか気分もほぐれ少しリラックス。時間をややオーバーしていよいよ佐久間さんとナビゲーターの加藤CEOが登場し講演が始まります。

 

②講演の内容
講演の内容ですが、これは個人的解釈になってしまいますが、敢えて一言でざっくり表現すればー成績の悪いわたしが、ダメもとでゴリゴリ切り開いていく人生ーとでもいえばいいんでしょうか? ちょっと誤解を生みそうな実もフタもない表現ですが、一言でいえばそんなことが主軸とわたしには受け取れました。では、その中で印象的だった言葉やはなしを箇条書きに列挙することで講演の内容を再構成したいと思います。

1、日本になじめなかった…
これは隣ではなしを伺ってた加藤CEO(以下、加藤さん)もそうだとおっしゃってたのですが、まず日本になじめなかったと…がんばって入った慶応大学もなんかシラケてしまったというはなしで、そこへスタンフォード大学のパンフが目に入りアメリカへ行く決心をします。紆余曲折を経て、スタンフォードではなくイェール大学という金のかかる超名門大学に留学することになります(その金はどうしたんだ、と思われるかもしれませんが、佐久間さんの生まれ故郷の愛知では、おじいちゃんが孫娘の盛大な婚礼のために多額の蓄えをしている慣習があるとかで、佐久間さんは、結婚はどうでもいいからその金で留学させて、と頼み込んだそうです)こういったことでまず日本を飛び出してしまいます。

2、成績はつねに悪かった…
慶応大学やイェール大学に入れるぐらいだから、それは謙遜でしょう?という人もいるでしょう。定かではありませんが、実際、慶応大学の中でも留学先でもつねに成績は低く、こんな成績ではそもそも留学などまず無理というレベルだったらしいのですが、佐久間さんはそこで引き下がりません。
留学に際しても教授室に自分がどれだけそれを学ぶ強い情熱をもっているかをアピールします。それは邪道だ!という人もいるかもしれませんが、成績が悪いからという理由で自分の可能性にフタをして諦めることがありません。国費で留学するようなハイスペックで成績優秀な偉人のはなしもすごいと思いますが、佐久間さんのようにスッペクが低いからという理由で自分に線引きしてしまわずゴリゴリ押すのもそれまたそれですごいことのように思えました。それはつねに人生ダメもとでぶつかっていったということだそうです。佐久間さんはこういったやりかたでその後のアメリカ生活も切り開いていきます。

3、会社を辞めて独立したが、専業の執筆は避けた…
さて、いよいよ卒業が近づき進路を選ぶに当たって最初は日本の会社の海外インターンを当たっていた佐久間さんは、これまた紆余曲折を経てアメリカに就職するのですが社内政治に嫌気がさしてしまい、その頃副業でやってた執筆が本業の収入を超えたら辞めるつもりだったのですが、その日は来ないだろうということに気づきます。しかし会社の都合で辞めざるを得なくなった佐久間さんはそこで執筆専業の道を選ばず、フォトスタジオを立ち上げることによって執筆以外の定収入をまず確保します。フォトスタジオをやってるライターというようなスタンスです。その後佐久間さんの書いたものを見た人から本のはなしが舞い込みます。(この執筆と自身が立ち上げたフォトスタジオの仕事の両立みたいなはなしは、これから佐久間さん自身のnoteやブログで明らかになっていくだろうと思われます)

4、我慢力(忍耐力)はあまりないから常にストレスの少ないあり方を模索してきた…
日本になじめず、せっかく入った日本の大学にもズレを感じた佐久間さんは海外へ、その後も会社にストレスを感じた佐久間さんは独立し、専業の執筆もストレスだと感じた佐久間さんは別の仕事を持ちます。こうしてみると、ただストレスから逃げてるだけじゃないかと批判する人もいるかもしれませんが、しかし、それが結局わたしはどうしたいのかを常に問い、それを実現するような生き方…やりたいこととやりたくないことをはっきりさせてやりたいことを実現する生き方につながっていいるようです。

5、山小屋を借りて執筆…すごくはかどる。
ふだんはニューヨーク在住で、そこから車で一時間半はかかる郊外の田舎に友達が放置していた山小屋があって、その、ねずみとかも沢山出るボロ小屋を友達に頼み込んで借りて改修し、いまはニューヨークとその郊外の山小屋を行ったり来たりしているというはなしです。が、この山小屋は自然がいっぱいなところで時間の流れがすごくゆったりしていて、執筆がすごく捗るんだそうです。執筆が環境次第ですごくはかどるというはなしは、執筆で生計を立てたいわたしの参考になりました。「どこだって変わんねぇだろう」と考えてたからです。

ざっと駆け足でしたが、以上がわたしが個人的に気にかかったはなしや言葉を中心にした講演の再構成になります。録音やメモはとらず記憶のみによる再構成ですので、細かいところはひょっとしたら事実とズレてる可能性なきにしもあらずですが、その辺は、他の方のレポートや、また佐久間さん自身の記事やブログも参照してください。やりたいこととやりたくないことを見極め、自分の生き方や居場所を作りたい人に参考になれば幸いです。

今回の記事は以上ですが、ミートアップの参加記は実は続編を予定しておりまして(あくまで予定)次回では佐久間さんってどんな感じの方で、またCEOの加藤さんもナビゲーターとして出演されてたので、その辺も含めたイベント全体のレポートを、さらにわたしが結局このイベントでなにをどう感じたのかなどのはなしをしたいと思います。(あくまで予定)講演の内容自体はこの記事で完結しておりますが、興味ありましたらそちらの余談的な続編も近日中に投稿する予定ですのであわせて読んでいただけたらと思います(まだ一字も書いてないんですが、予告することで追い込みたいと思います)

ミートアップ参加記でした。
御一読ありがとうございました。

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