見出し画像

突然スパイスを作って売ってみたくなった人の話~営業許可証&製造場所編~

前回の投稿からずいぶん日が開いてしまいましたが、今日は前回書いた話の続きで営業許可書をどのようにして手に入れたかを書いていきたいと思います。
まだ前回の話を読んでいない方はぜひそちらを読んでからこちらを読んでください!

Instagramのアカウントも作成しました!
ぜひフォローをお願いします!!


店舗(調理場所)を探す

営業許可書を手に入れるためにはまず営業許可を受ける場所が必要になります。
私の場合はお店を開くわけではないですが、飲食店の開業費用は平均で989万円ほどかかるといわれています。お客さんがいるスペースがないとはいえ内外装工事費や機械、計器、備品、家賃で500万くらいはかかるのではないかなと思います。
当然ミニマムで始めようと思っていた私は数百万もかけることができないので、この時点で別の道を探さないといけないなと考えていました。

保健所の検査

仮に、調理場所を自前で用意したとして次は保健所からの検査が必要になります。
用意されている調理場所や店舗が規定されている施設基準を満たしているかを検査してもらい、すべての基準を満たすまでひたすら改善と再検査を受ける必要があります。
この検査も立ち合いが必要なので、私のように本業がある場合は都度中抜けないしはお休みをしないといけないということもあり時間的にも非常にコストがかかることになります

OEMという選択

食品を製造して販売するということを考えたときに、店舗を持つ以外によくある選択肢としてOEMがあります。
これはすでに営業許可を得ている食品製造工場などに製造を依頼して、完成物を納品してもらえる方法になります。選択肢として考えたのですが、小ロットでの注文が難しく、発注するときのコストがそれなりに高くなること、在庫を抱えてそれが捌けなかったときのリスクを考えると無名な会社がとれる選択肢ではないと判断しました。

最終的にどうしたのか

最終的にコワーキングキッチンというものを利用する形にしました。
コワーキングキッチンはすでに営業許可を持っているキッチンを時間貸しもしくは月貸ししてくれるサービスを提供しているキッチンになります。
運営会社の規定にのっとることで販売する食品をそのキッチン内で製造することができ、原材料表示部分の製造所としてキッチンの運営会社名と住所を掲載することが可能となります。
時間貸しなので、使った分しかコストがかからないですし、予約が取れればいつでも使えるので前述したコスト面、リスク面両方が回避できる手段として私にとってはベストな選択肢でした。
こうして、最初のnoteに書いた必要なことその①営業許可を取ると③製造場所の確保をクリアしたのでした。

今回のnoteはここまでです!
次回は必要なこと②食品衛生責任者の取得について書いていきたいと思います!
また次回もぜひ見てください。よろしくお願いします!


この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?