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相互理解を深めるために、エンジニア合宿を開催してみた

アイミツ開発チームでエンジニアリングをしている deliku といいます。先日、弊社エンジニアが所属するプロダクト開発部にて初となる合宿を開催してみましたので、その様子をご紹介したいと思います!

なぜ合宿を開催したか

今回は開発合宿ではなく、コミュニケーション促進 / リフレッシュの観点からワークショップを中心とした合宿を計画しました。

相互理解を高める

プロダクト開発部では直近でメンバー、 チームが増加していますが、リモートで働くメンバーの割合が多く、離れて空間で働くことが多い状況になっています。

また、仕事を行う上で個々でできることは限られたことが多く、基本的に自チームや、他チーム / 他部門と連携して、より大きい仕事をこなしていくことが会社組織に所属している大多数の人が当てはまることかと思います。

相互理解が深まっていればコミュニケーションが円滑に行え、連携がとりやすくなり、ひいては生産性が向上しやすくなりますので、そういった土壌をメンバー全員で養いたいという想いがありました。

心理的安全性: 心理的安全性とは、対人関係においてリスクある行動を取ったときの結果に対する個人の認知の仕方、つまり、「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうかを意味します。心理的安全性の高いチームのメンバーは、他のメンバーに対してリスクを取ることに不安を感じていません。自分の過ちを認めたり、質問をしたり、新しいアイデアを披露したりしても、誰も自分を馬鹿にしたり罰したりしないと信じられる余地があります。

相互信頼: 相互信頼の高いチームのメンバーは、クオリティの高い仕事を時間内に仕上げます(これに対し、相互信頼の低いチームのメンバーは責任を転嫁します)。

https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-effectiveness/#introduction
https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-effectiveness/#introduction

合宿先

下記選定ポイントを元に、東京ドームシティ近くのイベントスペースを借りました。近くにコンビニ、ドン・キホーテがあり、ちょっとした買い出しに重宝しました。

  • オフィスから遠すぎない

    • オフィス近辺のほうが、各参加者の自宅距離から無理がなく来れる範囲ではと考えました(埼玉開催にすると神奈川の人が遠くて大変だろうという考慮です)

  • キッチンがある

    • お昼は有志メンバーが手作りしてくれるため、キッチン設備が充実していること

  • WiFi完備

  • リラックスしやすい環境

New民家バー

タイムライン

お昼は、有志メンバーがご飯を振舞ってくれるということで長めに設定しています。ワークショップは、直近1年のタイムラインとエモーショナルグラフを使用した振り返りをしました。

10:00 - 11:30 ワークショップ:チームパート1回目
11:30 - 13:30 お昼
13:30 - 15:00 ワークショップ:シャッフルパート
15:00 - 15:30 休憩
15:30 - 17:30 ワークショップ:チームパート2回目
17:30 - 19:00 発表
19:00 - 23:00 懇親会(任意参加)

チームパート(1回目)

  • 各チームで2022/6 〜 2023/4のタイムラインを作る

    1. 個人でやったことを書き出す

      1. チームでやったこと・個人でやったこと・起きた出来事を出す

    2. 1で書き出したものを模造紙に貼っていく

      1. チーム単位で1つのタイムラインを作っていく

      2. 内容がかぶった付箋は1つにまとめる

    3. 個人で感情の付箋を書き出していく

      1. 遠慮はいらないが配慮は必要/4A などネガティブな感情も出しやすい&受け止めやすいガイドラインは共有した上で行う

      2. 人を責めないこと・事実の共有であること・悪口はかかない etc

    4. 3で書き出したものを模造紙に貼っていく

      1. 感情は尊重する

楽しく、模造紙に書き出している様子

お昼

ベトナム出身のニャンさんによる ブンボーフエ を食べました。ほどよい辛さと牛肉の旨み、柑橘系がアクセントに効いて、濃厚とサッパリさを感じる絶品でした!

ブンボーフエ ベトナム中部の都市「フエ」で生まれたとされる麺料理です
大人数のブンボーフエを調理してくれているニャンさん、後ろ姿がかっこいい
ブンボーフエの調理を見守るメンバー
まるでお店にきたかのよう
ただ黙々と食す、暑い日に食べたい一品

シャッフルパート

チームをシャッフルして、作ったタイムラインを共有しあう

  • チームを超えた相互理解などの促進

  • フィードバックによる気づきを得る

シャッフルパート 振り返り

  • シャッフルパートのフィードバックを持ち寄る

    1. 気づきがあればタイムラインへ反映

チームパート(2回目)

  • タイムラインを踏まえた上で1年後のありたい姿「プロダクトにコミットしている状態とは?」をテーマに未来のタイムラインを作成する

    1. どういった行動・会話が増えているとありたい姿に近づけているか

模造紙に書いていくのワクワクしませんか?
楽しく真剣に、みんな付箋たくさん貼ってました
真面目そうな雰囲気が伝わってきますね

懇親会

蕎麦にハマっているメンバーが絶品の蕎麦つゆを持参し、蕎麦を振舞ってくれました!また、近くの中華料理屋から中華料理を注文し、買い出ししたお酒を飲んで交流を深めました!

大人数の蕎麦を用意してくれている様子
絶品の中華料理たち

ワークショップ感想

直近1年のタイムラインとエモーショナルグラフを使用した振り返りを模造紙にまとめました。直近でjoinしたメンバーから、過去の経緯や他のメンバーのエモーションからユニラボの歴史がわかったようなような気がする!とフィードバックをいただいたり、既存メンバーからは新しいプロジェクトが時始まるときは、わくわくもあるが不確実なことも多く不安も多いなど他のメンバーに気持ちを吐露するシーンもあり、人それぞれ様々な思いをもって仕事をしているんだなと改めて感じました。

アイミツプロダクト開発チーム1年の振り返り
アイミツCloudプロダクト開発チーム1年の振り返り
Infraチーム1年の振り返り

参加メンバー感想

  • エモーショングラフよかった。他チームだと特に考え方とかまだよくわからない人もどんな人なのかを知るいいイベントだった

  • 半年に一回くらいやってもいいかも

  • 客観的に見ると一定いい感じの成果が出ていると感じた

  • 主観と客観で見える評価が違うと思った

  • とてもいい会だったと思います!振り返りを1年にすると思い出せないこともあるので、半年ごととかでやってもいいかなと思いました

  • 人それぞれの業務や働き方に対する価値観や志向性を知ることができてプロダクトにとって必要なことが何かを考えるきっかけになるとともに個人にとっての自己実現がプロダクトの成功とどう結びつくかを知るきっかけになったが今後一緒に働いていく上でとても参考になりました

  • 何よりプロダクト開発部のほぼ全員が対面で集まるということが自分が入社してから初めてのことだったのでお互いを知る、親睦を深めるという意味でとても有意義な時間でした

  • 会社でやっていたら発想や考え方がストレッチできずに無難で固い内容になっていたような気がします。社外で行ったからこそ自由な発想で会社やプロダクト、自分たちの業務について客観的に考えられたのだと思います

  • 普段の業務では1〜2週間くらいしか先のことを考える時間がなかなか取れない中で、合宿として時間を取ったことで みんなで今後の動きについてしっかりと考えることが出来たことが良かったと思います 各チームの特色やメンバーの考え方なども知ることができて、飲み会だけでは出来ないようなコミュニケーションが 取れたことがとてもありがたかったです

  • 普段と異なる視野・視座で、チームやプロダクトに対して全力集中できた良い時間でした

  • チームの方向性についてちゃんと言語化するのが結構難しかった

  • 初めて雑談ベースで会話ができた人が何人もいて、仲が深まった気がする

  • 短期であっても未来を語り、また共有することによって、開発部の全体のマインドが上がった空気を感じることができたのは素敵でした

  • 今回の合宿の雰囲気から、次回の合宿で目標の振り返りをすることを想像すると、実現できていることが望ましいけど、もし実現できていなかったとしても皆で応援する声が飛び交うなどの会になりそうで良さそう

  • プロダクト開発部メンバーがどのように業務に向き合っているのかがすごくわかって良かった

  • プロダクト開発部メンバーの人柄がわかるところが企画として盛り込まれている気がした。すごく良かった

  • データ基盤/インフラチームメンバーと課題の共有理解度が深まった気がする

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