祝・刊行!『世界一やさしい内向型の教科書』新刊記念イベントリポート
6月8日夜、サンクチュアリ出版さんのイベントブースをお借りして、『世界一やさしい内向型の教科書』の出版記念イベントが開かれました。(サンクチュアリ出版さん、ありがとうございます!)
17時オープンの会場に、続々と参加者の方々が集まり、和やかなムードでスタートしました。
「前のほうの席、嫌ですよね。当てたりしないので大丈夫ですよ」
ゆかりさんの言葉に、私たち内向型への深い理解を感じます。
(セミナーで急に当てられるの、苦手です……苦笑)
テーマは「『内向型を直さず活かす働き方』を叶える方法」。
まずは、「内向型とはどんな人か?」を知るところから始まります。
ゆかりさん
「最近では〈静かな人〉とも称されますが、本書では内向型を〈静かな時間を求める人〉と再定義しました。
今までは『自分は〈静かな人〉だから』と内向型の枠に自分を押し込み、諦めていたかもしれません。
でも〈静かな時間を求める人〉ととらえると、どうでしょうか。
違いは『求めている時間の使い方』だけで、どちらがいい、わるいということはないんです」
「もしかしたら外向型の方の中にも、『いや自分も、静かな時間が欲しいほうだよ』という人はいるかもしれません。でも、内向型はもっと心の底から欲しているんです。なくてはならない、ないと倒れてしまう、というレベルで『静かな時間』を必要としています。
だから、〈静かな時間が好きな人〉ではなくて、〈静かな時間を求める人〉としました」
ゆかりさんの言葉に、参加者の方々が熱心にペンを走らせていました。
そのほかにも、内向型の自分を理解し、強みを見つけていくために、以下のようなメソッドが紹介されました。
・内向型の適職を導く3つの輪
・自分の価値観を見つけるワーク
・自分の経験を棚卸するワーク
・内向型の強み4タイプ
ワークは実際に紙に書き出し、自分について内省する時間が設けられました。
ワークの問いの例
「今の働き方に、どんな不満があるか」
「それがどうなったら嬉しいか」
ワークが終わるとペアになり、書き出したこと、感じたことをシェアします。
ゆかりさん
「人によって、もやもやのポイントは違います。
それが自分自身の『価値観』をクリアにすることにつながっていくので、自分のもやもやを見つめてみることはとても大切です」
ぺアになってお互いの考えを共有することで、感じ方の違いや、大切にしたいものの違いがより明確になり、自分への理解が深まっていきました。
最後に、「内向型の強みを活かすために、今日の夜にまず何をしたいか」を共有して、セミナーは終了しました。
ゆかりさん、すてきなセミナーをありがとうございました!
なお、このイベントの内容は、5月に発売した新刊『世界一やさしい内向型の教科書』をベースにしています。
気になった方はぜひ、お手に取ってご覧ください。
また、イベントの動画をご覧になりたい方は、下記、サンクチュアリ出版さんのnoteページにて販売中です
(記事作成:編集担当 大友)