【妄想】ライブレポ・ニューサムシングツアーculture/dramatic
ニューサムシングが初のアリーナツアーである、culture/dramaticをさいたまスーパーアリーナにて終えた。
先に発売された2つのアルバム「C」と「D」の世界観を表現するこのツアーはそれぞれ地方公演では交互にアルバムの楽曲や過去にリリースされた曲と絡めて披露するカタチとなり、非常に驚愕した。
ツアーラストである当公演はその2つのアルバムを濃縮した内容だった。Overtureからはじまり、耳を塞ぎたくなる程の目覚まし時計のアラーム音が鳴り響くと「noisy chicken」からスタート。青い可憐な衣装を纏ったメンバーがタップダンスを流用した素早いステップを魅せる楽曲はまさに圧巻の一言だ。「timetable」「colorful jam」「nervous coffee」「imaginary box」と朝の様子を鮮やかに表現した後、MCがスタート。坂口章子がはじめてのアリーナツアーで不安がありましたが、各会場お客さんがいっぱいだったので、今は安心してパフォーマンスできます。と心情を吐露。みんなといれる時間は大事だねと森山裕那がサポートした。
セットが高層ビル群らしきモノに変化し、メンバーが黒いワンピース衣装に衣を変え、センターステージに登場し、昼の憂鬱な人間関係を歌った「poison tower」や「social mask」「health size」「engine oval」「my escape」を演劇性の高い激しいダンスで披露し、観客の意識を一気 に引き込ませた。
電車に乗って、どこかに向かうようなVTRが流れると、緑のアイドルオーラ満載な衣装を着たメンバーがニューサムシングのライブでは初となるトロッコで「life station」を歌いながら笑顔を振り撒き、続いて「candy house」「brilliant flower」「hopping fish」「medicine bag」「story island」を花道やバックステージでパワフルに踊った。
家に帰り途中のVTRが流れ、オレンジと黒のビスチェ風衣装に変わったメンバーが再びセンターステージに登場。「brand new mode」「bargain sale」「sold out」と立て続けに披露し、坂口が後半もよろしく!と叫び、「wash away」「relax area」「favorite recipe」「let's party」「cat dance」「star avenue」を歌い、「heavenly dream」でしめた。
アンコールの強いコールに答えて、新曲の「long time no see」を披露。懐かしみのある明るいポップスでニューサムシングの新たな魅力になりそうな曲だった。続いて「raise your fist」「mother land」を歌い、釜尾鳥佳が新しい世界で会いましょうと言い、ニューサムシングの史上最長のライブが幕を閉じた。
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