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⑮おひさまやの照明デザイン

さて、店舗運営の大事なツールのひとつが「照明」です。

我が家を建てる時は、最後の最後だったし、インテリアデザイナーの方が退社する直前のタイミングでバタバタする中でなんとなく決めてしまい、照明の位置をじゅうぶん検討せずにいつのまにか決定、引き渡しになってしまいました。照明器具はかなりこだわって、吉祥寺のアンティークショップを回ったり、ちょっと予算をかけて選んだりしていたので、バッチリの位置に器具を配置できず(微妙にずれている部分がある)ので、とても後悔しています。もともと照明器具が好きなだけに、後悔が残っています。

現店舗のメインの照明は、このシャンデリアです。

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これは公団住まいをしていたころに、リバレイン福岡にあった「F.O.B COOP」でひとめぼれして購入したもの。かなり思い切らないと買えない価格でしたが「気に入ったものに出会えたときは買った方がいいよ」と、夫がボーナス払いで買うことを提案してくれ、我が家に迎えました。公団のリビングで普通に使用していましたが、遊びに来たお友達は「シャンデリアがあるリビング?」って、びっくりしていましたね(笑)まだシャビーシックの流行前ですので、インテリアショップでシャンデリアを見かけることがほとんどなかった頃。道路に面した2階に住んでいたので「窓からシャンデリアが見えたけど、リビング?」と、近所の人によく質問されました。

お店をオープンするときも、お気に入りのシャンデリアをメインにすることは決めていました。でもなにせ狭い店。背の高いお父さんお母さんの頭があたって、シャララ…と鳴ることもしばしばでした。

トイレは船舶用の照明を選びました。

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影が「おひさま」っぽいでしょ!インテリアショップではなく、船舶用の照明器具を作っている会社に直接注文しました。ホンモノの船に使う照明器具なので防水もばっちり。しかもお値段が安くてびっくりでした。玄関の門扉にも1つ取り付けました。

レジカウンターの上にはドイツ、ハバ社の可愛い照明器具を使用しています。

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これはお母さんに人気です。可愛いですよね〜。廃盤なので、購入できないのが残念です。この照明にしたのは途中からで、オープン当初は、アンティークのミルクガラスでした。見えるかな。

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白い三角がそれです。

そして玄関にはヤコブソンの1番小さいライトを選びました。

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スウエーデンの照明デザイナー、ハンス・アウネ・ヤコブソンの作品です。ヤコブソンの照明はお好きな方が結構いらっしゃって、話が盛り上がりました。木を薄くスライスして重ねた照明なので、経年変化も楽しめます。飽きません。

さて、新店舗に取り入れたいと考えていた照明は3つありました。

まず、日本の照明作家・谷俊幸さんのDON2-woodです。

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これは今、我が家のリビングの照明です。桜の突板を重ねた照明は、天井にうつる影が可愛いのです。ほら。

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お花みたいな影!!真下から見た形が、これまた素敵なのでレジカウンターにどうかなと迷っていました。

2つ目は、和紙の照明作家・村松さちえさんの作品です。

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※村松さんのホームページの画像です。

これはもう「出会っちゃった」と思いました。おもちゃ屋にぴったり!でしょ。

3つ目は、中東の雰囲気漂うガラスの照明器具です。色は違いますが、こんな照明です。

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※画像はガラタバザール様HPより

さてさて、どんな新店舗になるでしょうか。お楽しみに…


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