【オリジナル曲について】どんなに優れた曲を作っても、人気がなければゴミとなる

どんなに優れた曲を作ろうが、人目につかなければタダのゴミとなる。

今やDTM主流の世の中、プロやアマチュア、プロくずれがごまんとひしめく世界になりました。

その中で、いい曲なのに人気がないから潰れていく、
または 対していい曲じゃないのに名声だけで人気になり、更に売れていく。

こうした状況が蔓延していると思います。

かくゆう私はどうかと言いますと、

その昔は何千人規模の会場でライブをしたりCDをメジャーで出していましたが、

1人でやってみて蓋を開ければこの再生数だったりします。

どの時代も結局"数字"が全てですので、言ってしまえば私は目に止まらないゴミと同じなのです。


前置きが長くなりましたが、
今回はニコニコにあげたら「Lost Word」についての想いを語りたいと思います。

歌詞の内容についてはとても話したくないので割愛しますが、(実際に聴いて解釈して下さると幸いです)

曲調や、完成までの流れについてですね。

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聴きどころ
.+*:゚+。.☆

90年代V系の王道を感じさせるストレートな曲ですね。
今までこうした曲は自分の中では避けていましたが、
素直な自分の存在、今吐き出したい全ての感情、

頭がぐっちゃぐちゃになりながらギターを弾いたら3時間くらいで出来てしまった曲です。
その後アレンジも含め実働1日。

歌詞も10分くらいで書き上げ、今となっては等身大の自分!
という感じになりましたね。

現代の音楽はどうしてもシンセやピコピコした音楽が目立ちますが、
自分はあえてバンドサウンドを徹底しました。

理由はただ一つ。

この曲調やバンドサウンドで時代を作りたい

ただそれだけなんです。

果たして今世に溢れている音楽は本当に魂があるのでしょうか?
身と心を削り、愛を持って曲を作っているのでしょうか?

何様かと思われるかもしれませんが私はそうは思えません…

だからこそ、私が今ストレートなバンドサウンドで表現出来る限界に挑み、評価を得て、
後続する方々が増えればいいな、と思います。
綺麗事ですが。

もうこの手のサウンドは古く、見向きもされないかもしれない。
それでも好いていてくれる方がいるんだから、やり続ける事に意味はあると思います。

しかし前置きで書いたように、人気がなければゴミとなるんです。


Lost Wordを作った時、
もう自分は限界が来てました。
心の支えを失い、

不安で2週間は全く眠れず、
食欲もなく3日に1度パンを一つ食べるのが限界で、
外に出れば全てが敵に感じ閉塞感を覚え、
家に戻れば言い様のない恐怖に襲われ、
忘れようとベットに行っても恐怖と閉塞感に襲われ、
なら曲を作るしかない、とPCに向かっても謎の恐怖に襲われ、
気付けば立っているだけなのにいきなり涙を流したり、

あ、このままでは死んでしまう、何かに殺されてしまう

そう思って過ごしていました。

そしてある事件が起こり、私の精神が本当によくわからなくなってしまった時、
Lost Wordのサビのメロディがふと浮かびました。

そこからはヘッドホンもクリックもつけず、
ただひたすらに思い浮かんだフレーズを追いかけ、ギターも、ベースも一発録りで、気がつけば一通り完成していました。
(録音したモノをそのまま完成Verにもつかいました

私はLost Wordができた時、"救われた"
と直感で思ったのです。

一心不乱に自分の影を追い、抉り、拾い集め完成した作品。

完成した曲を聴いた時、安心したんです。

私はこの曲に救われた、全ての感情がここに集約された、と。

その時から、不眠も少しは治り、"死"の恐怖から逃れることが出来ました。

Lost Wordは、今までで1番シンプルな構成です。
聴いて欲しい、その想いが強く反映されたのかな、と思います。

冒頭の話に戻りますが
人気が出るとは思っていませんでした。
しかし確実に聴いてくれた方の心には届き、ファンメ等で感想を頂き、

確信しました。

もう自分にはこの方向性でやっていこうと。

自分を抉り、辛くなり、恐怖でまた眠れなくなっても、
こうして曲として落とし込もう。
どんなスタンスであれ命と寿命を引き換えにしても作っていこう。

そうしたら-いつか-

そう心に刻みました。

等身大の凸守フィルの存在、Lost Wordは貴方の心にどう届きましたか?
とても、気になります。

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