「鬼滅の刃」の世界観が好きな人に勧めるちょっと昔のマンガ
超大人気の「鬼滅の刃」、ご覧になられたことはありますか?
「鬼滅の刃」公式ポータルサイト↓
私は、マンガから入ってTVアニメも見て、ネットで情報収集をし始めて、ズブズブにハマりそう…になったので、解説本や劇場版は我慢中です。
そんなライトな(?)「鬼滅の刃」ファンの私が個人的にオススメするマンガはコチラ。
漆原友紀先生の「蟲師」です。
「蟲師」は、蟲師である主人公ギンコが日本のようなそうでないような国の各地を巡りながら、蟲に関わる問題を解決していく話です。
アフタヌーン公式サイト↓
マンガが始まったのが20年以上前ですね。
アニメ化、実写化、ゲーム化もされています。
オススメポイント①
全体の雰囲気がよい。
日本のようなそうでないような、なんともいえない、自然の景色や文化。
着物着てる人、洋服着てる人、しょいこなど、なんだか時代を感じます。
なかなか言語化しにくい、ページ全体の独特な雰囲気が素敵なのです。(語彙…)
大正ロマンな作品はたくさんあると思いますが、この雰囲気と、後述する人とは相容れないモノと対峙する構造の部分が「鬼滅の刃」と似てる部分だと個人的に思います。
いかがでしょうか?
オススメポイント②
キャラがよい。
例えば、主人公ギンコ。
作中、蟲は人に受け入れられることのない何らかの命あるモノ、です。
蟲に肩入れしながら、蟲が起こす「問題」をどうにかしちゃう、ちょっとシニカルなギンコ。かっこよいです。
他にもいいキャラがたくさん出てくるのですが、もうひとりだけ挙げるならば、私は狩房淡幽を推します。なんなら、ギンコより淡幽さんを押しちゃいます。
蟲に侵されながらも、自らの役割をまっとうする姿にシビレます。
オススメポイント③
蟲と人との共生。
前述した通り、作中では蟲は人とは相容れないモノとして描かれています。
しかし、主人公ギンコは蟲と人との共生、という考えをどこかしら持っているフシがあります。
手元に本がないので、続きを見落としているのかすらわかりませんが、作中では共生するという結果までは出なかったと思います。
しかし、共生できるんじゃないかな?という希望を読者に持たせるような読後感がありました。
読んでいた当時ティーン(笑)だった私は、そのへんの虫や自然に対して優しい気持ちになれた気がします。
当然のことですが、「蟲師」と「鬼滅の刃」は違う作品なので、異なる部分があります(むしろ違う部分が多い)。
「鬼滅の刃」のようなダイナミックなバトルや特徴的な呼吸などはなく、より大人っぽく渋いかんじで、結果をぼかすことで余韻を持たせている話がはっきりしないと感じる人もいるかもしれません。話もほぼ一話完結で淡々と進んでいきます。
なので、この作品は次のような方に特にオススメしたいです。
少し大人な渋い男が主人公の作品を読みたい方
近代日本のような世界が舞台で、ノスタルジックな雰囲気が好きな方
自然が好きな方
私の解釈違いや、違った感想もあると思いますが、気になった方はぜひ作品を読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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