でこひかる

じゃ県を愛する欲張り星人。 多すぎる夢を語っては忘れ、また生み出している。

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    どうでもよすぎる日常をゆるすぎるタッチで。

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誇れるもの

「俺、これっていう誇れるものがこれまでなかったからさ、」 今日ビジコンで最優秀賞と賞金の10万円を獲得した代表が、ふと真面目な顔でそんなことを言い出しました。 ビジコン(というか、最近お世話になっていた大学発ベンチャーの助成金制度の成果報告です。)で最優秀賞ということは、この人のプレゼンテーションはその会場にいた10組の中でナンバーワンだった、ということです。 「俺、これっていう誇れるものがこれまでなかったからさ、すごくうれしい。こういうの。」 さっきまで嬉々として賞

    • そんでそんで。

      note、お久しぶりです。 しばらく文章から離れていましたが、これを読んでくれる友達は元気でしょうか。 出会いと別れの春が来て、広島を出る友達もちらほら。 卒業式のタイミングで久しぶりに会う人たちの顔を見て言葉を交わして、「なんか頑張ってるのをインスタとかで見てるよ~」なんて言われたりして、あぁ、やっぱり誰かとつながっていることをやめてはいけないなぁと感じました。 だから、相手が望むかどうかは置いといて、「あ、私の方は元気に楽しくやってます!」とか「最近悩んでるけど何とか生

      • ひとを選ぶかどうか

        「人ってどう選んでる?」 と、あるひとから質問を受けました。 自分が持てる限られた時間でどんな相手と過ごすのか—— その選択が出来なくて困っているんだとか。 『なんで私が選り好んで人付き合いしている前提なのよ。』 ちょっとムッとしました。 「私、選ばないですよ、選べないし!」 「え、そうなの?」 「そりゃそうですよ。 『なんであの子とつるむの?』とか聞かれると腹が立ってくる。 「私と友達でいてくれるし自分も好きだからに決まってるじゃん!!」ってなる! 私が選んで人付き

        • 彼女の知るいのちの話

          夕暮れの広い空の下でぬかるむ牧場の草地を爆走する。 生まれた時からこの土地に住むその子は、 元気いっぱいにわたしのところまで走って来ました。 わたしを指さして、 「名前は?」 「ひかる」 「しかる?」 「うん、ひかるだよ」 「しかる、ね」 はひふへほが苦手らしく、 わたしをしかると呼びました。 縄を持って彼女の引く電車に乗って、 一緒に草地を走って転げまわりました。 わたしがへとへとになっても 彼女はまだまだ元気!! そこで 「ねえねえ、最近、お馬さんがきたんでし

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          曖昧

          「そういう時は、 白黒つけないのが正解なんよ」 高校時代から良く知る友人が男同士3人でシェアハウスをしています。 「価値観が全然違う部分ってあるじゃん。 例えば、一人がトイレの除菌シートを『どうせいつか買うから』 って一気にたくさん買ってくるでしょ? でももう一人が、『え、そんな量一気に買ってくる必要なくない?』 ってなるわけ。 でもどっちも間違ってないし、分かるからさ、 そういう時、俺は「まあまあまあ、」って ごまかしてる。(笑)」 彼は 好き嫌い やるやらない 良い

          空の話

          空が広いおうちに住んでいる。 詳しく言うと、空が広く見える田舎の、 大きな窓のおうちに住んでいる。 晴れの日は飛んでいるトンビの声を聴きながら 縁側で日向ぼっこをするのがいい。 曇りや雨の日は低く飛ぶ燕が家に入らないか気にしながら すこしだけ窓を開けて畳の上に横になっているのがいい。 夏は花火をするといい。 街中の公園では禁止されている火遊びも、 ここならだれの迷惑にもならない。 広い空に楽しい声が響く。 冬は厚着して焚いた火の傍でお酒を飲むといい。 ただただ立って

          野良猫の仕業

          ある時家に帰ると、 床中に鰹節が散らかっていた。 「どしたんよこれ!!」 よく見ると、鰹節の袋は表面にいくつも細い線ができていて、 そこから中身が飛び出ていた。 どうしてこうなった? なんて考えているわたしの横で、 同居人が犯人を捜し始めた。 「猫、いますかー?」 後ろをついて奥の部屋に行く。 自宅の中で自分たち以外の存在を捜し歩くなんて、 変なことよね。わくわくした。 結局、犯人は見つからなかった。 その代わり、全開になっている脱衣所の窓を見つけた。 「ごめん

          野良猫の仕業

          豚汁十色

          豊栄の朝晩は良く冷えます。 『あ、豚汁が食べたくなってきた』 と思ったら夏の終わりの合図です。 豚汁は個性が出ますね。 『豚汁』の読み方だって、 ひとつじゃない。 わたしの『とんじる』は、 よく白菜が入ります。 葉物とか大根とかが煮てくたくたになって 一緒に入れたお団子にくっつくのが好きです。 ささがきが苦手だから牛蒡はあんまり入れません。 お肉は安いコマ切れをパックからそのまま入れるので たまにでかいやつがいます。 さつまいもが入っている日はハッピーデイです。 一方で

          お茶の時間

          さなえさんは、わたしが住んでいる地域のデザイナーさん。 トイプードルみたいなふわふわの赤茶の髪をして、 よく原色の服を着ている。 ちゃきちゃきと動き、いつも楽しそうなことを企んでいるから、きっとすごい人なんだけど、 わたしはなぜか、歳の離れたおともだちのように感じる。 さなえさんの古民家は、 アンティーク調のシャンデリアがあって、 さなえさんのアトリエには、 素敵なハードカバーの本がずらりと並ぶ棚がある。 わたしが行くとお茶とお菓子を出して、お話をしてくれる。 「ね

          お茶の時間

          劣等感を超えて行け

          かわいくなりたい女の子は、こんな時間にキーボードをたたくものじゃありません。 けれど、今夜はこころのなかでプチ革命が起こっていて、これはどうしても捕まえておきたいので、今からたたき出します。 最近は落ち着いた大人のふりをすることも多くて、気持ちが湧き立って眠れないことや、心の内を一気に吐き出すようなnoteを書くことも減りました。 「これはこうするんだよ」と教えてくれる人もだんだん少なくなってきているので、『ああ、だからこれはこうなるのか!!』、『私のこの気持ちの正体はこ

          劣等感を超えて行け

          トイレットペーパー

          暮らしは発見の連続ですね。

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          意外がられたこと

          隠すものはもう何もないでしょう。

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          さとうあゆみと声調

          よく知る人にはは声が聞こえてくるのでは。

          さとうあゆみと声調

          柚子風呂

          柚子エキスしみしみのいい湯でした。

          2021大急ぎ振り返り!

          今年も残すところ3時間! 酔っぱらって真面目に考えられないかもしれないけど、この一年を大急ぎで振り返ります。 とても長く、短く、濃い濃い一年でした。 それでは。  1月 新年早々大当たり。車が追突されて玉突き事故の真ん中に。愛車が廃車になりました。 無傷だったことが救いです。車のグレードは落ちましたが、元気に、生まれ変わった気持ちで頑張ろうと思った一月でした。この月は世界一周コンテストDreamに参加したり、mahoLabo.の引継ぎに向けてメンバーと一人ずつ話をしたり

          2021大急ぎ振り返り!

          +2

          なくし物