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ワカモノコンプレックス?!なわたし

ある程度は克服したつもりではいますが、わたしはワカモノにコンプレックスを感じています。ワカモノの定義って何だ?という感じですが、とにかく自分より「年齢が若い」方に対して勝手にコンプレックス・・・嫉妬しています。もう40代後半なのに(苦笑)。詳細の年齢は、過去わたしに起きた適応障害の話を読んでいただければ、わかりますので、お時間ある際にでもぜひ読んでやってください。

どのようにコンプレックスを感じるかと言いますと・・・たとえば昨年、わたしはサラリーマンをしながら、ずっと続けていたピラティスを教える側になりたいとインストラクター資格をとりました。5日間ほぼぶっ続けで、1日6時間学ぶ(体や骨や筋肉のこと、実際に教えるためのメソッドなどなど)わけですが、同期5人中3人は20-30代のワカモノでした。そんなときに感じるわけですよ・・・「あ~、若いから体もしなやかだし、覚えも早いし、インストラクターとしてやっていくのもすぐうまくいきそう」とか。たとえば一風変わった社会人大学に行くと、同期の半分以上、いや8割近くが年下で、若いのに起業をしていたり、フリーランスでしなやかに、そして強く歩みを進めている。

「自分にはとうていできそうもないわ・・・」。いいなぁ、若いって。

羨ましがっても無意味なことに溜息ついているわけです。わかっています。羨ましがっても若返ることがないなんてね。

いつからだろう?たぶん30前後?29歳でやっぱり海外行くわ!ってケニア・オーストラリアで1年ずつ過ごしていると、気が付いたらどこにいっても自分が一番年上になってた。一緒にボランティアしていたドイツ人の元気な女子2人も、仲良くなったケニア人の友だちも、しっかり現地の人となじんで、活動している日本人の彼女たちも休学中の大学生だった!!帰国して今月末で退職するIT企業に入ったら、キラキラした自分より若い20代がたくさんいた。

そうだった・・・20代前半のころ、母と妹と初めて訪れた台湾夜市で占ってもらったとき言われたんだ。

わたしはすべてにおいて大器晩成なのだ。

と自分を慰めて生きてきました(笑)。今でも信じてるけどね、ワハハ。

ここ数年、人と自分を比べて縮こまって生きていくよりも、「普通ってなによ?」と開き直って人生を楽しんだもの勝ちだ(まだ比べてますね、勝敗じゃないのに・・・笑)と、いろんなものやコトを手放すことができるようになって、ワカモノコンプレックスもだいぶなくなったけれど、そもそもなぜそんなコンプレックスを持っているんだろう?って最近考えてみたんです。

たぶんね・・・無意識だけど

わたし「若い」を武器にしていた。

学生の時のアルバイトも社会人になってからも、わたしはいつも自分が「一番若い」というポジションにいることが多くて、居心地よかったんですよね。「若いから」という理由で許してもらっていたことたくさんあったんだと思います。もしかしたら、嫌な思いをした人もいたんじゃないかな。私が図らずとも「若い」を武器にしていた言動で。あたりまえだけど、一生持てる武器じゃないから、どこかで急に丸腰になって不安や嫉妬で苦しむことになる。どうせなら自分は一生変わらない「性別」を武器にしたほうが、ずっといいと思う。「女を武器に戦う」って私が今まで一番嫌悪を感じていたことだけど。

と、まぁ一方的にワカモノにコンプレックスを感じて生きてきたわけですが、自分自身がそうだったように、わたしにジェラシーされている当のワカモノたちは、わたしの年齢なんて気にも留めていないわけです。実際の年齢を告げたとしても「へぇ」くらいの反応だし、実際ほんとにそんな感じみたいです。ま、ちょっとした自意識過剰なんですよね、ハッキリ言って。

結局、わたしがいろんなことを教えてもらいたいなと思ったり、スゴイなと思う人にはもちろん年上も年下もいるわけで、自分が何かを教えたり、導いたり、サポートできることも少しはあったり、なかったり(笑)。

「年齢は単なる数字」と誕生日を迎えるたびに、友人と言い合いながら、いつか台湾の占い師のおばちゃんにカタコトの日本語で言われた「大器晩成」をすべく、自分の道を進む所存でございます。

noteというSNSの特色なのか、なぜだかお若い方が私の駄文を読んでくださっているようで、嬉しく思ってしまうのは、まだまだ年齢にこだわっている自分がいるということですね(笑)。最後までお読みいただき、ありがとうございます。よかったらまたこちらで会いましょう。


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