いつまでも若造でいたい

もし、会社勤めを長くしていたら、年齢的に恐らく指導の立場についていたんだろうなと思うことがある。

それは自分の実績からというよりは、年功序列で。

でもフリーランスな私は、その立場は今のところ就く予定はなし。そういう立場や権利があったらなと思うことが年に1、2度ぐらいあるんだけども、それはふわっと浮かんですっと消えてしまう。

指導的立場になりたい(いたい)時もある。権力という言葉では重々しいが、「力」があればと思うときは、ままあったりする。

先日TVで警察の序列を見た。三角の図があって下からずんずんあがっていくと、頂点は警視総監(長官)。分かりやすいなーと思った。

でも、もし私が警察に勤めたとして、この流れに私がのっていくのは難しいと感じる。それはさんざん公的団体とのやりとりをした頃に、うんざりすることばかりが続いたからもある。

「下の役職がOKしたことが、トップでひっくり返った」ことは、日常茶飯事。最初は腹が立っていたけど、あまりに毎度なので、もう下のOKは意味なしなんだと悟るしかなかった。それが現場のみんながいくらいいだと思ったものでも。

形の整った組織というのが、私にはしっくりこないのかもしれない。外に働きに出たいと思う気持ちはあるが、そこがもしかしたらひっかかっているのかもしれない。

40歳を過ぎて、ぽつぽつ人生の折り返しを感じる出来事も多い。

私はこれからどうしたいのかな?と毎日自問自答(時にままならない状況にがっくし)の日々がつづく。

そこで浮かんだフレーズのひとつが「いつまでも若造でいたい」だった。

テンション高く、ワイのワイのしているという若造ではなく、仕事に対して、生活に対して、いつも新鮮な気持ちで取り組みたいという意味だ。

緊張感も伴う、手練れで原稿を書かず、同じものを書くにしても角度を変えてみたり、今あるものを加えたりと工夫を忘れないようにしていきたいと、思う。

さて、今日も若造気分で過ごすとするか。

#フリーランス #ライター #40代


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