お風呂を真っ暗にして入っている。

最近湯船につかるようになった。

在宅勤務でブレブレになった自律神経を正すためというのが一番の目的だ。


理由は忘れたが、風呂を真っ暗にして入り始めた。
私の家の風呂には窓がない。
だから、風呂や周りの部屋の電気を消すと、真っ暗にすることが出来る。
30分に設定したキッチンタイマー脱衣所に置き、一切の電気を消す。
それが入浴スタートの合図だ。


真っ暗はすごい。ほんっとうに何も見えない。
漫画や映画で真っ暗なところにずっといると目が慣れてきて物が見れるようになるという話を聞くが、30分その場にいてもなれることは一切ない。
部屋にいながら異世界を感じることが出来る。
一日の大半を過ごす部屋の中にこんな異様な空間があるのは驚きだ。
俺が仕事をしているときも、風呂は真っ暗なのだ。
寝ているときも、買い物をしているときも、料理を作っているときだって、風呂は真っ暗だ。
風呂はただ押し黙りながら誰かが来るのを待っている。そう考えると凄みを感じる。


そして、真っ暗は良い。
気が散るものがない。
ただひたすらどうでもいいことを考えていると時間が過ぎていく。
気が付くとタイマーの音がする。
そんな時間が結構心地よい。

これを毎日続けたとしてガス代・水道代がいくらになるかは恐怖でしかない。
だけど、しばらくは続けていきたいな。自律神経も整うし。

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