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7月から9月の記録

休職して、3か月が経とうとしている。自分を客観的にみて、とても回復しているのがわかる。この3か月の変化を雑に書き出してみる。

7月
・目が覚めて気持ち悪さ、体と心の重さを毎日感じる。
 ずっとこのままなのかと憂鬱さと不安を感じる。
・活動的な気持ちは皆無。仕事や現状・未来のことを考えようとすると、
 嫌な気持ちになるため思考を停止させて「今考えてもしかたない。
 考えないでいよう」と意識。
・スーパーやコンビニに行くのも気合が必要で外に出ない日が多い。
・夫以外のだれからの連絡も憂鬱。
・仕事のメールは見えないように設定。
・飲食店など、外出先での店員さんとの関わりを避けたくなる。
・朝、起きたくない日が多すぎて、「あらまだ寝たいのね」と二度寝をする
 など意識的に自分を甘やかし規則正しい生活を諦めるようにした。
・食べるけど、食べたい!美味しそう!がない。

8月
・YouTubeやInstagramで時間を溶かす。
・7月の回復のしなさに、「それだけ疲れていた」という認識をして
 自分に思いきり休めと言い聞かせ、納得してだらけるを繰り返す。
・体調の悪さや自分の状況を認識し、よくやってたなという感情を持つ。
・仕事なんて全く好きじゃなかったんだ。仕事好きだったとか嘘だと思う。
・社会と接したくないと感じる。
・人付き合いがないことの快適さに震える。
・8月半ばから、ゆるいストレッチや筋トレをしたりしなかったりする。
・食事を作りが楽しい日が増える。
・これ食べたいが出てくる。
・休職前のことがフラッシュバックする瞬間があり、
 そのたび思考を止め元気になったら考えようぜと自分に声をかける。
・ベースの感情は無に近い感じ。晴れやかな日がないなと思う。
・日記を書くようになる。

9月
・1人でいても、明るい気持ちでいることが増える。
・意識的に歩く時間を増やすことができるようになる。
・無意識に復職ルートを考えることがある。
・いつ復職するかなどはまだ考えがまとまらなく、もう半年ぐらい
 休みたいなという結論が出そう。
・友人に会いたいという気持ちが出て、自分から連絡し会う。
・とても元気がある日が出てきた。
・幸せ、楽しいと感じる時間が出てきて増える。

6月末からしたら別人だ。ただ今も自分がどのように働いていきたいのか、どうしたら自分らしくいられるのかなど、そもそも働きたいのかなどの結論は出ていないし、出るまでにはもう少しかかりそう。
すぐに結論や答えが欲しくなるけど、先日「まだお休みされて3か月ですよね」って他人から言われて気付いた。そうだそうだ、まだ3か月だった。心のバランスを乱すまでにかけた歳月の何分の一なの?と考えたらとても短い時間。

7月は思考を止めてひたすら休むことに集中していた。考えない考えないを念じる。そのあとは思考が酷くローになるタイミングで以下の声掛けを自分にしていた。若かったらこれができなかっただろうなと思う。
・休職が避けられないほど、無理して頑張ったのだから休んでいい。
・休職時の自分は、通常モードではなかったのだから、
 苦しくて間違って当たり前。
・傷つけてしまった部下や、後悔について今振り返っても無駄。
 傷つけた現実は変わらないし戻らないのだから、回復してからきちんと
 振り返り次に活かすか、忘れるしかない。あの子たちも私を踏み台にして
 頑張っていってくれると信じるしかない。
 とにかく苦しんでいる今、考えて余計苦しむのは無駄。生産性もない。
 誰もやれって言ってない。
・考えたくないことは、考えたくなってから考えよう。

3か月目にして、この数年、自分の気持ちにふたをしながら走ってきたんだなということがわかってきた。うまくいっているときは、気付かなかったけれど、自分を理解することがどんどんおろそかになっていた気がする。30代は楽しかった気がするけど、激動で、近い目標をたてては走っていた。
遠い未来の目標はどこなのか、自分でわかっていなかった。

あてなく走り続けても、きれいな景色を見ながら走り続けたとしても、ゴールできる人もいるだろうけど、私は明確なゴール設定したほうがうまく進めるタイプ。ゴール設定がないと、寄り道で傷を負ったり、谷に落ちたりする。ゴール設定があれば、寄り道はきちんと寄り道になり、力になる。

結婚出産が絡んでくるとゴール設定が難しい。自分1人の努力ではどうにもできない範疇だからだ。でも難しいとか言ってないで、きちんと設定すべきだったし、フェーズが変わることに今どこにいる?来年どこにいく?って自分と対話すべきだったなと思う。

でもまあ、今は今なのだ。
今この状況で得られることもたくさんあるのだから、やはり今後それを活かすだけ。と、思える自分が戻ってきたので休職してよかったなと思う。

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